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炎の異邦人
2007年3月28日

今年の夏は異邦人を

読まなかった

もう何年になるのか、
わたしは夏になると必ず
アルベール・カミュ著「異邦人」を
読んでいた。

ここはアルジェでもパリでもない。
しかし、陽射しの強さを感じると
反射的にムルソーに逢いたくなる。

北アフリカの夏を、
わたしは何度も経験する。
アルジェの太陽の熱を感じながら、
砂に足をとられながら、ただ歩く。

無機質な銃声を聞きながら、
感情もないままに
何発もの弾丸を、
無関係な人間たちに叩き込む。
そして、無関心に立ち去る。

アルジェの海は、
自由で愉快だ。

そして死を意識しつつも、
神を否定する。
・・・そんな彼をわたしは
理解できているのだろうか。

実存の意味を考え続けてきたが、
やはりわたしは過剰な生き方しか
できないのかもしれない。


by tanomu

2006-10-21

『今年の夏は異邦人を読まなかった』より

デンマンさんにとって、tanomuさんは“心の恋人”なのですか?

そうですよ。いけませんか?

つうことわあああ。。。あのォ~。。。あたしは。。。、あたしは。。。デンマンさんの“心の恋人”から格下げになったのですか?

ちがいますよゥ。。。レンゲさんは、僕にとって永遠の心の恋人ですよ。格下げになることはありませんよ。僕は何度も言っているでしょう?

つまり、tanomuさんも、あたしも“心の恋人”ですか?

そうですよ。

めれんげさんは。。。?

もちろん、僕の“心の恋人”ですよ。

高井田さんは。。。?

当然のことながら、僕の心の恋人ですよ。

デンマンさん!。。。んもお~~。。。あたしはマジですねん。ふざけないで下さいな。

ふざけていませんよ。僕だってマジですよ。

つまり、少しでも気に入った女性は、すべて心の恋人にしてしまうのですか?

いけませんか?

それって。。。それって。。。あまりにも気が多くありません?

ん?。。。気が多い。。。?この僕が気が多い。。。?レンゲさんは、そう言うのですか?

そうですわ。

まさか。。。まさか、レンゲさんから気が多いと言われるとは思いませんでしたよ。

あたしが言うのって変ですか?

だって、レンゲさんこそ気が多いじゃありませんかぁ~!

デンマンさんは、あたしが気が多いとおっしゃるのですか?

やだなあああ。。。僕のブログで“レンゲ物語”をこれまで読んできた人なら、レンゲさんこそたくさんの男に気持ちを奪われて、身を任せてしまう気の多い女性と言うイメージを持っていると思いますよ。

あたしが。。。このあたしが。。。たくさんの男性に気を奪われて身を任せた、とデンマンさんはおっしゃるのですか?

だって。。。だって、そうでしょう?

つまり。。。と言うかぁ~。。。やっぱり。。。、やっぱりデンマンさんは、あたしが男ならば誰とでも寝るようなエロい女だと思っているのですわねぇ~?

ぼ。。。ボク。。。ボクは。。。そこまで言ってませんよゥ。

でも、デンマンさんがおっしゃりたいのは、そう言う事ですわぁ~。あたしがエロい女だと、この記事を読んでくださる世界のネット市民の皆様にそれとなく印象付けようとしているのですわぁ~。

ぼ。。。ボク。。。僕にはそのような悪意はありませんよ。レンゲさんだって僕の気持ちは充分に分かっているでしょう?とにかく、レンゲさんを“心の恋人”と固く信じながら、これまで3年間愛し続けてきた僕が、レンゲさんを“エロい女”だなんて思って居るはずが無いじゃないですか!

だって。。。デンマンさんは誘導尋問しながら、あたしがたくさんの男性と肉体関係を持ったことを言わせたのですわぁ。

やだなあああ~。。。気が多いと言い出したのはレンゲさんの方ですよ。僕は誘導尋問なんてしていませんよ。

でも、あたしの過去の男性経験のことをデンマンさんは問題にしようとしているのですわ。何も、今日に始まったことではありませんわ。デンマンさんはあたしが気に入った男性と肉体関係を持つことを嫌悪しているのですわぁ~。これまでにも、何度と無くデンマンさんはこの事を話題にしてきましたわ。

分かりましたよ。。。レンゲさんがそこまで言うのだったら、この際僕にも言わせてくださいよ。僕はレンゲさんが気に入った男と肉体関係を持つことについて、どうのこうのと言うつもりは無いのですよ。

でも。。。でも。。。言ってますわぁ~。

だから、それはレンゲさんの人生なのだから、僕がとやかく言う問題ではありません。レンゲさんが気に入った男と身も心も一つになりたいと思って肉体関係を持つ。それはレンゲさんの人生における選択の問題ですよ。僕が口を挟むような問題ではありません。そう言っているんですよ。

でも、こうして、とやかく言っていますわぁ~。

それは、レンゲさんのそのような恋愛観や人間関係がこうして僕と関わってくるからですよ。

どのように関わっているのですか?

