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レンゲ物語
 

 

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やっぱり憂鬱
December 9, 2007

毎晩ベッドで愛し合っているのに、ふと自分を見つめる時、

心の奥深いところで空虚なモノを感じてしまうのですわぁ~。

あたしは。。。あたしは。。。いったい、

どうすれば良いのでしょうか?

by レンゲ


『なんだか憂鬱 (2007年12月5日)』より

レンゲさんの悩みは贅沢(ぜいたく)と言うものですよ。

でも、あたしにはデンマンさんと小百合さんが感じているような「緊張感のある幸せ」がないのですわ。

ん。。。? 緊張感のある幸せ。。。?

そうですわ。デンマンさんと小百合さんは緊張感のある幸せをつかんでおられるのですわ。

その。。。その。。。緊張感のある幸せって。。。一体なんですか?

だから、デンマンさんは卑弥子さんとの対話の中で書いていましたわ。

ロマンと軽井沢

Subj: RE: 長い電話お疲れ様でした。
Date: 01/10/2007 1:52:14 AM Pacific Daylight Time
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com

長い電話お疲れ様でした。
良くわかりました。

経理をしなくてはいけない。
それも13年分。
誰にたのもうか?
レシートもなくてと迷って朝方まで寝られない夜が毎晩だった時、
デンマンさんと話して、ここまで経理が進んだことをホットしてます。

いくら 請求がきても カナダに納めるのならいいやと思いはじめました。
バーナビーで夏休みを過ごすことは 毎年私の支えの時間でした。

あの古い家は、夏休みで休むというより
ペンキ、芝のクローバむしり、
りんごの木の手入れ、
玄関まで高く長い階段のペンキはがしや、
しばらくみがかないガラス、
シミだらけのじゅうたん、
BASEMENTはランドリーのホコリとくもの巣、
行けば、掃除ばかりの家に大変でしたが
また戻りたいと思っていました。

実父の病気に、もう自分勝手にしていては駄目だ。
と今年決意しました。

こんな私でも欲しい物があります。
別荘です。
場所は長野です。
買ったら元家主の藤田桃子さん夫婦も招きたいです。
よかったらデンマンさんも。

日本だったら、親をおいていくことなく、ゆけます。

でも、29才からバーナビーで夏休みを過ごすことができた事は
私の人生にとって良かったと思います。
ではまた。。。

小百合より

このメールを改めて読み返してみてねぇ、僕は小百合さんが、ただ避暑をするためだけに軽井沢で別荘を持ちたいと考えているのではないと思ったのですよ。

どうしてですか?

バーナビーで夏休みを過ごすことは小百合さんにとって心の支えだったと書いてあるでしょう?

ええ。。。確かに。。。

実はお父さんが病気になって、それでバーナビーに毎夏行くことを断念したのですよ。でもねぇ、残念ながら、僕とメールをやり取りしている最中にお父さんが亡くなってしまったのですよ。本来ならば軽井沢に別荘を持って、お父さんと一緒に行きたかったのですよ。でも、お父さんは亡くなってしまった。判るでしょう?

ええ。。。判るような気がしますわ。。。つまり、軽井沢に別荘を持つ事は小百合さんにとって長年の夢だったのでござ~♪~ますわね?

そうですよ。やっとその夢を実現しようとしている。でも、お父さんは亡くなってしまった。それなのになぜ軽井沢の別荘に固執するのか?

なぜですの。。。?

つまり、軽井沢に別荘を持つ事が小百合さんのためばかりではなくて、お父さんの供養にもなるのですよね。もちろん、バーナビーで夏休みを過ごすことの延長線上に軽井沢で別荘を持ちたいというロマンが10年以上前に小百合さんの胸に根付いていたのですよ。僕は上のメールを読むことによってその事が理解できました。

それが本当に小百合さんの思いなのでしょうか?

