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小百合物語
 

 

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自由と無関心
2008年1月17

 

2008年1月1日に行われた

バンクーバーのイングリッシュベイでの

ポーラーベア・スウィム (白熊海水浴)  

Subj:1月15日

連休スキーに行ってきました。

Date: 14/01/2008 6:22:04 PM Pacific Standard Time
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com

風邪も治ったようです。
結構、でかけますねー、と思うでしょうが
以前はもっと出かけていて
留守が多かったです。

この前、山に1晩泊まった時から体調も戻ってきました。
あの時、急に聞いておじちゃんのお墓に寄ったので
明日あたり行って線香とお花を供えたいと思ってます。

主人と行くスキーはつかれた~。
気を使うし、
子供の着替えやウェアー、
主人の靴はでかいし、たくさんパックして大荷物。

いつも私と子供だけでした
が今回なぜか一緒にいきました。
3男坊のチビは主人とスキーをした経験がないのです。
上の2人は主人に良く連れていってもらいましたが、
人間いつ死がくるかわからない、

来年がないかも、なんて(父のことで)
3男坊のチビに主人とのスキーの思い出を作らないと、と思い
家族全員で行きました。
チビなので着替えも自分でできないし私も行ったのです。

♪~「お呼び出しいたします。
埼玉県行田市よりおこしのー〇〇さん」とアナウンス。
あれッ 行田の人も来てるんだと驚きました。

この前、山のベットが冷蔵庫ように冷たかったのでは?
と心配してましたが
リビングはとても広いので
完全に暖まるまで2時間位かかりますが
マキストーブに火を入れると、2階の寝室まで暖まります。
リビングもキッチンもつながっていて開放感があり、
駆け足したいほど
なんて、自慢してスイマセン。

寝る前に太もも程のマキを入れておくと、
朝まで火が消えません。
顔だけでなく全身が暖まるのが山なんです。

今回は家の中のお風呂でしたよ。
そしておいしいものを作って来ました。
子供へのおみやげ。
またメールします

小百合より

Subj:目下、15日の記事を書いている

 真っ最中ですよ。

Date: 14/01/2008 8:21:38 PM Pacific Standard Time
From: barclay1720@aol.com
To: fuji@adagio.ocn.ne.jp

> 連休スキーに行ってきました。
> 風邪も治ったようです。
> 結構、でかけますねー、と思うでしょうが
> 以前はもっと出かけていて
> 留守が多かったです。

うん、うん、うん。。。
そう思いましたよ。
2007年の小百合さんには、いろいろと頭の痛い事や不幸が重なったので、
それであちらこちらへ出かけているのだと思っていましたよ。
\(@_@)/

> この前、山に1晩泊まった時から
> 体調も戻ってきました。
> あの時、急に聞いて おじちゃんのお墓に寄ったので
> 明日あたり行って線香とお花を供えたいと思ってます。

そうですか、そうですか。。。
ロハスの王様のおじちゃんも喜ぶでしょう。

\(⌒∀⌒)ノキャハハハ。。。

> 主人と行くスキーはつかれた~。
> 気を使うし、子供の着替えやウェアー、
> 主人の靴はでかいし、たくさんパックして大荷物。
> いつも私と子供だけでした
> が今回なぜか一緒にいきました。

うん、うん、うん。。。
ご主人が登場したので何よりですよ。

これまでの話を読んでいる人は、多分、小百合さんのところでも
39歳の真美さんの家庭のように悲惨な事になっているのではないか?
そのように心配していた人も居たと思いますよ。
#´ー`) フッ

この話を紹介すれば、その人たちも安心するでしょう。

> 3男坊のチビは主人とスキーをした経験がないのです。
> 上の2人は主人に良く連れていってもらいましたが、
> 人間いつ死がくるかわからない、来年がないかも
> なんて(父のことで)
> 3男坊のチビに主人とのスキーの思い出を作らないと
> と思い、家族全員で行きました。
> チビなので着替えも自分でできないし
> 私も行ったのです。

