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軽井沢夫人
2008年7月7日

高田美和という女優は、とっても懐かしい。
なぜかというと、僕が小学生の頃、彼女のお父さん(高田浩吉)が出ていたチャンバラ映画を行田の映画館でよく観たものでした。
昔は現在の秩父線の行田市駅(高崎線の行田駅ができたので行田市駅に名前が変更された)が“行田駅”だった当時、駅前に“中央映画館”という映画館があったのです。
現在は駅前広場が拡張されて、その広場の一部になって影も形もなくなってしまいました。

その映画館で近所の友達(菊ちゃんをいじめた幸雄君たち)とよくチャンバラ映画を観たものです。
月形龍之介、堺駿二、片岡千恵蔵、中村錦之助、木暮三千代、東千代之介、志村喬、美空ひばり、左ト全、丘さとみ、進藤英太郎、大友柳太朗、市川右太衛門、山形勲、高田浩吉、。。。
こういう役者さんが出ていました。

高田美和は高田浩吉の娘なので、僕よりは年下かと思ったら、先に生まれているのですよう。
ちょっと意外でした。1947年(昭和22年)生まれです。
美和さんは日本大学鶴ヶ丘高等学校の1年生だった1962年に大映に入社したのです。
時代劇で可憐な娘役として活躍していたらしいのだけれど、僕は中学生の頃からチャンバラ映画は見なくなっていたので、時代劇で美和さんを見た記憶がないのです。

現代モノでは、「高校三年生」「青いくちづけ」「十七才は一度だけ」「わが愛を星に祈りて」「限りある日を愛に生きて」などの映画に清楚な現代娘の役で出た、と言うのだけれど、やっぱり僕の記憶にない。
でも、ネットで調べてみたら「わが愛を星に祈りて」のYouTubeの動画が見つかりました。

■ 『「わが愛を星に祈りて 1965(昭和40)年」(YouTube)』

18才当時の可憐な美和さんの映像を見ることができます。
17年後に日活ロマンポルノにヌード出演するなんて、この時の美和さんには思いもつかなかった事でしょうね。

この「わが愛を星に祈りて」の歌ができた前の年、1964年、には吉永小百合さんと浜田光男さんのコンビの『愛と死をみつめて』が大ヒットして、青春モノ、純愛モノの爆発的ブームを呼び起こしたんですよね。
美和さんが出た映画「わが愛を星に祈りて(1966年)」も、このブームに乗って作られたようなものでした。
だから、あらすじが良く似ていますよう。

■ 映画『わが愛を星に祈りて(1966年)』 あらすじ

1968年の大映退社後は、美和さんはテレビと舞台に仕事の場を移しました。
今思い出すと、テレビで見た記憶だけが鮮明に残っています。
お父さんと一緒にコマーシャルにも出ていました。
「一の糸」「女系家族」「おんなみち」などのドラマに出演したのです。
僕は「一の糸」で美和さんを見た覚えがあります。
清楚で可愛らしい感じの女優でしたよね。

ここでちょっと寄り道をします。
松本清張さんが1958年に発表した推理小説『点と線』と『眼の壁』の2長編はベストセラーとなって、「清張ブーム」を巻き起こします。
どうして推理小説のことなど、とあなたはいぶかしく思うかもしれませんが、実は美和さんが初めて日活ロマンポルノに主演する事になる『軽井沢夫人』の原作は嵯峨島昭(さがしまあきら)の同名の推理小説を映像化したロマンポルノなのです。
この嵯峨島昭という一般の人にはあまり知られていない作家名は、実は、あの有名なポルノ作家・宇能鴻一郎の別名です。
そう言う訳で、清張さんと推理小説についてちょっとばかり書いてみます。

この「清張ブーム」によって推理小説が大衆に読まれるようになったのです。
推理小説が庶民の間でも親しまれるようになったというのは清張さんの功績だと思います。
また、清張さんは『昭和史発掘』『日本の黒い霧』などのノンフィクションで現実世界にも目を向け、多芸多才な作家活動をおこないました。