それは小百合さんだけが答える事ができるでしょうね。。。ところで、軽井沢には「幸福の谷」と呼ばれているところがあるのですよ。

これがその場所でござ~♪~ますか?

そうですよ。

どのような訳でここが「幸福の谷」なのでござ~♪~ますか?

旧軽井沢のはずれ、軽井沢万平ホテルの裏手にあるのが、この谷なのですよ。美しいカラマツ林の木立のなかに苔むした石垣と焼き石を敷き詰めた石畳の道がずっと続いてます。周囲は静かな別荘地帯で、心静かに散策を楽しむには絶好の場所ですよ。

でも、そこがどうして幸せの谷なのでござ~♪~ますか?

「幸福の谷(ハッピーバレー)」と呼ばれるようになったのは明治時代です。

明治時代でござ~♪~ますか?いったい誰がそのような名前をつけたのですか?

もちろん、ここに別荘を構えた外国人宣教師たちですよ。この「幸福の谷」にはエピソードがあります。

どうのような。。。?

ここにノーベル賞作家の川端康成が別荘を構えたのですよ。

どのような経緯(いきさつ)なのでござ~♪~ますか?

昭和12年、『雪国』が文芸懇話会賞に入賞すると、川端康成は逗留先の軽井沢の宿から東京の授賞式に出席したのですよ。

それで。。。?

授賞式を終えると川端康成は、真っ直ぐ軽井沢に戻ったそうですよ。

それで。。。?

賞金で外国人宣教師から幸福の谷の別荘を譲り受けたと言うのです。

賞金で買ったのですか?それほどの大金だったのですか?

おそらく賞金だけではなかったのでしょう。。。賞金をもらった事がきっかけになって川端康成は「幸福の谷」に別荘を買う気になったと思うのですよ。面白いのは、堀辰雄の『風立ちぬ』の終章が「幸福の谷」の川端康成の別荘で完成しているのですよ。

マジで。。。?

もちろんですよ。その小説を読んでみれば分かります。

それで、この「幸福の谷」が小百合さんとどのように関係しているのですか?

上のメールの中で「よかったらデンマンさんも。。。」と書いてあるでしょう?。。。僕は、その時、ぜひ小百合さんと、この「幸福の谷」の石畳を二人だけで歩いてみたいのですよゥ。


『軽井沢と小百合さん 2007年12月4日』より

小百合さんのメール。。。それに、デンマンさんの小百合さんへの思い。。。そのような事からあたしには漠然とした。。。でも、はっきりとした「緊張感のある幸せ」を感じ取る事ができるのですわ。

それわねぇ~。。。レンゲさんの考えすぎですよゥ。

そうでしょうか?。。。でも。。。でも。。。小百合さんのメールの行間からは。。。二人の心が通い合い。。。そこにはロマンあふれたぬくもりが感じられるのですわぁ~。

それもレンゲさんの考えすぎですよ。レンゲさんは次のような諺を知っているでしょう?

隣の芝生は青く見える。

Your neighbor's lawn is greener than yours.

隣の芝生はいつ見ても、自分の家の芝生よりも、どう言う訳か青々として見える。第三者が見ればどちらの芝生も大して変わりがないのですよ。でも、当事者にとっては、なぜか隣の芝生の方が青々として見えてしまう。レンゲさんの家の芝生も、隣の人が見れば、青々として見える。僕の言おうとしていることが分かりますか?

分かりますわ。つまり、他人の持ち物がうらやましく感じられると言うことでしょう?

そうですよ。39歳の真美さんにとって、レンゲさんと清水君の愛情生活はうらやましいと思えるはずですよ。ちょっと、真美さんの悩みを読んでみてくださいよ。

オンナは永遠に「恋」をしたい

2007年11月22日10時30分

六本木のサルサパーティに行ってみると「恋人のいるお金持ちミセス」のオンパレードだ。
聞いてみると「ダンナは社長・・・仕事が忙しいので、帰るといつも疲れて、家で子供とテレビを観ている」とのこと。
昔はオトコが外で遊び、オンナは家庭を守るという図だったのが、
一体いつの頃から逆転したのだろうか?

