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不倫の渚
by デンマン & レンゲ
2006年8月13日
デンマンさんは、あたしにはまだ分かっていない愛があるとおっしゃるのですか?
そうですよ。 レンゲさんが書いた上の詩の中の“愛”とは、そういうまだレンゲさんが知らない“愛”に対する不安であり怖れですよね。 あたしが愛を恐れているとおっしゃるのですか? そうですよ。つまり、いろいろな“愛”があるのを知れば知るほど、レンゲさんが育った家庭から、そういう愛を受けてこなかったのではないのか?お父さんとお母さんから他の家庭でならば当たり前の“愛”を受けてこないで、何も知らずに大人になってしまったのではないだろうか? あたしには、そういう愛に対する不安があるとおっしゃるのですか? そうですよ。愛に包まれた家庭ではなかった。愛の欠落した崩壊家庭だった。レンゲさんの心のどこかに、常にそういう不安のようなモノが蟠(わだかま)っている。それがレンゲさんの心のしこりになっている。 あたしが境界性人格障害を患っている事も、その事と関係があるとおっしゃるのですか? 決して無関係ではないと思いますよ。しかも、レンゲさんにだって、その事が分かっている。 どうしてそのような事をおっしゃるのですか? レンゲさんがちゃんと次のような手記を書いていましたよ。
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。 2005-08-13 わたしは生まれた時から、 わたしはいつも見捨てられてきた。 わたしは、親を憎んでいました。 これからどうなるか分かりませんが、 ウチの親を客観的に見れば、 で、わたし親から最後の一撃食らわされて、
by レンゲ レンゲさんはこうして書いていますよね。“見捨てられてきた” だから、愛情とは、どういうものなのか“教わってない”と書いているんですよね。最近、日本で起こっている悲惨な事件。。。親殺しだとか、息子殺し、娘殺し、幼児殺し、。。。そういう犯人が心の内を明かすならば、おそらくレンゲさんと同じような事を言うだろうと僕は信じていますよ。でも、レンゲさんのように素直になれないし、また知的でもないし教養もない。だから、自分から進んで精神科に通って境界性人格障害と闘うという気持ちもなかった。その帰結として、ああいう痛ましい事件を起こしてしまった。僕はそう思っていますよ。 つまり、あたしも、まかり間違えば愛人と組んで父と母を殺すだろうとデンマンさんは思っているのですか? もちろん、そうは思っていませんよ。レンゲさんの場合には、自分で境界性人格障害だとはっきりと分かった。そう分かった時点でレンゲさんは精神科に通い始めている。ある意味で現実に直面して、自分の人格障害と闘おうとしていますよ。少なくとも、レンゲさんのことを良く理解してくれるドクターとめぐり合う事が出来た。だから、悲惨な事件を起こすような事もなかったんですよ。問題なのは、そういう現実に直面したくないという人たちが居る。そういう人たちが悲惨な事件を起こしているんですよ。 現実逃避ですか? そうですよ。ところでね、僕は現実逃避って英語でなんと言うのだろうか?ちょっと調べてみたんですよ。僕がいつも使っている『英辞郎 on the Web』を使って調べたら次のように出ていましたよ。
現実逃避
cop-out〈俗〉 // detachment from reality // escapism 彼女は時々衝動的に現実逃避したくなる 現実逃避する divorce oneself from reality // push the reality away // refuse to face (the) reality 現実逃避する人 現実逃避の 現実逃避者 現実逃避主義者 現実逃避的な態度 現実逃避文学 面白いのは“現実から離婚する”という言い方があるんですよね。僕はね、本当にこのような使われ方がされているんだろうかと思って、ネットで調べてみたんですよ。 実際にそのような使い方がされているのですか? そうなんですよ。そうしたら、あるアニメ好きな連中が集まっているフォーラムに出くわしたんですよ。次のような投稿にぶつかりました。
by tsurumaru 2004-07-07, 10:28