『小説帝銀事件』であつかった現実世界は、『日本の黒い霧』にまとめられ、「黒い霧」は流行語になったほどです。
『わるいやつら』、『砂の器』、『けものみち』、『天保図録』を発表後、1964年から「昭和史発掘」の連載を「週刊文春」に開始しました。
『古代史疑』で古代史にも目を向けたのです。
まさに多彩と言う印象を受けますよね。
1970年、『昭和史発掘』などの創作活動で第18回菊池寛賞を受賞しました。

清張さんは「自分は作家としてのスタートが遅かったので、残された時間の全てを作家活動に注ぎたい」と語り、広汎なテーマについて質の高い作品を多作したのです。
このように多作の作家のなかでコンスタントに質の高い作品を出し続けた例は極めて稀で、このため複数の助手作家を使った工房形式で作品を作っているのではないか、と平林たい子・女史は韓国の雑誌『思想界』で指摘したほどです。
これに対し清張さんは、『日本読者新聞』において反論しています。

僕自身は推理小説よりも清張さんのノンフィクションを好んで読みました。
推理小説は、考えすぎて書いているところが不自然で僕はあまり好かないのです。

宇能鴻一郎さんは大学院在学中の1961年(昭和36年)、『鯨神』で第46回芥川賞を受賞しました。
嵯峨島昭のペンネームは推理小説を書くために使ったものです。筆名の由来は、当初、覆面作家として登場したため「探しましょう」にシャレたものです。
芥川賞受賞後、しばらくは性的純文学を書いていたのですが、次第に独特の官能小説を量産するようになります。
ところで、嵯峨島昭の推理小説『軽井沢夫人』ですが、『点と線』と比較すると、あまりにも単調で浅い感じがしてしまうのですよね。
なぜ?

推理小説のタイトルのネーミングを見ても分かるように安直に名前をつけているのですよね。
作品を量産する時には、いちいちユニークな名前をつけるのが面倒になる。
そう言う訳で似たようなタイトルになってしまう。
ちなみに、清張さんは作品に名前をつける時、ずいぶんと考えた末に決めると言うことを僕はどこかで読んだことがあります。

嵯峨島さんの『軽井沢夫人』に至る推理小説のタイトルは
『札幌夫人』
『湘南夫人』
『軽井沢夫人』
この辺の名前のつけ方にも安直さが伺えます。
当然の事ですが、話の筋も同じようなのでは。。。?と読者の方も安直に無視してしまう。

日活ロマンポルノとは、1971-1988年に日活で制作された成人映画のことです。
日活は1950年代後半から多くのヒット映画を制作し、日本映画の黄金時代を支えたのです。
しかし、1960年代後半から次第に映画の観客数減少などで経営難に陥り、映画制作が困難になってゆきました。
それで採算面から低予算で利益が上がる成人映画を主体に変え、「日活ロマンポルノ」路線を推し進めたのです。

1971年11月にスタートし、『団地妻 昼下りの情事』(白川和子主演)と、『色暦大奥秘話』が第1作です。
その後、田中真理、宮下順子、谷ナオミ、東てる美、泉じゅん、岡本麗、美保純、高倉美貴ら多くのスターが生れました。
後にロマンポルノ出身の宮下順子らがテレビでも活躍するようになり、芸能界へのステップと考える女優も多くなったのです。

僕は宮下順子さんのファンでした。
なぜ?
もちろん、僕は他の女優さんが出ているポルノも見たのですよ。
でも、演技力と言うか?悩殺力と言うか?刺激度と言うか?
順子さんの演技を見るのが最もゾクゾクするのですよね。
ボインで肉体美を見せる女優さんではないのですよう。
むしろ平凡な表情で、体も特に素晴しいと言うほどでもない。

でも、裸になって、順子さんが事に及ぼうとすると、僕は吸い込まれるように魅せられたものです。
やっぱり、演技力抜群!と言うのが最も的確な表現のような気がします。
当時はポルノ映画は、もっぱら映画館で見たものです。