寂しくなると夢と現(うつつ)が

入り乱れるレンゲさん

決別状を僕に突きつけた時もすごかったけれど、仲直りする時もすごかったですよ。僕の都合も聞かずに一方的にバンクーバーにやってきてしまったんですよ。しかも、その夜、怖い夢を見てどうしても眠れない。。。そういう事を言ってレンゲさんは僕の部屋に入ってきたんですよ。もう真夜中をすぎていましたよ。レンゲさんが境界性人格障害を患っている。子供の頃にお母さんから拒絶された経験を持っている。肌のぬくもりを求めていた幼児の頃に、そのぬくもりが得られなかったというトラウマを持っている。そのようなレンゲさんの生い立ちを知っていたけれど、レンゲさんが、このような姿で現れたときには、僕は度肝を抜かれてしまいましたよ。

デンマンさんは、すぐにそうやってドラマチックにしてしまうのですわ。

ドラマチックどころではないですよ。ドラマチックという言葉では表現できないような衝撃を僕は受けたんですよ。真夜中に、レンゲさんが、こういうボイ~♪~ン・ルックで現れたんですよ。一体どういう事なのか?ギョッとして僕はレンゲさんが、もしかして火星からやって来たのではないか?僕は、実際夢ではないかと、自分のひざ小僧をつねってみたほどですよ。

いつものようにデンマンさんはオーバーですわぁ~。

とにかくね、僕にとってあの時の出来事は決してレンゲさんが詩に書いたようなロマンチックなモノではありませんでしたよ。

でも、あたしには。。。あたしには忘れられない思い出になっているんですねん。

レンゲさんの詩の世界は、時によっては夢の世界ですからね。あの夏の出来事がレンゲさんのオツムの中で、すっかり甘美な愛と官能の思い出になってしまっている。

あなたの全てがいとおしい

あなたのまぶたをくちびるで愛撫する

くちびるから全身にしびれるような

熱い波がひろがってゆく

狂おしいまでに

わたしはあなたの腕に

抱きしめられて身悶える

あなたに抱かれて花開く

by レンゲ


『お願い、もう一度抱きしめて』より

あの夏の出来事は、レンゲさんにとってこのような官能的な思い出になっている。しかし、僕は全く違った衝撃として受け止めていましたよ。

でもデンマンさんだってあたしの詩を読んで、うれしいって言ったじゃありませんかぁ~。。。

そ。。。それ。。。それは。。。確かに。。。うれしかったですよ。。。でも。。。、でも、僕はレンゲさんの詩の世界と現実を区別していますよ。だから、詩の世界のことをあたかも事実だと言われると、僕は本当に困ってしまいますよ。

『甘い言葉の裏の性欲』より

僕とレンゲさんが仲直りした時には、このような事があったのですよ。

覚えていますわ。

今年の3月3日にバンクーバーにやって来て、レンゲさんは17日まで僕のマンションに居たのだけれど、怖い寂しいと言っては僕の部屋にやってきたのですよ。

デンマンさんと会っていて、どうして寂しくなるのですか?

上の真夏の夜の出来事の時だって僕と会っていた時ですよ。レンゲさんは怖い夢を見たと言ったけれど、大人になった女性が怖い夢を見て男の懐を求めて部屋に入って行くなんて普通しませんよ。

つまり、そのようにしてあたしが男性と肉体関係になってゆくのだと、デンマンさんはおっしゃりたいのですわね?

まあ。。。なんというか。。。早い話が。。。そう言う事ですよ。

そうやって、あたしが不倫したとおっしゃるのですわね?

事情は多少違うかもしれないけれど、レンゲさんは過去に不倫になって苦しんだ。。。そうですよね?

あたしが失敗に学んでいないとおっしゃるのですか?