Yes, anyway, Maromi is indescribably evil. Fantastic Series, along with GITS SAC this will go on my shopping list whenever it is released over here. As for Maromi, at first I agreed with you but now I'm not entirely so sure: I think that although Maromi and Shounen Bat are the "same" they are actually flipsides of the same phenomenom, that is imagination used as a means of escape from reality. Tsukiko obviously lived a life greatly detatched from reality she could not accept responsibility for her own actions and part of her psyche became Shounen Bat bringing retribution to a person cornered by their situation (sagi-san at first, but then later others in the same situation as the power invested in a delusion grew). Maromi was created in much the same way but to protect Sagi-san from the responsibility by further divorcing her from reality, this "protection" could in some ways been seen as a useful trait as many people need support when facing emotionally tough times. However the crux of the problem is that this divorcing from reality just created more problems for Sagi-san in the long run (and allowed Shounen Bat to continue to exist) she just seems to be putting off the inevitable and others are suffering in the meantime (so you could says that Maromi is not especially helpful in this sense! :p ) I think she needs to face up to what she did and accept it in which way she could hopefully banish Shounen Bat and Maromi and relate to others (like her father). Otherwise I think someone else might put her out of her misery and end it all! Anyway I haven't seen the raws and am eagerly awaiting the final episode! :) From “Moso Dairinin (Paranoia agent) 妄想代理人”
“鶴丸 (つるまる)”
ホントだよ。とにかくさぁ、マロミは言葉では言い尽くせないほど悪い女なんだよね。
マロミと(通り魔事件の犯人の)少年バットは同じような者だと思うんだよ。 マロミという女は鷺さんと同じような女として(鷺さんによって)構築された。 でもさ、問題の本質は、(鷺さんの)現実逃避が長い目で見た時に鷺さんに、ますます多くの問題をもたらすという事だよね。 僕は思うんだけどさぁ、鷺さんは自分のしたことに対して直面し、それを認める必要があるよね。 さもなければ、他の誰かが、鷺さんがそうするようにサポートしてあげる。 とにかくさぁ、僕は“現物”をまだ見てないんよ。そんなわけで最後のエピソードを首を長くして待っているわけ。うしししし。。。 長い引用になったけれど、上のように実際に使われているんですよね。 上の訳はデンマンさんが書いたのですか? そうですよ。 