小学生の頃はチャンバラ映画でした。
中学、高校の時にはあまり映画を見なかった。
唯一の例外が、高校生の時熊谷の“文映”で観た『ジェームズボンド・ゴールドフィンガー』でした。

大学生の頃と社会人になってからは、もっぱら日活ロマンポルノでした。
唯一の例外は仲代達也さんが主演した『人間の条件』でした。
仙台の1番町にある松竹の映画館で、1部から6部まで、丸1日かかってみたものです。
上映時間がトータルで8時間半だったと思います。
丸1日、映画を見て過ごしたのです。
前にも後にも、8時間以上映画を見続けたことってこの時一度だけです。

前から2列目か3列目の席で、椅子に寝そべるようにして引き込まれるようにして観たのでした。
とにかく、実に感動的な映画で、本当に吸い込まれるようにして観たものです。
見たあと、3日間尻が痛かったことを今でもはっきりと覚えていますよう。うしししし。。。

順子さんの映画に話を戻しますが、タイトルは一つとして覚えていません。
ネットで調べたら、『団地妻』シーリーズだったようです。
確かに、『団地妻 ○○○○』と言うよなタイトルが多かったと思います。
順子さんの出演した映画のあらすじを読んで鮮明に覚えているのは唯一つ。

『人妻 残り火』 です。

その“あらすじ”は次のようなものでした。
宮下順子が扮する典子は恋人の宮坂と別れ、地位と財産のある三東商事社長・松林英和と結婚した。
しかし、英和は下半身不随のために、典子は体のいらだちを覚えていた。
そんな頃、典子は宮坂と再会した。宮坂も結婚をしていたが二人は急速に昔のように互いを求めあった。
そんな二人の関係を知った松林家の女中美代子と美代子の情夫町田が二人を恐喝し、五百万円要求した。
宮坂は破滅を恐れ、典子と別れようと決心するが、そのドライブの最中、ひき逃げをしてしまった。
やがて、町田の要求額は二倍の一千万円になったために宮坂は、ひき逃げを町田が知っていると感ちがいし、自分を破滅から救うためには町田を殺すしかない、と決心した。
その頃、典子は、自分の情事を全て知りつくしていながら、彼女を自由にさせていた松林の嗜虐趣味に耐えられなくなり、家を飛びだした。
そして、宮坂といっしょになるために邪魔な町田殺しを思いついていた。
二人の計画は、やがて自らを破滅へと追いやっていった。

どうしてこの映画を印象的に覚えていたのか?
それは、典子の夫になる三東商事社長が半身不随だったからです。
確か、メガネをかけた50才代の男だったと思うのですよう。
映画の中では、車椅子に座って和服を着ていることが多かったような気がします。

順子さんが出演した他の映画は、大体あらすじが似たり寄ったりなのですよね。
半身不随者が順子さんの相手役になったのは、この映画の他に僕は見たことがなかったのです。
それで、この映画だけは、あらすじを読んですぐに観たことが記憶によみがえってきたものです。
“嗜虐趣味に耐えられなくなり”と書いてあるけれど、僕には、そう言うシーンを思い出すことができないのですよう。
唯一つだけ印象に残っているシーンは、シャワーがガラス張りになっていて、
妻の典子がシャワーを浴びるのを車椅子に座りながら、生唾を飲み込むようにして見惚れている夫の姿です。
この時の夫の目から見た順子さんがシャワーを浴びるシーンがなんとも悩殺的なイメージとして僕の記憶に残っているのです。

男と女が絡み合っているシーンよりも、僕はむしろ女性単独のヌードの方に強く惹かれるようなところがあったのです。

これは僕の極めて個人的な感想ですが、
宮下順子さんには他のポルノ女優には見られない優れた演技力が備わっていたようです。
それを感じたのは、日本に帰省した時に見たNHKのドラマでした。
北大路欣也さんの相手役、と言うか妻の役に宮下順子さんが出ていたのですよう。
やっぱり、プロの芸能関係者の中にも僕と同様に順子さんの演技に魅せられた人が居たのだと思ったものです。
それで、NHKのドラマで北大路欣也さんの相手役に抜擢された。
僕は長い間、そう思っていたのです。