うん、うん、うん。。。
家族は大切ですよ。
家族の思い出をたくさん作ってくださいね。

> ♪~「お呼び出しいたします。
> 埼玉県行田市よりおこしの〇〇さん」とアナウンス。
> あれッ 行田の人も来てるんだと驚きました。

うん、うん、うん、、、
小百合さんにとって行田が、ますます身近になったようで、
僕もうれしいですよ。
うしししし。。。

> この前、山のベットが冷蔵庫ように冷たかったのでは
> と心配してましたが
> リビングはとても広いので完全に暖まるまで
> 2時間位かかりますが
> マキストーブに火を入れると、
> 2階の寝室まで暖まります。
> リビングもキッチンもつながっていて開放感があり、
> 駆け足したいほど
> なんて、自慢してスイマセン。

意外に広いのですね?
山小屋のように狭いところを想像していましたよ。

小百合物語の山小屋の写真を見ましたか?
上の写真のような、こじんまりとした“山の家”を想像していました。

> 寝る前に太もも程のマキを入れておくと、
> 朝まで火が消えません。

“太ももほどのマキ”
なんだかセクシーな表現ですねぇ~
でも、笑ってしまいましたよ。
うしししし。。。
楽しい情景が思い浮かびます。

> 顔だけでなく全身が暖まるのが山なんです。
> 今回は家の中のお風呂でしたよ。

> そしておいしいものを作って来ました。
> 子供へのおみやげ。
> またメールします

そうですか、そうですか。。。
露天風呂ではやっぱり寒いでしょうからね。
せっかく風邪が治ったのに、また風邪を引いてしまいそうですよね。

とにかく、無事に家族旅行が終わって何よりでした。
2008年が小百合さんにとって幸せになりそうな家族旅行でしたね。

Have a happy new year!

じゃあね。

P.S.:

目下、15日の記事を書いている真っ最中ですよ。
題して『読まれる小百合物語』
あと2時間ほどでLivedoorにアップロードします。
日本時間では午後3時ごろになりますね。
ぜひ、読んでみてください。

by デンマン

今日は小百合さんの家族スキーについて語り合うのでござ~♪~ますか?

小百合さんからの上のメールを読むと、藤山家が和気藹々(わきあいあい)と家族愛にあふれているのが分かるでしょう?

ええ。。。良~く分かりますわ。

今日はねぇ、39歳の真美さんにもう一度登場してもらいます。藤山家とちょっと比べてみてくださいよ。

オンナは永遠に「恋」をしたい

2007年11月22日10時30分
ライブドアニュース

六本木のサルサパーティに行ってみると「恋人のいるお金持ちミセス」のオンパレードだ。
聞いてみると「ダンナは社長・・・仕事が忙しいので、帰るといつも疲れて、家で子供とテレビを観ている」とのこと。
昔はオトコが外で遊び、オンナは家庭を守るという図だったのが、
一体いつの頃から逆転したのだろうか?

ご主人が貿易会社の社長で、サルサ歴3年の真美さん(39歳)は今3人目のパートナーと付き合っている。

「主人(43歳)は私の顔を見ると『疲れた』『疲れた』を連発し、食事の後はゴロゴロとソファに寝転がってテレビばかり観ています。
私には『疲れてるからキミの夜の相手はできないよ』と
毎日私に向かって言っているように感じます。」

真美さんは、このように話す。
現に、彼女はこの5年間、ご主人との夜の生活は皆無で、
最近ではもっぱら恋人が相手だそうだ。


『でも、憂鬱 (2007年12月11日)』より

旦那は真美さんのことを全くかまわずに仕事から帰ってくると家でゴロゴロと子供とテレビを観ている。これが毎日続いたら真美さんだってパーティーに出てボーイフレンドを探したくなりますよね。その気持ちが分かるような気がします。

やはり年に何度かは小百合さんの家族のようにスキーに出かけたりピクニックに出かけたりするのが良いのでござ~♪~ましょうね?