ご主人が貿易会社の社長で、サルサ歴3年の真美さん(39歳)は
今3人目のパートナーと付き合っている。

「主人(43歳)は私の顔を見ると『疲れた』『疲れた』を連発し、
食事の後はゴロゴロとソファに寝転がってテレビばかり観ています。
私には『疲れてるからキミの夜の相手はできないよ』と
毎日私に向かって言っているように感じます。」

真美さんは、このように話す。
現に、彼女はこの5年間、ご主人との夜の生活は皆無で、
最近ではもっぱら恋人が相手だそうだ。

世界最大のコンドームメーカー、デュレックス社恒例の2005年セックス白書によれば
2005年度の世界中の人々の年間セックス平均回数は103回となっている。
世界中の人々は、年間平均3.5日に一回はセックスをしているとの結果。

トップのギリシャの138回を筆頭に、フランスの120回、イギリスの118回、アメリカ113回、
カナダ108回、イタリア106回、ドイツ104回、とサミット主要国は軒並み年間100回以上。
それに比べて、日本はダントツビリの年間平均46回だ。
お隣り中国の96回にも倍以上負けている。
これはいったいどういうことだろう?
少子化問題の根はここにあるのでは?と思えてきた。

最近では、真美さんの家庭のように、5年間何もなし、という夫婦も決して珍しくないと聞く。
しかし、サルサパーティでの実態を見るとオンナはいつも「恋」をしたがっている。

つまり、帰ってくると「疲れた」「疲れた」を連発してセックスをしないオトコたちが、
セックス白書の平均値を下げているということではないだろうか?
夫たちにいったい何が起きているのか?

ネット上のデータや、医療サイトを見ると「仲が良いのにセックスレス」という夫婦が案外多いとのこと。
深層心理的な部分も関わってくるので一言では言えないようだが、
妻を「女性として」見ることから、「家族として」見るようになる男性側の一方的な心理変化が要因という診断が多い。
確かに、家族化してしまうことでセックスをしづらくなってしまうのかもしれない。

デュレックス社の「セックスライフにもっと満足するには?」の筆頭には、
「健康でストレスが無いこと」とある。
こちらは肉体的な要因だ。

ストレスの取材で翌朝に疲れが残ると答えたサラリーマンは30代40代が最も多かった。
うつ病の予備軍も30~40代が最も多いと聞く。
心理的な要因には専門医の治療が必要だろうが、
肉体的にはくれぐれもストレスの連鎖の中にハマり込まないよう、
それを断ち切る工夫をして、
健康でストレスの無い肉体を取り戻して欲しい。
だって、オンナは永遠に「恋」をしたがっているのだから。

出典: 『ライブドアニュース (2007年11月22日)』

この真美さんがレンゲさんの悩みを読んだら、腰を抜かして驚きながら、信じられないわあああぁ~、と言って目をむきますよ。真美さんにとって、レンゲさんと清水君の愛情生活は理想そのものに感じられるはずですよ。もし、レンゲさんが毎晩、清水君とベッドで愛し合っているにもかかわらず、それでも不満に感じて憂鬱だと知ったなら、真美さんは「ウソだわ!」と叫んで信じませんよ。絶対に理解できませんよゥ。

そうでしょうか?

そうですよ。実際、上の統計を見ても分かるように、現在、日本で。。。いや。。。世界でも。。。毎晩ベッドで愛し合っている人なんて本当に数えるほどしか居ないはずですよ。

そうでしょうか?

そうですよ。僕がノーベル賞の選考委員ならば、ノーベル愛情賞をあげたいほどですよ。うへへへへ。。。

あたし、マジですねん。

分かってますよ。。。でもねぇ~、レンゲさんと清水君が毎晩ベッドで愛し合っていると言ったって、ほとんどの人が信じませんよ。

そうでしょうか?