でも、この記事を書くので調べてみたら、NHKで北大路欣也さんと宮下順子さんが共演したドラマなんて無いのですよね。
しかし、僕は確かにNHKのチャンネルで見たのですよう。映画館で見たわけではない。
だから、NHK制作の特別ドラマだと思い込んでいたわけです。
タイトルはすっかり忘れていました。

それで“北大路欣也 宮下順子”と入れてGOOGLEで検索して引っかかったドラマと映画のあらすじを片っ端から読んでいったのです。
僕はドラマのあらすじは、ほぼ忘れかけていたのですが、
そのドラマに出てきたシーンはよく覚えている。
新宮と言う知名も覚えていたし、漁港のシーンも良く覚えていました。
三木のり平さんと太地喜和子さんが出ていたのも覚えていた。
“山の神”に関わる物語である事も良く覚えている。

鮮明に覚えているシーンは、鏡のように静かな水面の入り江と山の神を祭る神社と主人公が小船に乗ってゆく神秘的な海の映像です。
その神秘的なイメージのために、このドラマの事を覚えていたほどです。
とにかく変わったドラマでした。
あらすじをほとんど忘れていたほどだから、ドラマとしての感動は無かったけれど、映像の神秘的なところに惹かれて、このドラマの事を覚えていたのです。

順子さんの演技には役どころとして、とりわけ見るべきものはなかったのです。
ただワンシーンだけ印象に残っているのは、
夫である北大路欣也が出かけるのを玄関から見送る時に見せた心配そうな表情です。
ドラマの悲劇的なシーンを予測させるに充分な演技力が滲み出ていましたね。
だから、今でも僕は、その時の心配そうな順子さんの表情を鮮明に思い出すことができるほどです。

これだけの事を材料に、あらすじを読んでいったら、
NHKで制作したドラマではなく、
『火まつり』という映画だったのです。
監督は柳町光男。製作は西武セゾングループとプロダクション群狼。
三重県熊野市二木島を舞台にした実際にあった事件をモデルに1985年に作られた映画と書いてありました。

順子さんは脇役で、北大路欣也さんと共演したのは太地喜和子さんだったというのも解説を読んで知ったのです。
太地喜和子さんといえば、寅さんの映画にも出て見覚えのある人でしたが、
僕は、はっきり言うと、順子さんの10分の一程度ぐらいの印象しか持っていなかったのです。
それだけ、日活ロマンポルノで順子さんを見過ぎたようです。うしししし。。。

ついでに喜和子さんのことも調べてみたのですが、すごい女優だと思いましたね。
なぜ?
次のエピソードを読んだのですよう。
『火まつり』の打ち上げの宴会で彼女は腰がすっぽん鍋にあたり、尻から腿にかけて熱湯をあびたのだそうです。
でも、自分の失態で酒席の楽しさを覚ますことを避け、かなり時間がたってから手当てを受けた。
そのため、無惨な痕を残すヤケドをしてしまったというのです。
酒を浴びるように飲んでもつぶれず、周囲への気遣いを忘れなかった、と言うのですよう。
監督の指示に絶対従う女優に徹していたのでしょうか?
僕には真似のできない芸当ですね。
僕がその場でやけどしたら、人の事など考えずに大騒ぎをしてすぐに手当てを始めるか、医者に駆けつけますよう。

喜和子さんの肝臓は日本人では珍しくアルコールの分解に優れていたらしい。
その代わり緑内障になった。医師の診断だと50歳には失明するとか。。。
ある占い師によると、52歳で死ぬと言っていたそうです。
しかし、自分の眼が緑内障であること、失明することが時間の問題であることを誰にもつげることはなかった。

文学座の大女優・杉村春子の後継者としての期待が高まり、実力派として君臨したそうですが、1992年10月13日、『唐人お吉』公演中に海に車が転落する事故により48歳でこの世を去ったのです。
同乗者は泳いで九死に一生を得たものの、喜和子さん泳げなかった上、乗車前に深酒をしていたことがたたったといわれています。
伝説の女優と言われているのも分かるような気がします。