そうですよ。夫婦の絆も大切だけれど、家族の絆も大切ですよ。でもねぇ、家族の期待だとか、両親の期待だとかが、日本では往々にして“足かせ”になることがあるのですよね。その家族を取り巻いているのが“本音と建前の社会”だから。。。日本人は“世間”から、どう思われるかということも気にして生きている人が多い。だから、小百合さんの場合でも癌にかかった父親をほったらかしにしてバーナビーの“山の家”で気ままに生活している訳にも行かない。お母さんも弱っていて他に面倒を見る人が居ないので、小百合さんは“山の家”を手放してお父さんのそばに居てあげようとしたわけです。  

。。。んで、現在、小百合さんは軽井沢に別荘を持とう、と言う夢とロマンを膨らませているのでござ~♪~ますか?

そうですよ。でも、時には小百合さんも真美さんのような気持ちを抱く事があるかもしれません。

つまり、小百合さんの夫婦生活にも真美さんのところのように問題があるとデンマンさんは思っているのですか?

あのねぇ、人間は完璧な人は居ませんよ。僕だって、卑弥子さんだって、良く見れば50の長所と50の欠点を持っている。。。。つうことわあああぁ~、そういう不完全な二人の男女が家庭を築いているのですよ。完璧な夫婦なんてこの世の中には存在しませんよ。

つまり、どの家族にも、どの夫婦にも問題が潜んでいる、と言う事でござ~♪~ますか?

その通りですよ。完璧な夫婦も居ない。完璧な家族も存在しない。それが世の常ですよ。小百合さんのメールを読むと楽しい家族旅行だけれど、このような事は珍しいと小百合さん自身が認めていますよ。ご主人も家族サービスに努めたわけですよね。

小百合さんのところでも、真美さんのところのように破局を迎える可能性もある、と言う事でござ~♪~ますか?

僕は、もちろん、詳しい事は何も知らないのだけれど、小百合さんがそのような破局の道を歩んでいるとは思いませんよ。つまり、真美さんと比べれば、もっと健全な道を歩んでいる事は確かです。上のメールを読んでも、その事は感じることができますよ。かつて小百合さんは、“支え”をバーナビーの“山の家”に見つけたのですよ。そして、現在、小百合さんは軽井沢に別荘を持とうと夢とロマンを膨らませている。真美さんのようにパーティーに出て男をあさっている訳ではないのですよ。

つまり、小百合さんは前向きに生きようとして軽井沢に別荘を持つ夢とロマンを膨らませている。デンマンさんは、そう思っているのでござ~♪~ますか?

そうですよ。小百合さんは前向きに、たくましく生きていますよ。ところが上のエピソードの中の真美さんは、正に現代版“心中天網島”のヒロインですよ。この場合の「紙屋の治兵衛」は真美さんです。真美さんは男と心中しないかもしれないけれど破局を迎えているのに変わりがないのですよ。くどいけれど、ちょっと、その物語を読んでみてください。

心中天網島

(しんじゅうてんのあみじま)

紙屋の治兵衛は二人の子供と女房がありながら、曽根崎新地にあった当時の高級クラブ「紀伊国屋」の遊女(高級ホステス)小春とおよそ三年にわたる馴染み客になっていた。
小春と治兵衛の仲はもう誰にも止められぬほど深いものになっており、見かねた店の者が二人の仲を裂こうとあれこれ画策する。
離れ離れになるのを悲しむ小春と治兵衛は二度と会えなくなるようなら、その時は共に死のうと心中の誓いを交わした。

ある日小春は侍の客と新地の「河庄」(別の高級クラブ)にいた。
話をしようにも物騒な事ばかりを口にする小春を怪しみ、侍は小春に訳を尋ねる。
小春は「馴染み客の治兵衛と心中する約束をしているのだが、本当は死にたくない。だから自分の元に通い続けて治兵衛を諦めさせて欲しい」と頼む。