レンゲさんは失敗に学ぶ事が苦手な人ですからね。毎日愛し合っている清水君とレンゲさんは2週間会えなくなる。そう言う訳で、休暇を取ってバンクーバーにやってきた。つまり、半分は寂しさを紛らわせるためだった。

あたしはデンマンさんに悩み事を聞いて欲しかったのですわ。

そういう理由も確かにあったでしょう。でも、寂しくなると不倫の苦悩は遠い過去の事になってレンゲさんの記憶の片隅に追いやられてしまう。

それで、また失敗を繰り返すとおっしゃるのですか?

そうですよ。レンゲさんの詩を読んでいると、失敗に学んだようには思えない。

どういうことですか?

失敗に学ぶ女性は次のような詩を書くものですよ。

わたしが愛しているあなたは誰?

2006.11.05 09:17

現実から逃げ出したわたしは

今でもあなたを愛しつづけている

もうどこにもいないあなたが

今でも存在していると信じている

わたしを悲しませるのは誰?

わたしが愛しているのは誰?

わたしは誰と傷つけあっているの?

あなたではない誰かだと

わかっているのに

どうしてもあきらめられずに

いつまでも現実へ戻れない

誰かをあなただと思いこんだまま

愛される時を待ち続けるわたしの

おろかな心もすでに

死をむかえてしまった

by merange

『わたしが愛しているあなたは誰?』より

めれんげさんが書いた詩ですわねぇ?

そうですよ。

めれんげさんは失敗から学んでいるとおっしゃるのですか?

少なくとも、彼女は失敗から学ぼうとしていますよ。その苦悩が上の詩に表れていると思いませんか?

あたしには、そのようには感じ取れませんわ。

レンゲさんは、一体どのように受け止めているのですか?

めれんげさんは現実に失望しているのですわ。むしろネットで知り合った愛しい人に対する愛の中にこそ真実を見い出そうとしているのですわ。

でもね、彼女はそれが現実ではない事を良く理解していますよ。

あたしは夢と現実を混同しているとおっしゃるのですか?

もちろん、レンゲさんにも夢と現実の区別はできますよ。でもね、時たまレンゲさんは区別が出来なくなってしまう。詩の世界と現実の世界を区別できなくなって、萌え萌えになったままで相手に身を任せ、愛の世界にのめり込んでゆく。

分かりましたわ。なんだかんだと詩を持ち出したり手記を持ち出したりして長々と話してきましたけれど、この記事でも、デンマンさんは結局同じ事を言おうとしているのですわ。

ん?。。。同じ事。。。?

そうですわ。あたしが萌え萌えになってデンマンさんにモーションをかけ、バンクーバーで肉体関係を持とうとしたと。。。デンマンさんは、その事が言いたいのですわァ~。

そういう可能性が全く無かったわけではない。。。僕は、そう言っているだけですよ。レンゲさんが情念の炎に焼かれて、男なら誰でもいいから手当たり次第に抱かれて眠るエロい女だと言っているわけではないのですよ。

そうでしょうか?。。。あたしには、デンマンさんがそう言いたいのではないかと思えるのですわ。

それは、レンゲさんの被害妄想ですよ。

分かりましたわ。それで、どうしてこの記事の冒頭にtanomuさんの手記を持ち出したのですか?

そのことですよ。。。そのことですよ。。。

だから、どうして“異邦人”を持ち出してきたのですか?

レンゲさんとtanomuさんが本当に良く似ていると思ってね。。。

それ程似ていますか?

僕よりもレンゲさんの方が良く分かっているでしょう。。。tanomuさんはレンゲさんと同じように境界性人格障害を患っている。一頃は妄想部屋に引きこもって廃人のような生活を送っていたけれど、現在では、かなり障害を克服して社会に復帰していますよ。システム・エンジニアとして元気に働いています。

そのtanomuさんがどうだとおっしゃるのですか?

レンゲさんと同じようにまだ独身ですよ。tanomuさんにも過去に不倫した経験がある。このこともレンゲさんと良く似ていますよ。しかも、レンゲさんと同じようにアルベール・カミュの「異邦人」が愛読書ですよ。

偶然ですわ。

そうかもしれません。でも、偶然では説明つかないような共通点を僕は見出したのですよ。

その共通点って何ですの?