これだけ長く引用して、しかも翻訳までしたのですから、ただ英語の単語を説明するためではありませんわよね? さすが、レンゲさんですね。知能指数が140もあると、言う事が違いますねぇ~ デンマンさん、こういう時に知能指数を持ち出すのを止めてくれませんか? レンゲさんの洞察力がすごいなあぁ~と思ったんですよ。僕はレンゲさんの知的なところをほめているんですよ。 分かりましたわ。それで、デンマンさんは何がおっしゃりたいのですか? 僕は“現実逃避”が一体英語で何と訳されるのか?ただ、その事だけに興味を引かれて上のフォーラムを読んでみたんですよ。 それで。。。? いや、ビックリしましたね。 どうしてですか? 僕が引用した上の記事を書いたtsurumaruさんは、おそらくアメリカに幼い頃から住んでいる日本人か、3世か4世の日系アメリカ人だと思いますね。この人は、実は返信を書いているんですよ。その返信の相手がwaoさんと言う人なんですが、この人は、まず間違いなく日本人ですよ。つまり、移住者か、長い間アメリカに住んでいる日本人ですよ。 どうして分かるのですか? 上にリンクを貼っておきましたから、実際にこのフォーラムをを覗いて見れば分かりますよ。waoさんは日本語の文章まで引用して英語で説明しています。日本人でないと分からないような発音まで知っていますからね。アメリカ人でも、極めてまれには、それ程日本語に習熟した人が居る事を僕も知っていますが、それは極めてまれですよ。 その事にビックリしたわけなのですか? そうですよ。僕は日本のサイトでは下らない2ちゃんねるのようなモノばかりが目について、しょうがなかったのだけれど、こうして英語が堪能な日本人がアメリカのフォーラムで頑張っているのを見ると、やはりネットの世界には国境がない事がしみじみと分かりますよね。waoさんやtsurumaruさんのように、これからは、日本人がどんどん海外のフォーラムで国際語をつかって交流してもらいたいものだと思いますよ。 その事がおっしゃりたかったのですか? いや、そうではありませんよ。僕がビックリしたのは、投稿の交換の質の高さですよ。つまり、内容がまともだという事と、真面目だという事と、アニメの内容を充分に理解しているんですよね。 デンマンさんもアニメにハマッているのですか? 僕もアニメには興味がありますよ。僕の画像を見れば分かると思いますよね。でもね、僕はアニメにハマルほど関心があるわけじゃないんですよ。内容よりも、画像に興味があるんですよ。だから、アニメの内容が上で紹介したフォーラムで真面目に語られている事に驚いたわけですよ。僕は正直言うと、アニメとは幼い子供が見るものだと思っていたのですよ。30才,40才にもなった大人がアニメを見て喜んでいたら、日本では大人気ないと笑われてしまうでしょう? でも、今の日本では、40才になっても電車の中で『少年ジャンプ』を愛読している人が居ますわよ。デンマンさん、ご存知ないのですか? ほォ~~。。。40才になっても電車の中でマンガ本を広げて読んでいるのですか? そうですよ。けっこう見かけますわ。 それはちょっと驚きですねぇ~。僕が子供の頃には、そういう人は絶対に見かけませんでしたよ。人も時代と共に変わりますからね。それも時代の流れなんでしょうねぇ。 ところで、そのアニメがどうしたとおっしゃるのですか? 実はジューンさんがアニメ輸入会社でパブリシスト(publicist)として働いていた事があったんですよ。 それって何ですの? パブリシストと言うのは広報担当者ですよ。ジューンさんはpublic relations specialistですからね。要するに広報活動の専門家ですよ。つまり、広告、渉外、広報といった事を扱っているわけですよ。そのときの話で、アニメがアメリカではブームになっていると言っていたんですよ。2年前ですよ。僕は、アニメと言えばディズニーのアニメのイメージがありますからね、せいぜいアピールするのは中学生までではないのか?と思っていたわけですよ。 最近は、アニメが大人にまで浸透していますわ。 そうらしいですよね。僕も、上のフォーラムの投稿を読んでみて、しみじみとその事を痛感しましたよ。大人向けの質の高いアニメもあるんですよね。実は上のフォーラムは日本で2004年に製作されたアニメ『妄想代理人』についてのスレッドなんですよ。tsurumaruさんの投稿を訳しながら、これならば大人も楽しめると思ったものですよ。僕も見てみたいと思ったほどです。
『妄想代理人』 ストーリー
第1話 「少年バット参上!」 超人気キャラクター“マロミ”を世に送り出し、一躍有名になったデザイナー・月子。 第2話 「金の靴」 小学6年生の優一は成績優秀・スポーツ万能・ルックスも抜群の学校一の人気者。