開け放しておいた窓を閉めようと小春が立った時、突然、格子の隙間から脇差が差し込まれた。
それは小春と心中するために脇差を携え、店の人々の監視を掻い潜りながらこっそり「河庄」に来た治兵衛だった。

窓明かりから小春を認めた治兵衛は窓の側で話の一部始終を立ち聞きしていたのだ。
侍は治兵衛の無礼を戒めるために治兵衛の手首を格子に括り付けてしまう。
すると間が悪いことに治兵衛の恋敵である伊丹の太兵衛が「河庄」に来てしまう。
治兵衛と小春を争う太兵衛は治兵衛の不様な姿を嘲笑する。

すると治兵衛を格子に括った侍が今度は間に入って治兵衛を庇い、太兵衛を追い払った。
実は武士の客だと思ったのは侍に扮した兄の粉屋孫右衛門だった。
商売にまで支障を来たすほど小春に入れ揚げている治兵衛に堪忍袋の緒が切れ、曽根崎通いをやめさせようと小春に会いに来たのだった。

話を知った治兵衛は怒り、きっぱり小春と別れる事を決めて小春から起請文を取り戻した。
小春はもう治兵衛と縁を切る気持になっていた。
嫌いになったのではない。
治兵衛の妻おさんから「どうか夫の命を救って下さい」と身を案じる手紙を内々に受け取っていたからだ。
おさんは2人の関係を知っていて、心中されることを恐れていたのだ。
小春は別れることで治兵衛の命を救うことにする。
彼女は治兵衛に理由を話さず「心中が嫌になった」とだけ告げた。
突然の心変わりが理解できず「この裏切り者!」と治兵衛は激しく罵るのだった。
彼はまた、人づてに成金の太兵衛が小春の身請け(遊女を店から大金で買って自由にすること)を狙っていると聞いてパニックになる。

それから10日後、きびきびと働く妻のおさんを見ながらも治兵衛はどうにも仕事に精が出ず、炬燵に寝転がってばかりいた。
その時、治兵衛の叔母と孫右衛門が小春の身請けの噂を聞いて治兵衛に尋問しに紙屋へやって来た。
ここ10日間、治兵衛は何処にも行っていない、身請けしたのは恋敵の太兵衛だという治兵衛とおさんの言葉を信じ、叔母は治兵衛に念のため、と起請文を書かせると安心して帰っていった。
しかし叔母と孫右衛門が帰った後、治兵衛は炬燵に潜って泣き伏してしまう。
心の奥ではまだ小春を思い切れずにいたのだ。

そんな夫の不甲斐無さを悲しむおさんだが、「もし他の客に落籍されるような事があればきっぱり己の命を絶つ」という小春の言葉を治兵衛から聞いたおさんは彼女との義理を考えて太兵衛に先んじた身請けを治兵衛に勧める。
おさんは自分が出した手紙のことを正直に話し、「小春さんを死なせては女同士の義理が立たない」と治兵衛に語る。
商売用の銀四百匁と子供や自分のありったけの着物を質に入れ、小春の支度金を準備しようとするおさん。
しかし運悪くおさんの父・五左衛門が店に来てしまう。
日頃から治兵衛の責任感の無さを知っていた五左衛門は直筆の起請文があっても治兵衛を疑い、おさんを心配して紙屋に来たのだ。
当然、父として憤った五左衛門は無理やり嫌がるおさんを引っ張って連れ帰り、親の権利で治兵衛と離縁させた。

おさんの折角の犠牲も全て水の泡になってしまったのだった。

望みを失った治兵衛は虚ろな心のままに新地へ赴く。
小春に会いに来たのだ。
別れた筈なのにと訝しがる小春に訳を話し、もう何にも縛られぬ世界へ二人で行こうと治兵衛は再び小春と心中する事を約束した。
小春と予め示し合わせておいた治兵衛は、蜆川から多くの橋を渡って網島の大長寺に向かう。