結婚観ですよ。レンゲさんが次のメールで書いていたように、tanomuさんも束縛を何よりも嫌っているのですよ。

送信者: "レンゲ" renge@chan.co.jp
宛先: barclay1720@aol.com
件名: RE:寂しくありませんよ。 (*^_^*)キャハハハ。。。
日時: 2006年12月26日 20:24:32

うーーん...

孤独と自由は、切り離せないものでして、

誰であっても、生涯一緒にいたいとは思えないのです

すぐに束縛されてしまうような気がしてしまうのです

なので「彼氏」どまりですね

ははは...

(^Д^)

レンゲ


『小説的人生』より

それで、あたしの書いたメールと「異邦人」が関係あるとおっしゃるのですか?

そうですよ。レンゲさんもtanomuさんもムルソーに良く似ていますよ。tanomuさんが“陽射しの強さを感じると反射的にムルソーに逢いたくなる”と書いていたけれど、その気持ちも分かりますよ。レンゲさんは、そうやって反射的に僕に会いにやって来た訳ですよね。日差しは強くはなかった。でも、サクラが咲きほころびる頃だった。夜桜の下で清水君と愛し合うレンゲさんにとって桜とは切っても切れない関係がある。

あたしにとってバンクーバーがアルジェだと言うのですか?

そうですよ。レンゲさんもtanomuさんもムルソーの生き方に共感している。次の箇所を読んだ時、僕はなるほどと思いましたよ。

アルベール・カミュ著「異邦人」より

That evening Marie came by to see me and asked me if I wanted to marry her.

I said it didn't make any difference to me and that we could if she wanted to.

Then she wanted to know if I loved her.

I answered the same way I had the last time, that it didn't mean anything but that I probably didn't love her.

"So why marry me, then?" she said.

I explained to her that it didn't really matter and that if she wanted to, we could get married.

Besides, she was the one who was doing the asking and all I was saying was yes.

Then she pointed out that marriage was a serious thing. I said, "No."

She stopped talking for a minute and looked at me without saying anything.

Then she spoke. She just wanted to know if I would have accepted the same proposal from another woman, with whom I was involved in the same way. I said, "Sure."

Then she said she wondered if she loved me, and there was no way I could know about that.

After another moment's silence, she mumbled that I was peculiar, that that was probably why she loved me but that one day I might hate her for the same reason.


pp. 40-41
"The Stranger" by Albert Camus
translated by Matthew Ward
published by Everyman's Library


その晩、マリーは僕に会いにやってきた。僕が彼女と結婚したいかどうか尋ねたんだ。
僕は言ったよ。結婚したところで、それは僕にとって大きな違いをもたらさないだろうって。
でも、彼女が結婚したいのならしてもいいよって。

そしたら彼女は僕が愛しているかどうか知りたがった。
前にも彼女はそう尋ねたのだけれど、今度も同じように答えたんだよ。
愛しているかいないか---そう言う事は、あまり意味の無いことだとね。
多分、マリーのことを愛していないと思うってね。

そしたら、彼女は言ったよ。“それなら、なぜ、あたしと結婚するの?”ってね。

だから説明したんだ。結婚するかどうかは僕にとって重要なことじゃないんだよ。
でも、彼女が結婚したいなら結婚してもイイよって。

“結婚って重要な問題だわ。” そう彼女は言ったよ。
“でも、僕には重要じゃないんだ。”

マリーは黙ったまま、何も言わずにしばらく僕をじっと見ていた。
それから話し出した。そして次のようなことを知りたがった。
もし僕が、ちょうどマリーと同じような状況で関係している女性が居たとして、その女性から結婚したいと言われたら、同意するのかって。。。?
うん、同意するよって、僕は答えたよ。

そしたら、マリーは言ったね。僕のことを愛するかどうか考えてみるわって。。。
彼女の結論について僕は知る術(すべ)を持ってないけれど。

ちょっと黙って考えていたけれど、マリーはつぶやくように言ったものさ。
僕はかなりの変わり者だってね。でも、そういうところが気に入ってマリーは僕を愛していると。
ただ、変わり者だけに、気が変わって僕がマリーを大嫌いになるかもしれない。
そう付け加えたよ。

【デンマン訳】

ムルソーの考えている事とレンゲさんの上のメールが共鳴していますよ。そう思いませんか?

共鳴しているって。。。?

つまり、結婚と言う枠(わく)の中にはめられるのが、わずらわしいし、ムルソーにとって結婚とは、レンゲさんが言うように正に束縛するモノなのかもしれない。ムルソーは、とりわけ結婚を真剣に考えてみたこともないし、どうでもいいと思って居るんだろうね。確かに、マリーが言ったようにムルソーは変わり者ですよ。

デンマンさんは、あたしもムルソーと同じように結婚を考えていると思っているのですか?