第3話 「ダブルリップ」 優一の家庭教師、蝶野晴美。 第4話 「男道」 交番に勤める巡査長、蛭川雅美。 第5話 「聖戦士」 通り魔事件の犯人、”少年バット”がついに逮捕された! 第6話 「直撃の不安」 ついに少年バット事件の目撃者を発見した刑事たち。 第7話 「MHz」 逮捕したはずの少年バットが再び現れた! 第8話 「明るい家族計画」 幼いかもめ、マッチョなゼブラ、くたびれた老人の冬蜂は自殺をしようと計画し集まったチャット仲間。 (全DVD6巻 13話) つまり、『妄想代理人』というストーリーは現代日本の縮図ですよね。通り魔事件というのも最近の日本では珍しくはないですよね。悪徳警察官が出てきたり、その警察官とヤワさんが絡(から)んでいたり。。。、“汚職刑事蛭川の娘・妙子は、父の部屋から小型カメラで盗み撮りされた自分の映像を発見、ショックと恐怖で呆然していた。” 最近では、いい年をしたおっちゃんが電車の中で女学生のスカートの中を盗撮したりしますからね。しかも、この月子さんは境界性人格障害を患っていますよ。 それ。。。それですわねぇ~。。。結局、月子さんが境界性人格障害を患っている事が言いたいために、このアニメを持ち出したのですわね? 分かりますかぁ? うへへへへ。。。 とにかく、何でも、あたしのことに結べつけるために持ち出してくるんですよね? んも~~ ほら、。。。また、。。。いつもの癖が出てきましたよゥ。。。被害妄想ですよォ~。 違いますってばあアア~。。。被害妄想ではありませんわぁ~。 僕は、何でもかんでも、レンゲさんの境界性人格障害に結び付けようとしているわけではありませんよ。日本では、実際に境界性人格障害者が増えているんですよ。だからアニメにも自然に取り上げられている。日本では身の回りに境界性人格障害者が多くなっている。だから、このアニメのストーリーの原作者もシナリオの中に、そのような人物を織り込んでいるんですよ。 でも、月子さんだけでしょう? 違いますよ。蝶野晴美さんも明らかに境界性人格障害者ですよ。大学研究室助手“晴美”と、ホテトル嬢“まりあ”という正反対の2つの人格があることだ、と書いてあるでしょう? それも境界性人格障害の特徴なのですか? そうですよ。
境界性人格障害の判断基準
■ 対人関係が不安定だ。 ■ 衝動性が強い。 ■ 感情が不安定だ。 ■ 自分ではコントロールできない ■ 自殺の振る舞いや ■ 自分自身に対するイメージが不安定。 ■ 慢性的な空虚感、退屈さがある。 ■ 見捨てられる不安とそれを ■ 妄想観念や解離性障害 上の9つの項目のうち、5つ以上当てはまると境界性人格障害と診断される可能性が高い。 分かるでしょう?レンゲさんにも自己同一性の顕著な混乱が見られることがありますよ。 どのような時ですか?
寂しがり屋のレンゲさん
この丸2年の間に、レンゲさんが恋愛体験を持った男は4人ですよ。“心の恋人”の僕を含めてですけれど。。。 あたしが肌を合わせた男が4人居るとおっしゃりたいのですか? そうですよ。僕はレンゲさんとエッチはしなかったけれど、レンゲさんと肌を合わせましたからね。あのスケスケのナイティーを着て、レンゲさんは8才の女の子になりきっていた。去年の夏ですよ。怖い夢を見てどうしても眠れない。。。そういう事を言って僕の部屋に入ってきたんですよ。もう真夜中をすぎていましたよ。レンゲさんが境界性人格障害を患っている。子供の頃にお母さんから拒絶された経験を持って居る。肌のぬくもりを求めていた幼児の頃に、そのぬくもりが得られなかったというトラウマを持って居る。そのようなレンゲさんの生い立ちを知っていたけれど、レンゲさんが、このような姿で現れたときには、僕は度肝を抜かれてしまいましたよ。 デンマンさんは、すぐにそうやってドラマチックにしてしまうのですわ。
ドラマチックどころではないですよ。ドラマチックという言葉では表現できないような衝撃を僕は受けたんですよ。真夜中に、レンゲさんが、こういうスケスケルックで現れたんですよ。一体どういう事なのか?ギョッとして僕はレンゲさんが、もしかして火星からやって来たのではないか?僕は、実際夢ではないかと、自分のひざ小僧をつねってみたほどですよ。詳しい事は次の記事を読んでくださいね。 デンマンさんは、オーバーですわぁ。 オーバーじゃありませんよ。僕はほんとうにびっくりしたんですよ。 でも、デンマンさんは、ポーカーフェースでしたわ。 あのねぇ、本当にびっくりするとねぇ、人間は表情がなくなってしまうんですよ。