そして1720年10月14日の夜明け頃、二人は俗世との縁を絶つために髪を切る。
同じ場所で死んではおさんさんへ義理が立たないので、離れた場所で死にましょう」と小春は言う。
治兵衛は小春の喉首を刺し、自らはおさんへの義理立てのため、付近の水門で首を吊った。

1969年(昭和44年)には、篠田正浩監督により映画化された。
治兵衛には二代目中村吉右衛門、おさんに岩下志麻を起用し、通常の劇映画と異なる実験的な演出で、人形浄瑠璃や歌舞伎の雰囲気を色濃く漂わせる作風となっている。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

しばらくぶりに日本に戻ると、僕は現在でも、自分の身の回りに、この“義理と封建制”を感じますよ。

たとえば。。。?

本音は、しばしば正直に表現されない。たいていの人が社会・立場から期待・要求されるように行動していますよ。つまり、本音で生きている人は極めて少ない。

具体的には。。。?

“礼儀”だとか、“近所付き合い”とか、“親戚付き合い”、“しきたり”。。。それに、“家族の期待”、“両親の期待”、“世間からどう見られるか?思われるか?”。。。カナダやアメリカならば、考えなくても良いことで悩んでいる人が日本にはたくさん居ますよ。もちろん、上の例のような“禁じられた恋愛”もある。でも、江戸時代のように心中する人はほとんど居なくなりましたよね。そこまでしなくても、最近では、好きな人と同棲する事は、それ程難しい事ではない。

江戸時代には、好きな人と同棲する事はできなかったのでござ~♪~ますか?

だから、そうしようとすると、家族が寄ってたかって、上のような事件になってしまうのですよ。それでも江戸時代には情死(心中)が美化されていたのですよ。それがロマンになっていた。つまり、好きな人ができて、それが“禁じられた恋愛”であれば、相手と結ばれるには心中する以外になかった。僕のように長崎に行って密航しようと思っても、当時の日本には関所があるから、家出した時点で手配書が関所に配られてつかまってしまうかもしれない。だから、確かに、心中する以外に方法が無かったのかもしれませんよね。心中した者の名鑑が発行されるほど心中事件が多かった、と書いてありますよ。この風潮を憂えた江戸幕府は『心中は社会秩序を乱す行為』として心中禁止令を出した。

未遂に終わった場合はどうなるのでござ~♪~ますか?

たとえ未遂に終わったとしても、当事者は町中でさらし者にされた後、身分を奪われた。死亡した場合、亡骸は罰として家族に引き取らせなかった。野犬や野鳥が食い荒らすままにしたというのですよ。

それは、ちょっとひどすぎますわア。

それでも心中事件は無くならなかったのですよ。つまり、上のような“禁断の愛”の場合、唯一の窮地からの解決策が心中だったのですよ。

現在は、そう言う事が無くなって、幸せな時代になったわけでござ~♪~ますわね。

いや、今でも日本は本音と建前の社会ですよ。

そうでしょうか?

その証拠に先進国の中で自殺者が日本は一番多いのですよ。1年に3万人以上。1日に約100人の人が自殺しているのですよ。つまり、1時間に4人が自殺しているのですよ。

どうしてですの?

自殺する以外に解決策が見出せないと思ってしまう社会が現在の日本だからですよ。心中は江戸時代に比べて確かに少なくなったけれど、本音で生きる事が難しい事に変わりがないのですよ。つまり、本音で生きてゆけないから、唯一の窮地からの解決策が自殺ですよ。

でも、真美さんは自殺しないで3人目のパートナーと付き合っていますわ。

そうですよ。だから自殺しない人は真美さんのような「自由」を現在では持つことができるのですよ。でもねぇ、この「自由」は、実は、「無関心」と「無責任」の裏返しですよ。

どう言う事でござ~♪~ますか?