39歳の真美さんは、当然信じることができないでしょう。もし、事実だと分かったら、メチャメチャにうらやましがるでしょうね。

でも、あたしはやっぱり憂鬱ですねん。

だから、それは贅沢な悩みなんですよ。

でも。。。でも。。。あたしは本当に悩んでいるのですう。。。毎晩。。。毎晩ですわぁ。。。、それなのに、イケないのですう。

あのねぇ~。。。そんなこと言っても誰も信じませんよゥ。。。それに。。。それに。。。レンゲさんは毎日が充実していると、ルンルン気分で書いていましたよ。

“女は恋をしている時が一番きれいだよ。”

デンマンさんが、良くあたしに言うんですよ。
だから、あたしが恋をしているかどうか?あたしを見ると分かるっておっしゃるのです。

確かにそう言われてみると、あたしにも心当たりがありますわ。
かつて次のような手記を書いたことがありました。

朝のキモチ

昔、好きな人と会える日は、

朝、目が覚めた瞬間に、

身体中にしあわせが

いっぱいになって、

踊るように

出かける仕度をして、

出かけていったなあ。

あの頃のわたしは、

多分、今の100倍

キレイだったと思う・・・

by レンゲ  

2004-12-10 07:33

『心の痛みを話す気になりましたか?(2005年11月26日)』より

もし、あなたが女なら、こういう気持ちになった事ってあるでしょう?

ええっ?今のあたしですか?
こういうことを言うと、ちょっと、はしたないかもしれませんが、
年下の彼と毎日が充実しています。

あまり、彼はあたしの事をきれいだと言ってくれませんが、
落ち込んでいるときの自分と比べたら、きれいになっているという実感があります。

それでも、彼のために、もっときれいになりたいと思いますね。  


『あなたのための美容と健康ガイド 2007-11-28』より

こうして、レンゲさんは書いているじゃありませんか!年下の清水君と愛し合って毎日が充実していると。。。

ええ。。。確かに、そのように書いたのですわ。

。。。つうことわあああぁ~。。。レンゲさんは上の記事でウソを書いたと言うことですか?

違いますわ。あたしは確かに充実していたのですわぁ。

だったら、問題ないでしょう?どうして、憂鬱そうな顔をしているのですか?

だって。。。手放しで喜べない部分があるのですわぁ~。

分かりますよ。。。分かりますよゥ。。。すべてがうまく行くと言うことはありませんからねぇ。。。人間は誰だって不完全だし、完璧な人は居ませんよ。だから、清水君は3ヶ月間もニューヨークに出張して研修で特訓を受けてくれば、肉体的にも精神的にも疲れ切っているのですよ。でも、清水君は頑張って毎晩レンゲさんと愛し合っているのですよ。

ええ。。。だから、あたしだってありがたいと思っていますわ。

つまり、その感謝の気持ちで「充実しています」と書いたのですか?

そうですわ。

でも、実際には、清水君が毎晩頑張っているのに、レンゲさんはイケないのですかぁ~?

そうですう。。。あたしの。。。あたしの。。。心の深いところでは。。。常に。。。常に。。。満たされない自分が居るのですわア。

でもねぇ~、それは贅沢(ぜいたく)な悩みですよゥ。世の中には上のニュース記事の39才の真美さんのように夫に5年間もしてもらってない女性も居るのですよ。真美さんと比べたら、レンゲさんは幸せそのものでしょう?毎晩ですよ。だから、レンゲさんだって、11月28日に書いたようなルンルン気分の記事が書けるのですよ。幸せそのものの記事でしょう?真美さんが聞いたら、「そんなの悩みじゃないわ!」と言われますよ。

でも。。。でも。。。あたしは。。。あたしは。。。デンマンさんと小百合さんが感じているような緊張感のある幸せを感じたいのですわア。

ちょっと。。。ちょっとォ~。。。待ってくださいよゥ。。。どうして。。。どうして。。。男と女の生臭い話の中にィ~。。。さわやかで、すがすがしい僕と小百合さんの「緊張感ある幸せ」を持ち出すのですかア?