表情までが抜き取られてしまったように驚いてしまう。ちょうどあの時の僕はそういう状態だったんですよ。だから、レンゲさんには、僕がポーカーフェースに見えたんでしょうね。 でも、あの時のデンマンさんって優しかったですわぁ~。 優しくする以外にないでしょう?レンゲさんは、寂しがり屋の8才の女の子になりきってベソまでかいていたんですからね。演技ならば、とても恥ずかしくってできるものではない。。。その恥ずかしさもかなぐり捨ててレンゲさんは完全に8才の女の子になりきっていたんですよ。8才の女の子がレンゲさんの形を借りて生きていたとしか考えられない。それほど真に迫っていたんですよ。成熟した女の肉体を持っている、いつものレンゲさんは見せ掛けで、実は8才の女の子がレンゲさんの体を借りて生きている。僕は実際そう思えたものですよ。とにかく、あの夏の夜の出来事はすべてが不思議な世界の出来事だったとしか思いようがないんですよ。とにかくね、レンゲさん、あなたは不思議な人ですよ。 分かるでしょう、レンゲさん。。。あなたはね、こうやって8才の女の子になりきって寂しがる時もあるんですよ。 でも、デンマンさんだって寂しくなることってあるでしょう? 程度の差こそあれ、確かに誰でも寂しくなる事ってあるでしょうね。つまり人恋しくなるというような。。。でも、レンゲさんの場合にはそれが異常なんですよ。 どのように。。。? 現実逃避するところまでレンゲさんの寂しさは募(つの)ってしまうんですよ。そうやって、レンゲさんはバンクーバーにやって来る。しかし、現実逃避は上の引用の中でtsurumaruさんが書いていたように、問題の解決にならないばかりか、さらに問題を増やしてしまうんですよ。
でもさ、問題の本質は、(鷺月子さんの)現実逃避が長い目で見た時に鷺さんに、ますます多くの問題をもたらすという事だよね。
(そうする事で、少年バットも生き続ける) 鷺さんは避けられない破綻を引き伸ばしているだけのように見えるよ。 そうしている間にも、他の人たちは苦しんでいる。 (だからね、こういう風に考えれば、マロミは実際には鷺さんの助けにはなってないんだよ。あなただってそう思うよね) 僕は思うんだけどさぁ、鷺さんは自分のしたことに対して直面し、それを認める必要があるよね。 僕は、このアニメを見たことがないんですよ。でもね、ストーリーの荒筋とtsurumaruさんの投稿を読むだけでも、かなりの部分を理解する事が出来ますよ。月子さんもレンゲさんも境界性人格障害を患っているという共通なものがある。僕は、訳しながら月子さんがレンゲさんに思えてきたものですよ。 どういうところがですの? つまり、少年バットもマロミもイマジネーションで作り出した月子さんの分身ですよ。この二人が問題を生み出してゆく。 あたしの場合は。。。? レンゲさんの場合には、はっきりと分かる3人の人格が居ますよ。
僕はこれまでに、レンゲさんの中の3人の人格に出会っていますよ。でも、この3人をうまくコントロールする長女が居ないんですよね。そのために、レンゲさんはいろいろな問題を起こしてしまう。そういうわけで、もう10年以上も精神科に通って治療を続けている。 あたしが現実逃避するのはそのためだとおっしゃるのですか? そうですよ。うまくレンゲさんの3人の人格をコントロールする長女が居ないからですよ。妄想をたくましくする黒いパンティーをはいたサディストこそ、レンゲさんの“妄想代理人”でしょうね。この女のためにレンゲさんの中に居る思慮も分別もある女が押しのけられてしまう。 あたしがデンマンさんに会いにバンクーバーへ行くのも、その妄想代理人の仕業(しわざ)だとおっしゃるのですか? そうですよ。もし思慮も分別もある女が長女のようにレンゲさんをコントロールするならば、レンゲさんはバンクーバーに来るような事はしないで清水君と仲直りしようとしますよ。上で引用した投稿でtsurumaruさんも書いているように現実逃避は問題を解決しないばかりか問題を広げて大きくしますよ。 あたしが問題を広げて大きくしているとおっしゃるのですか? もし、僕のような男がバンクーバーにいなければ、レンゲさんはきっと落ち込んで次のような詩を書くんですよ。
花
砂漠に生まれた小さな花は 花をつけることを忘れたままに ある朝ひとりで死んでゆきます だれかが見つけてその花を きっと枯れ草と呼ぶのでしょう 花を咲かせることはできなかったけど それは確かに花だったのです
by レンゲ でも、この詩を書いたときにデンマンさんは次のように励ましてくださいましたわ。
。。。と諦めてしまうのは、レンゲさん、まだ早いですよ!