江戸時代には“家族の絆”、“家族の結束”があったから、治兵衛のだらしなさを見かねて兄の孫右衛門が出てくる。叔母までが首を突っ込む。挙句の果てにおさんの父親の五左衛門が店にやって来る。日頃から治兵衛の責任感の無さを知っていた五左衛門は直筆の起請文があっても治兵衛を信用せず、おさんを心配して紙屋にやって来たのですよ。当然、父としてムカついた五左衛門は無理やり嫌がるおさんを引っ張って連れ帰り、親の権利で治兵衛と離縁させてしまった。

そのような無茶な事が江戸時代にはできたのでござ~♪~ますか?

できたのですよ。現在では、そんな無茶な事は法律で、できない事になっている。でも、江戸時代の男尊女卑の社会にあっては父親の権威は絶対だった。また、幕府もそのような親の権威を認めていた。

つまり、治兵衛が現在生きていたら、真美さんのように何人でもパートナーを見つけて心中するような事はなかったとデンマンさんはおっしゃるのでござ~♪~ますか?

もちろんですよ。現在では、“家族の絆”、“家族の結束”、“同族の結束”などは希薄になっていますよ。だから、兄の孫右衛門はやって来ない。もちろん、叔母もやって来ない。やって来ても“あんたなんて関係ね~よ!”と言われてしまう。おさんの父親が来たら、“オマエのような老いぼれはひっこんでろォ~!”と言われて、冷たいお茶でなければ、熱いコーヒーをぶっ掛けられるのが関の山ですよ。もちろん父親の権威なんてものは、全く地に落ちてしまった。“親の権利で離婚させるぞォ~!”なんて言ったら、“時代錯誤だ!江戸時代じゃね~んだぞォ!味噌汁で顔を洗って出直して来い!”と言われてしまう。

つまり、家族の者や友達は見て見ない振りをするのでござ~♪~ますか?

そうですよ。現代社会では、心配したとて、アドバイスをしたとて、悪タレを言われ、逆恨(さかうら)みをされる。いい事はないのですよ。口を出すだけ馬鹿を見る。だから、無関心になる。無責任になる。本当の家族の絆で強く結ばれていれば、アドバイスをするはずですよね。それが言わば家族愛で結ばれている家族の愛の証ですよ。また、家族の責任かもしれない。でも、言われる者は、余計なおせっかいをするな!と反発する。「個人の自由」と言う“金の金棒(きんのかなぼう)”を振り回すのですよ。“基本的人権”だと言って心配する家族を寄せ付けない。アドバイスをする友達も寄せ付けない。俺の自由だ。余計なおせっかいをするな!それが現代人の言う事ですよ。

つまり、個人の自由が「金科玉条(きんかぎょくじょう)」のようになってしまったのでござ~♪~ますわね?

そうですよ。「個人の自由」と言えば、誰に対しても自分の立場を正当化することができると思い込んでしまったのですよ。それで、最近では、男じゃなくて女の方が大胆にパートナーを求めてパーティーに出かけてゆくようになってしまった。つまり、“女の治兵衛”が出現するようになったのですよ。

真美さんのようにでござ~♪~ますか?

そうですよ。“主人は5年間もしてくれないのですわ。だから、今度は4人目のボーイフレンドを探しにパーティーに行くのですわ。これは「個人の自由」です。。。” 真美さんは、そう言ってパーティーに出かけてゆくのですよ。

それはいけない事でござ~♪~ますか?

当然でしょう?

どうしてでござ~♪~ますか?

良識を越えた「個人の自由」は“我が侭(わがまま)”と言うのですよ。考えてみてくださいよ。真美さんが我が侭を押し通せば、夫婦は破局を迎え、家族は崩壊するのですよ。つまり、「個人の自由」は、確かに大切だけれど、良識を越えて“我が侭”を押し通せば、結局、「個人の自滅」になるのですよ。

つまり、真美さん自身が破局を迎えると言うのでござ~♪~ますか?