いや、レンゲさんが全く同じように考えているとは思っていません。でもね、上のレンゲさんからのメールを読んだ時に、「異邦人」の上の箇所が思い浮かんできたのですよ。

ところで、どうして英文なんですか?

バンクーバーの市立図書館には日本語の「異邦人」がなかったんですよ。仕方がないから英語版をネットで借りて、すぐ近くのコミュニティ・センターの分館に届けてもらったんですよ。歩いて5分ぐらいのところに分館があるんですよ。2,3日前に読み終えたところです。

初めて読んだのですか?

学生の頃一度読みました。でもね、下らないと思って、それまでだったのですよ。たまたまtanomuさんが「異邦人」の事を書いていたので、読み直してみようと思って何十年ぶりかで借りて読んだわけですよ。

それで、あたしとムルソーが似ていると思ったのですか?

そうですよ。特に、ムルソーが次のように書いているところを読んで、なるほどと思いましたよ。

マリーは黙ったまま、何も言わずにしばらく僕をじっと見ていた。
それから話し出した。そして次のようなことを知りたがった。
もし僕が、ちょうどマリーと同じような状況で関係している女性が居たとして、
その女性から結婚したいと言われたら、同意するのかって。。。?
うん、同意するよって、僕は答えたよ。

どいういうことですか?

つまりね、レンゲさんには清水君と言うれっきとしたボーイフレンドが居る。毎日愛し合っている。少なくとも表面的には相思相愛の萌え萌えのカップルですよ。

それで。。。?

それにもかかわらず、レンゲさんはバンクーバーにやって来た。怖い寂しい。。。そう言って僕の部屋にやって来て僕の腕に抱かれて眠った。もちろん、エッチはしなかったけれど。。。清水君がその事を追及してレンゲさんに尋ねるとしたら、レンゲさんは、おそらくムルソーのように答えるでしょうね。

清水君は黙ったまま、何も言わずにしばらくレンゲさんををじっと見ていた。
それから話し出した。そして次のようなことを知りたがった。
もしレンゲさんが、ちょうど清水君と同じような状況で愛し合っている男が居たとして、
その男の部屋に行くことがあったら、その男の腕に抱かれようなことがあるのか?
うん、抱かれるかもしれない、レンゲさんは答えました。

つまり。。。つまり。。。気に入った男なら誰であろうと、あたしが身を任せてしまう。。。デンマンさんは、あたしのことをそう思っているのですわねぇ~?

違うのですか?

ち。。。ち。。。ちがいますわあああ~~。。。それでは、あたしがエロい女とあまり変わりがありませんわぁ~。

僕は何度も言うようにレンゲさんがエロい女だとは思っていませんよ。

いいえ、そう思っているのですわぁ~。あたしが洋ちゃんと結婚もしないで、その機会があれば誰とでもエッチしようとしていると、デンマンさんは、そう言おうとしているのですわぁ~。

まさかぁ~。。。ちがうってぇ~

そうですってばああああああああ~~

【ここだけの話しですけれどね、またですよ。。。また、こうなってしまいましたよ!レンゲさんがこうなると、もう静かに話し合うことが出来ませんからねぇ。レンゲさんの口から機関銃のように河内言葉が飛び出してくるのですよ。挙句の果てに、もうここでは書けないようなアダルト用語が、きりもなく打ち出されてきます。そう言う訳なので今日はここまでです。また、明後日と言う事であしからず。。。とにかく、レンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。この続きは、ますます複雑に面白くなってゆくはずです。】  

       
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■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』

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こんにちは。ジューンです。

物言えば 唇寒し 秋の風

口は災いの元

沈黙は金

しばしば耳にしますよね。

あなたも聞いたことがあるでしょう?

口は災いの元

これは英語で次のように言います。

Out of the mouth proceeds evil.

災いは口から言葉を発する事によって始まる。

。。。という事ですよね。

The mouth is the gate of evil.

これは、口は災いの出口、という事です。

沈黙は金

この諺は文字通りに次のように言いますよ。

Silence is golden.

ところで、英語の面白いお話を集めました。

お時間があったら、ぜひ覗いてくださいね。

■ 『あなたのための愉快で楽しい英語』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


 





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