まだ、これから、レンゲさんは花を咲かせることが出来るのですから。。。。。 デンマンが応援していますよ。
by デンマン 確かに僕はレンゲさんを励ましましたよ。でも、きれいな花は清水君と咲かせるんですよ。僕と咲かせてどうするのですか? いけませんか? だから、それが現実逃避なんですよ。 至福の悦び
2006/06/10 もうすぐわたしは生まれかわる あなたの愛がこの身体に あなただけの女に生まれるために あなたの全てがいとおしい
あなたがわたしをつつむやすらぎの光 こんなに強く抱きしめた腕 あなただけが与えてくれる 初めての出会いから 愛している あなたとわたしは確かに結ばれて
by レンゲ 『至福の悦び』より レンゲさんが寂しいとき。。。特に、今のように清水君と別れてしまった後では、ぽっかりと心の中に空洞が出来たように寂しくなって、そういう時にレンゲさんのオツムの中で僕は“星の王子様”になってしまうんですよね。。。デンマンが星の王子様ですよ。。。馬鹿ばかしい!。。。僕は自分でもそう思いますよ!僕を知っている人ならば、吹き出して笑ってしまいますよ。 デンマンさんは、。。。どうして。。。どうして、そうやってご自分をピエロにしてしまうのですか? 僕には、星の王子様になるような、そういう優男(やさおとこ)のイメージはありませんよ。 いいえ、ありますわ。 レンゲさん。。。いい加減にしてくださいよ。 レンゲさんだって、僕をこき下ろすときには“心臓に毛の生えた男”と言うじゃありませんかぁ~!レンゲさんだって、冷静になれば、そういう僕のイメージが見えてくるんですよ。でも、現在のレンゲさんは、自分の“小説的人生”の中で酔っている。つまり、現実逃避しているんですよ。
抑鬱がひどいのですが、
お礼をさせていただきます。
2004-8-1 15:39 わたしのような、ネットの何たるか、ネチケットとは何か、そういったことをわきまえず、まして精神的落伍者の垂れ流し文章を、熟読していただいたことを、心から感謝いたします。 わたしはいつも、自分に欠落している部分を、何かで埋めておかないと、転落の一途をたどるような弱い人間です。 そのせいで、デンマンさんが名付けてくださった「小説的人生」を送って来ざるを得なかったのかもしれません。 デンマンさんに、わたしの内面を見ていただいて、最初の印象を払拭していただいたと信じています。
by レンゲ 分かりますか、レンゲさん。。。この欠落部分を埋め合わせるために、レンゲさんは今でも小説的人生を歩もうとするところがありますよ。 あたしの今の欠落部分って何ですの? だから、清水君と別れたと言うことですよ。それを埋めようとしている。オツムの中で詩的な自分だけの世界を作ろうとしている。バンクーバーはレンゲさんにとって詩的な世界になっているんですよ。確かに清水君を含めたレンゲさんの現実の世界から比べると、バンクーバーでの暮らしはレンゲさんの好奇心を満たし、レンゲさんの詩的な感性を満足させてくれる。そのような景色や情景や雰囲気が漂っている。心の痛みを忘れて、レンゲさんはそのことに酔いしれようとしている。その中でデンマンという「おっちゃん」を“星の王子様”として飾り立てている。レンゲさんのしていることはそういうことですよ。レンゲさんの書いた詩の中の“あなた”は僕であって僕じゃない。レンゲさんのオツムの中の星の王子様ですよ。レンゲさんにだって分かっているでしょう? デンマンさんは、そうやって、あたしの頭からバケツで冷たい水をかぶせるのですわ。そうやって、あたしがバンクーバーに行かないようにしているのですわ。デンマンさんは、あたしに会うのがそれ程イヤなのですか? イヤではありませんよ。僕だってレンゲさんと会いたいんですよ。 だったら、もっと喜んでくださればいいでしょう?