だって。。。だって。。。あたしはデンマンさんと小百合さんの間の緊張感。。。密着感。。。愛着感。。。読みながら。。。ハラハラ。。。ワクワクするような。。。その緊張感ある幸せを感じたのですわ。。。だから。。。あたしも、そのような「緊張感のある幸せ」を感じたいのですわぁ~。

あのねェ~。。。生臭い関係と。。。文学的な薫り高い「幸福の谷」と一緒にしないでくださいよゥ。

デンマンさんは。。。デンマンさんは、あたしと洋ちゃんの関係を生臭いものとして軽蔑なさるのですか?あたしが感じている不満を生臭い関係から滲(にじ)み出た汚(きたな)らしい膿(ウミ)だと蔑(さげす)んでいるのですか?

違いますよ。誤解しないでくださいよゥ。生臭い関係も人間の営みの一部ですからねェ、僕はレンゲさんの悩みを決して軽蔑している訳ではありません。でもねェ、このページで引用したニュース記事を読むと、セックスの回数で“幸せ感”、“満足度”、“充実感”を測定しているようなところがありますよ。回数だけで幸せとか充足感は測定できないものですよ。現に、レンゲさんは清水君と毎晩ベッドで愛し合っている。それなのに、心の深いところで満ち足りないものがある、と言う。。。そうでしょう?

そうですわ。

それでいて、生臭い関係とは全く関係ないような「幸福の谷」にレンゲさんはロマンを感じ、“緊張した幸せ”を感じると言う。

あたしは変わっていますか?

別に変わっていませんよ。ただ、生臭い関係の中でしか充足感、満足感を考えられないから、悩むのですよ。

どう言う事ですか?

上のニュースの中の39才の真美さんは、夫にしてもらえないからと言って他のボーイフレンドとセックスしているのですよ。つまり、生臭い関係の中でしか“幸せ感”、“充足感”、“満足感”を見出そうとしていない。だから、現在のボーイフレンドは3人目ですよ。つまり、生臭い関係の中だけでしか考えられない人は、相手のボーイフレンドが変わるだけで、レンゲさんが言うところの心の深いところでは、いつも空虚感があるのですよね。

つまり。。。つまり。。。生臭い関係を出たところに、心の深いところで求めている充足感があるとおっしゃるのですか?

僕は、そう断言しようとしている訳ではありません。生臭い関係の中で充足している人はそれでもいいのですよ。でもねぇ、回数をいくら増やしても生臭い関係の中で充足感を見出す限り、きりがない。だから、レンゲさんのように、毎晩ベッドの中で愛し合っている人でも、ふと心の奥深いところを見つめると空洞になっている。レンゲさんの悩みはそう言う事でしょう?

そうですわ。毎晩ベッドで愛し合っているのに、ふと自分を見つめる時、心の奥深いところで空虚なモノを感じてしまうのですわぁ~。あたしは。。。あたしは。。。いったい、どうすれば良いのでしょうか?

ダ・ヴィンチさんが、かつて次のように書いていましたよ。ちょっと、読んでみてくださいよ。

愛しているのにセックスレス

実際、有り得ないと言う意見も多く見かけますが、生殖行為から離れて快楽を楽しめるのは実は人間だけですからね。
簡単そうで実は凄く意味深だったりします。
最近、コミュニケーションがうまく計れず、セックスレスに陥る夫婦の話も聞きますし、生殖の為のセックスに嫌気が募ったとかの話も聞きます。

たとえ好きでも愛していても、
案外其処でヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ素直に自分の要求を意識し過ぎて言えない様なカップルの話も聞きますね。

私個人的には、恋人だから夫婦だからセックスするのは当たり前とか言うのは正直抵抗が有ります。
案外、其のときの波長が合わなければ折角の快楽は楽しめませんし、実際感情に浮き沈みが有るように、身体にも体調が有ります。
そうした配慮を相互でしあっていれば、不思議と消極的な選択も有るのでは無いでしょうか?

