過ちて改めざる是を過ちと謂う
(あやまちてあらためざるこれをあやまちという)
過ちを犯すのは誰にでもあることでやむをえないことだが、過ちを犯したと知りながら、なお改めようとしないことは、是こそまさに過ちというべきである。
He is doubly fond if he justifies his fondness.
自分のおろかさを正当化するものはおろかさを重ねる者。
上の英文を次のように書いているところがあります。
He is doubly fond that justifies his fondness.
これは英語の文章になっていないと思います。もしどなたか、説明できるのでしたらぜひ教えを請いたいと思います。
過ちては改むるに憚ること勿れ
(あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ)
過ちを犯したと思ったら、体裁や対面などを気にせずに、すぐさま改めるべきだ。
It is never too late to mend.
改めるのに遅すぎるということはない。
嵐の前の静けさ
台風の来る前に一時、静かな状態があるように、大きな事件や変事が起ころうとする前には一次的に不気味なほど静かな状態があるということ。
After a calm comes a storm.
凪の後には嵐がやってくる。
痛いのは辛抱しても痒いのは辛抱できぬ
痒いというのはどうにも辛抱できないものだ。
An itch is worse than a pain.
かゆみは痛みより始末が悪い。
一寸の虫にも五分の魂
(いっすんのむしにもごぶのたましい)
たとえどんな小さな者にも、それ相当の意地があるということ。だから、どんな相手でも決してなめてかかってはならない。
体調わずか3センチの虫にさえ、体の半分の大きさに相当する魂があるという意味から。
Even an worm will turn.
虫でも(死に物狂いになれば)向かってくるものです。