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『おもいでの夏』
Summer of '42 by Denman
2005年2月15日
『おもいでの夏』という映画は1971年のロバート・マリガン監督作品で、アメリカ映画の佳作です。ミッシェル・ルグランの哀愁を含んだテーマソングもよかったです。 舞台は1942年のニューイングランド、15才の少年が人妻(ジェニファー・オニール)に恋をする物語です。ちなみに英語の題名は Summer of '42 です。
人妻役を演じたジェニファー・オニールがなんとも美しかったですねェ~~! 太平洋戦争で南方の戦線に従軍した夫が日本軍と戦って戦死してしまうのですが、その公報が届き悲嘆にくれるその日に人妻は自分に憧れている少年を受け入れるのです。 つまり、まだウブではあるけれども、この人妻を成熟した女の理想としてとしてあこがれ、性的関心に疼いている少年を優しく大人の性愛の世界へ導くのでした。 もちろん、このシーンが最高のクライマックスです。近頃の安っぽいセックス・シーンと比べると気品があって実にすばらしい名場面だと思います。マリガン監督の手腕がこのシーンに良く現れていると思いました。 浜辺に建つこじんまりとした家、ほの暗い部屋、見つめる少年、服を脱ぐ人妻。この人妻のしぐさには決していやらしさがなく清楚な印象の中にもグッとひきつける性的魅力があふれています。 印象的だったのは、この人妻の身に着けたパンティーです。これが人妻の性格だとか雰囲気にぴったりとフィットした代物なのですね。 これがもし、次のような超ビキニ(thong)だとすると、この映画の雰囲気と気品を全くぶち壊してしまうんですね。
この辺が監督もきっと頭を悩ましたところだと思うんです。 この人妻の身に着けていたのは、実はオーソドックスで、今から考えれば、おへそが隠れるほどの古風な感じがするパンティーです。
しかし、これがジェニファーが身に着けると、なんとも優雅でセクシーなんですね。 下着というものは、馬鹿に出来ないものですね。 15歳の少年の目にどう写るか、考えてみるのもあなたの魅力を高めるのに無駄ではないでしょう!
『おもいでの夏』
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