私個人的には、お互いが求め合った時だけ愛し合えば良いと思います。

別にセックスレスと言う時間が長くなっても、愛って様々な形で感じられる物だと信じたい人間なので、愛しているのにセックスレスと言うのも実際有りでは無いでしょうか?

二人が一つに身体を繋げるだけが愛とは思えません。
お互いが選んだのであればそうした愛も有りでしょうね。

by ダ・ヴィンチ

『愛しているなら是非ココへGO』より

セックスレスなプラトニックな愛が素晴しいのだ、とデンマンさんはおっしゃるのですか?

いや、決してプラトニックな愛が最上だと言うつもりはありませんよ。さっきも言ったように、生臭い関係の中で充足している人はそれでも良いのですよ。でもね、生臭い関係の中で満足していない人が、回数だけにこだわるのは性愛の世界で井の中の蛙になってしまう、と言っているだけです。  

えっ? 性愛の世界で井の中の蛙? それって。。。それって。。。いったい何ですか?

あのねェ~。。。人間の脳は多くても30%しか使ってないのですよ。3%だけしか使ってないと言う大脳生理学者も居るほどですよ。それほど人間は意外にオツムを使っていないものなんですよ。

それが、愛とどう関係しているのですか?

人を愛するのは心臓で愛する訳じゃない。やっぱり、オツムで愛している訳ですよね。ベッドの中で愛し合ってイクのも、あれは体でイっているように思っている人が居るかもしれないけれど、あれもオツムでイっているのですよ。つまり、オツムを切り離したら、イってもイッタと感じない。要するにオツムがいかに重要な役割を果たしているか!ということですよ。そのオツムをほとんどの人が30%以下しか使っていないと言うのですよ。

マジで。。。?

僕は大真面目ですよ。ネットで調べればすぐに分かることですよ。それ程我々はオツムを使っていないのですよ。

つまり、あたしが洋ちゃんと毎晩しているのに、心の奥深いところで何か満ち足りないものを感じているのは、あたしがオツムを使ってない、と言うことなのですか?

そうですよ。食欲の事を考えてくださいよ。食べたいからといって、大喰いしていたら、体に良い訳がない、ブクブク太ってやがてダイエットしない限り、糖尿病になったり、いろいろと体に障害が出てくる。セックスだって同じ事ですよ。食事は量より質ですよね。セックスだって量より質ですよ。上のダ・ヴィンチさんの記事もその事を言っているのですよ。つまり。。。

二人が一つに身体を繋げるだけが

愛とは思えません。

お互いが選んだのであれば

そうした愛も有りでしょうね。

。。。それで。。。それで。。。、生臭い関係の外でオツムを使うって、いったい。。。いったい。。。どう言う事ですの?

だから、ロマンの世界でオツムを使うのですよ。たとえば、僕がロマンを意識しながら、「幸福の谷」の石畳を小百合さんと二人で歩くのですよ。うしししし。。。

デンマンさん!。。。んもお~。。。あたしはマジですねん!

じゃあ、マジになって言いますけれどねぇ、レンゲさんだってロマンの世界でオツムを使うことがあるのですよ。

どのように。。。?

レンゲさんは、かつて次のような詩を書いたことがありますよ。

お願い、もう一度抱きしめて

2006/07/14

あなたとわたしは大きな広いベッドで
一日中愛しあった
甘い蓮華の花が咲く
広くて果てしないお花畑
それがあなたとわたしが愛しあったベッド

ぬけるように青い空が
あなたとわたしが愛しあうのを
微笑を浮かべて見つめていた
祝福するように
うらやましそうに
楽しそうに

蓮華の花びらが敷き詰められた
肌ざわりのいいシーツと
柔らかなダウンがいっぱい詰まっている
大きなまくら

朝から晩まで
あたなとわたしはベッドの中にいて
いっぱいキスして過ごした

ふたりはずっとわらっている
わたしはしあわせすぎて
時々泣いたりした

あなたはわたしの涙を
優しい唇で拭ってくれた
ああ、あなた...
いとしい人...