だいぶ脇道にそれましたが、『火まつり』が製作される3年前、1982(昭和57)年、高田美和さんは、久しぶりの映画となったにっかつロマン・ポルノ大作「軽井沢夫人」に主演したのです。
僕はすでに1982年以前に海外を放浪していたので日本の映画もテレビも見ていないのですよう。
美和さんは当時35才です。

僕にとって高田美和と言うイメージは清楚で可憐と言う感じでしたから、日活ロマンポルノに出てヌードを披露したと聞いてビックリしましたね。
大胆なベッドシーンに挑戦し、妖艶で成熟した大人の女の色香を存分にふり撒き「清純派からの破格の大変身」と大きな話題を呼んだのです。
すでに歌舞伎俳優の片岡秀太郎(2代目)と結婚していました。
やがて離婚する事になるのですが、「軽井沢夫人」に出ていた頃は離婚する前でした。

この時のエピソードがあります。
この映画の中で美和さんは大胆な濡れ場を見せたのですが、
当時の夫だった関西歌舞伎の片岡秀太郎が現場について来て、「美和はこうすると興奮するんだ」とか、いろいろと口を出したそうです。
ポルノ映画の鬼才と言われた小沼監督も困り果てたという逸話が残されています。

この映画は嵯峨島昭の同名小説を映像化したロマンポルノです。
軽井沢を舞台に、上流社会にのし上がろうとする青年の野望と挫折を描いたものです。
NHK大河ドラマ「義経」の五代高之が青年役・紫藤純一を好演しているのです。

あらすじは次の通りです。
苦学生・紫藤純一は、上流階級にくいこもうと、夏の軽井沢で高級レストランのウェーターとしてアルバイトを始めた。
数日後、紫藤は中川総業社長の別荘でのパーティーに、ウェーターとしてレストランから派遣される。
紫藤はそこで、政財界の大物や、盛装した夫人、令嬢の中で、中川夫人・佳子の魅力に惹きつけられる。
佳子に見惚れた紫藤は、銀皿にのせて運んでいる料理(子豚の丸焼き)をひっくり返してしまい、招待客の衣服を汚してしまう。
中川社長は彼を責めた。
しかし、佳子が紫藤をかばうのだった。

クビになった紫藤は翌日帰ろうとしたら、佳子が子供と二人、軽井沢駅前の喫茶店のテラスでお茶を飲んでいた。
紫藤の話を聞いて同情した佳子は、彼を有一の家庭教師に頼むことにする。
愛人と暮らす中川と離れて、佳子は孤独な日々を送っていた。 こうして紫藤は野望の足がかりをつかんだのだ。
佳子と紫藤が関係を結ぶのに時間はかからなかった。

しかし、紫藤が住むことになった佳子の亡くなった姉の別荘には、佳子の姪の亜矢や彼女の恋人で岡崎財閥の御曹子、雅和が居た。
数日後、その雅和が紫藤に、アメリカで殺人を犯し酒島という警視に追われていることを話した。
そして、追求の手から逃れるために、自分を死んだと思わせようと擬装殺人を考え、紫藤に協力を求めたのだ。

その晩、約束の時間に紫藤と亜矢は雅和を訪ねるが、そこには、すでに殺された雅和の死体があった。
嫌疑がかかるのをおそれた紫藤は死体を埋めると、亜矢に、もはや二人は共犯者だと威し、結婚を迫った。
紫藤と亜矢がレストランで食事をしていると、有一を連れた佳子と出会い、二人が婚約したことを告げる。
ショックを受けた佳子に、紫藤はすべてを話した。
佳子は彼の話が真実かどうか確かめるために警察に通報してしまう。
その結果、雅和の死体が発見され、紫藤は窮地に追いこまれてしまう。