そうですよ。現在の日本の社会は“本音と建前の社会”であると共に、いや、そうであるから、“生きがいを見出しにくい社会”にもなっている。それで、真美さんのような“女の治兵衛”が出てくる。他に生きがいがないから、つかの間の快楽を求めてパーティーに出る。そのようなパーティーに参加している者はナンパを目的とするような男ばかりですよ。

それで、真美さんはパートナーを変えながら男をあさり続けるのでござ~♪~ますか?

そうですよ。そう言うパーティーに出る男や女は夢やロマンなど持っていません。後腐(あとくさ)れのない、その場限りの火遊びが目的です。だから、真美さんのように一人目の男とも長続きがせず、二人目の男とも長続きがせず、それで、3人目とも破局を迎え、今度は4人目ですよ。

それで真美さんは、どのようになるのでござ~♪~ますか?

“女の治兵衛”はパーティーに出かけて次のパートナーを見つける。でも、そのパートナーとも長続きしない。だから、これが繰り返されてゆくのですよ。やがて年をとってゆき、“女の治兵衛”は誰からも相手にされなくなってしまう。最後は“女の治兵衛”はボロ雑巾のように、精神も肉体もボロボロになって朽ち果ててゆく。結局“女の治兵衛”は過去の虚しい人生を後悔しながら、寂しく孤独に死んでゆくのですよ。

いやですわあああぁ~。。。そのような女だけにはなりたくござ~♪~ませんわあああぁ~。

 

【卑弥子の独り言】

つまり、「個人の自由」も無制限ではないとデンマンさんは言いたいのですわよね。
良識ですってぇ~
ちょっと定義が難しいと思うのですけれど、
でも、真美さんがボーイフレンドをゲットするためにパーティーへ出てゆくのを見ていると、
判るような気がしますわ。

もちろん、中には良い伴侶に巡り会う人も居るかもしれませんが、
はっきり言って、人間は誰でも完璧ではありませんよね。
この点に関しては、デンマンさんがおっしゃる事に納得がゆきますわ。

真美さんが、現在のご主人とうまくやってゆけないのであれば、
他のボーイフレンドを探したとて、うまくやってゆけない可能性の方が多いと思います。

だから、一人目がダメで、二人目がダメで、三人目もダメならば、
やっぱり四人目もダメでしょうね?
なぜなら、失敗に学んでいないからでござ~♪~ますわ。

真美さんは、失敗を繰り返していると言う事でござ~♪~ますわ。

つまり、真美さんにも問題があると言うことですわよね。
だから、ご主人も、そのような真美さんに嫌気がさしたのですわ。

あなただって、そんな気がするでしょう?

とにかく、またあさって読みに来てくださいましね。
じゃあねぇ。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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そうですよね。

「自由」には常に「良識」と言う制限がありますよね。

「良識」を無視して「我が侭」を押し通すと

真美さんのような破局を迎える事になりますよね。

もちろん、上のエピソードでは、

真美さんが破局を迎えた、と書いてありませんが、

一人目がダメ、二人目がダメ、

現在、3人目のボーイフレンドと付き合っている。

でも、小百合さんの家族と違い、

真美さんは自分の家族をほったらかしにして

ナンパが多いパーティーに出て遊んでいる。

これでは、真美さんの家庭が崩壊しなかったら、

崩壊しない方が不思議ですよね。

あなたも、そう思いませんか?

ちょっと嫌~♪~なお話ですよね。

気分を変えるために、あなたも笑って

楽しく過ごしませんか?

そんなあなたのために楽しいサイトを紹介しますわ。

次のリンクをクリックして覗いてくださいね。

■ 『笑う者には福が来る』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


 





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