今のわたしの涙は嬉し涙
しあわせなメロディーが
この胸の中にとまらなくて
あなたの胸へと伝わってゆく

そしてわたしは
あなたのくちびるが
わたしのくちびるに
かさなる瞬間まで
じっと見つめていた
まぶたをとじて
じっくりと味わう

わたしの愛を
あなたのくちびるに差しだす
あなたは舌でからめとる
わたしの愛が
甘く透きとおって
あなたの舌のうえで
ゆっくりととけてゆく

あなたの愛は
甘露のようにわたしの心に広がってゆく
あなたのくちびると
同じ味がする

わたしは全ての感覚で
あなたを愛しているから
わたしの全てが
あなたを恋しく思う
ああ、あなた...
いとしい人...

わたしはあなたの腕の中で生まれかわった
あなたはわたしの殻を破ってくれた
わたしはあなたの女になった...

あなたの愛がこの身体に
沁み透るように伝わってくる
その愛を全身に感じながら
わたしはもがき続けた

あなただけの女に生まれるために
わたしは苦悩する
そして強くなる
わたしは生まれかわった
あなたのために
ああ、あなた...
いとしい人...

あなたの全てがいとおしい
あなたのまぶたをくちびるで愛撫する
くちびるから全身にしびれるような
熱い波がひろがってゆく
狂おしいまでに
わたしはあなたの腕に抱きしめられて身悶えた

わたしの思考を空白にする甘美な衝撃
身を焼くようなあの歓喜
全身を打ち震わせるあの悦楽
女の芯をしびれさせる官能の疼き

あの悦びの瞬間を
わたしはあなたの愛の中で
あなたと溶けて一つになって
全身で感じていた

激しい歓喜の波が押し寄せては引いてゆく
わたしはその悦びの波に翻弄されながら
あなたの愛に耳を澄ませ
全身であなたの愛を感受して
あなたの腕に抱かれて
長い長い悦楽に酔いしれた

あなたがわたしをつつむやすらぎの光
おだやかな時がいつまでも流れてゆく
あなたにやっと出会い
そして愛し合う

あんなに強く抱きしめた腕
ふたりは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

あなただけが与えてくれた
あの至福
あなただけが教えてくれた
あの悦び
あなただけが癒してくれた
あの寂しさ
あなただけが満たしてくれた
あの虚しさ
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

初めての出会いから
分かっていた
あの夜のしじまの中で
あなたと交わした愛が
とこしえに続くことを

愛している
あの朝、すべてが澄み切って
誰にもじゃまはできなかった

あなたとわたしは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・
お願い、もう一度抱きしめて

by レンゲ


『お願い、死ぬほど愛して (2006年7月16日)』より

レンゲさんが上の詩を書いて僕に“きっと読んでくださいね。あたし、デンマンさんのために書いたんですから。。。” そう言ってくれた。覚えていますか?

覚えていますわ。去年の夏の事でしたわ。

僕はレンゲさんがどのような詩を書いたのだろうか?心を弾ませて掲示板を見ましたよ。それで、レンゲさんの書いてくれた詩をワクワクしながら読みました。

それで。。。?

正直言ってうれしかったですよ。この地球上に30億という女性が居るんですよ。その30億という女性の中で僕のことを星の王子様と想って詩を書いてくれる女性なんてレンゲさんだけしか居ませんよ。

。。。そう言ってもらえると、あたし、とってもうれしいですわ。

そこですよ。。。。そこですよォ~。

どこですの?