紫藤は亜矢を車に乗せ、ハイスピードで疾走。
しかし、誤まって列車に激突、二人は即死してしまう。
紫藤の死の知らせに、遺体安置所に出向いた佳子は、そこで、酒島警視に、雅和殺害犯は紫藤でないことを聞く。
佳子は、事故で切断された紫藤の首に近づくと、唇に接吻する。
軽井沢の夏は、何事もなかったかのように終ろうとしていた。

最近のAVを見慣れている若者には、このロマンポルノはつまらないでしょう。
なぜなら、AVと比べたら、どこがセクシーなんだ、と思うほど濡れ場はたびたび現れない。
もっと濡れ場を見せろ!いや、濡れ場だけ見せてくれ・・・
最近の若者ならば、そう叫びたくなるでしょうね。

主演の高田美和は清純女優と騒がれただけのことがあって、さすがに魅力充分。
この時は熟女の35歳。
言葉使いや立ち居振る舞いが本当に綺麗!
スタイルも抜群、これぞ「奥様」ってな感じです。
この映画の中で、美和さんは「朝起きたら女が男の白いワイシャツ一枚だけの姿」も見せてくれます。
屋敷の裏にある森の木々に囲まれて一人でお茶を飲んでいる姿などもキレイで見ごたえがあります。

美和さんは、ことのほか美しい身体の持ち主です。
色白の透きとおる様な肌に小ぶりながら形のいいおっぱい。
ピンクの乳首。

夏の軽井沢で知り合ったリゾートアルバイトの学生と
事業家を旦那にもつ人妻のひと夏の情事の話ですが、
学生に感情移入して見てしまいます。
最近のAVのシーンから比べればおとなしいシーンですが、
それでも、なんとも濃厚なシーンを見せてくれます。

バック、騎乗位、正常位といろんな体位を見せてくれます。
ぴくぴくと痙攣をして感じるところも見ごたえがあります。
胸の谷間に大粒の汗を浮かべて「ああ~ん」とよがってみせる事も忘れません。
人妻ならではのあえぎ声も真に迫っています。

VIVA!にっかつロマンポルノ!

VIVA!高田美和!


 

『軽井沢夫人』
著者・嵯峨島昭

 

高田美和の映画
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『軽井沢夫人』
高田美和主演
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『わが愛を星に祈りて』
著者・佐伯浩子


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こんにちは。ジューンです。

わたしは有名人がやっているお店って

これまで一度も行ったことが無いのですけれど、

映画やテレビに出てくるお店には

結構行っていますわ。

ちょっと意外だったのは、

『ティファニーで朝食を』と言う映画がありましたよね。

原題はBreakfast at Tiffany'sです。

これはアメリカの小説家トルーマン・カポーティによる

中編小説です。1958年に出版されました。

ニューヨークを舞台に、自由奔放に生きる女性のお話です。

1961年にオードリー・ヘプバーン主演で

パラマウント映画によって映画化されました。

わたしは初め「ティファニー」と呼ぶレストランが

あるものだと思い込んでしまったのです。

でも、ニューヨーク五番街にある「ティファニー」は

宝石店です。

実際にはレストランはありません。

。。。で、どうして『ティファニーで朝食を』

と言う題名になったのか?

それはヒロインが

「ティファニーで朝食を食べるご身分」

と言った例えから付けた題名だったのです。

でも、いっそのこと、そういう名前のレストランを作れば

繁盛すると思うのですが。。。。うふふふふ。。。

『ティファニーで朝食を』の紹介ページは

次のリンクをクイックして見てくださいね。

■ 『ティファニーで朝食を (ムーンリバー)』

ところで、デンマンさんが小百合さんの記事をまとめて

次のサイトを立ち上げました。

時間があったら下のリンクをクリックして覗いてみてくださいね。

■ 『夢とロマンを持って前向きに生きる小百合さんの物語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。

ところで、この箱の中ねぇ、

デンマンさんからいただいた

ティファニーの贈り物なのですわよ。

何だと思いますか?

特製の7分のおばさんパンツだったのですわ。

うふふふふ。。。

わたしも、ちょっとズッコケましたわ。

では、またお目にかかりますわね。


 





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