もっとあたしに優しくして下さってもいいと思いますわ。 しかし、レンゲさんは夢を見ているんですよ。。。自分で分からないのですか? 夢など見ていませんわ。あたしは現実に直面しているつもりですわ。 そう思い込んでいるだけですよ。上の詩は愛の詩として読めばすばらしいですよ。しかし、レンゲさんは詩の世界と現実の世界を混同していますよ。詩の世界に現実逃避しているんですよ。上の詩が、その何よりの証拠ですよ。レンゲさんも分かっているでしょう? いいえ、あたしは現実に直面しているつもりですわ。 僕がこれだけ言っても、やっぱりバンクーバーへやって来たいのですか? せっかく奥様から休暇をいただいたのですもの。。。それに、。。。それに。。。奥様だって“あたしのためにも、あの人の事をよろしく頼むわね”と言ってくださったんです。 レンゲさんは、それを言葉どおりに受け取っているのですか? もちろんですわ。それ以外の意味なんてありませんわ。 ありますよ。レンゲさんには裏の意味が読み取れないのでしょうね。 どういう意味があるのですか? 今晩じっくりと考えてくださいね。 ありませんてばああああああああ~~
【デンマンの独り言】
ここだけの話しですけれどね、レンゲさんが遊びに行く相手の男は妻も子供もあるんですよ。 つまり、僕の妻に話して2週間の休みをもらって僕のところに遊びに来ると言うのですよ。 いづれにしても、レンゲさんの話の続きは、ますます複雑に面白くなる事に変わりがないようですよね。
ィ~ハァ~♪~! メチャ面白い、
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下着・ランジェリーを見つけませんか?』
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別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』
こんにちは。ジューンです。
「成りすまし」には罪のない悪戯から
悪質な犯罪にいたるまで
実にさまざまなものがあります。
「煎餅」さんに成りすまして
めれんげさんのサイトにコメントを書くことは
犯罪にはなりませんが
デンマンさんが「成りすまし馬鹿」という
レッテルを貼り付けたように、
社会的に褒(ほ)められるような事ではありません。
欧米では「成りすまし」は
Identity theftと呼ばれます。
簡単に言うと、他人の個人情報を利用して
その人物になりすまし、貯金を引き出したり、
商品を購入したりする犯罪のことです。
アメリカでは1990年代半ばから盛んになりました。
当初は郵便物などからクレジットカード番号や
小切手を盗み取る手口が主だったのですが、
2003年頃からはパソコンやインターネットを
悪用する例が急増しています。
一般消費者が巻き込まれる犯罪の中では
被害が最大であるとも言われています。
特に問題なのは、
被害者がその被害を完全に立証するまで、
銀行ローンやクレジットカードの利用ができなくなるため、
信用上大きな損害を被ることであります。
日本語では、「なりすまし犯罪」、個人情報泥棒、
個人情報の盗難、身元詐称(みもとさしょう)などと呼ばれます。
ところで、英語の面白いお話を集めました。
時間があったら覗いてみてくださいね。
卑弥子さんには、ちょっと信じがたいような
恋物語がありますわ。
関心があったらぜひ次のリンクをクリックして
じっくりと読んでみてくださいね。
■ 『平助さんが卑弥子さんに恋をしたのがウンのつき』 では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
YouTube 動画
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