そうやってレンゲさんはとぼけるのですか?つまり、レンゲさんだってオツムを使ってロマンを立ち上げて、緊張した幸せを感じることができるのですよ。上の詩は、まさに、そのようにしてレンゲさんが立ち上げた壮大なロマンの世界じゃないですか!

そうでしょうか?

だけどねぇ。。。僕を星の王子様と想うのはいいけれど、レンゲさんは、もう16才の乙女じゃないのだから現実と夢を混同して、いつまでも星の王子様に恋している場合じゃないでしょう。

あたしは別に星の王子様に恋しているわけではありませんわ。

だったら、現実に戻って清水君とのロマンを立ち上げるのですよ。清水君とのロマンが欠落しているので、レンゲさんは彼と熱くなれない。。。つまり。。。毎晩ベッドで愛し合っているのに上の詩のように熱くなれない。。。それでイマイチ満ち足りた恍惚感にのめり込む事ができないのですよ。僕は、そのように解釈しているのですよ。

でも。。。でも。。。洋ちゃんは、デンマンさんのようにあたしの心の叫びを受け取ってくれないんです。あたしが詩を書いたとて見向きもしないんです。

それで僕に向けて詩を書くというわけですか。。。

そうです。。。デンマンさんならきっとあたしが書いた詩に、あたしが期待しているような批評をしてくれますから。。。

だから、清水君に向けて詩を書くのですよ。

でも、見向きもしない洋ちゃんに詩を書いても無駄になるだけですわア。

あのねぇ~、犬でも訓練すれば芸の一つや二つは覚えるものですよ。

犬に芸を教え込むように洋ちゃんに詩を読ませろ!とデンマンさんはおっしゃるのですかぁ~?

そうですよゥ。やってみたらどうですか?

【レンゲの独り言】

あたし、思うのですけれど。。。、
デンマンさんはマジでしょうか?
洋ちゃんを犬と一緒にしてもらっては困りますわア。

それはともかく、卑弥子さんがバンクーバーでデンマンさんとご一緒にクリスマスを過ごすというようなことを言ってますよね?
多分、そのことで、デンマンさんは頭が一杯なのではないでしょうか?
それで、手っ取り早く洋ちゃんと犬を一緒にして、芸を覚えさせるように詩を読ませろ、と言ったのではないかしら。。。?

でも、卑弥子さんがデンマンさんとバンクーバーで出会ったら、ちょっとヤバイことになるのではないかしら。。。?

あたし、なんだか気になって仕方がないのですわよ。うふふふふ。。。
あさって、デンマンさんにこの事で質問しようと思いますわぁ。
とにかく、この話はますます面白くなることだけは確かです。また、あさって読んでくださいね。

■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』

■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に別荘を持つことを

夢見る小百合さんの物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

『デンマン批判 (2009年5月8日)』

『好ましい批判 (2009年5月12日)』

『欺瞞の罠 (2009年5月16日)』

『馬鹿の一つ覚え (2009年5月22日)』

『立派な反面教師 (2009年5月29日)』

『社会的自我の欠如 (2009年5月30日)』

『原人ブームと漢字馬鹿 (2009年6月5日)』

『また、オマエか! (2009年7月3日)』

『成りすまし馬鹿 (2009年7月5日)』

『スカンクと宮本武蔵 (2009年7月6日)』

『絶望的な愚か者 (2009年7月7日)』

こんにちは。ジューンです。

この記事の書かれた時よりも半年未来の事を

お話しますね。2008年の5月です。

■ 『仔牛とロマン (2008年5月14日)』

先日デンマンさんにご馳走になったばかりですが

またイングリッシュ・ベイに出かけましたわ。

気温はそれほどでもなかったのですが、

初夏という日差しでした。

海を見ながら、とってもいい気分で

コーヒーをいただきました。

写真で見るシルビアホテルは

前面をツタで覆われていますが、

今日見たら3分の1か4分の1ほどしか

ツタが壁を覆っていませんでした。

全く違う建物を見るような気がしました。

ところで、デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。

 


 





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