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ヘリオットさんと
小百合さん by デンマン & 卑弥子
2008年1月19
Subj:小百合さんがすでに送った
と言ったので全く心配していませんでしたよ。
ヽ(´ー`)ノキャハハハ Date: 16/01/2008 8:01:56 PM Pacific Standard Time
Subj: 1月17日 小切手の件
Date: 16/01/2008 6:55:48 PM Pacific Standard Time From: fuji@adagio.ocn.ne.jp To: barclay1720@aol.com
> こんにちは デンマンさん > 小百合より 今、午後7時5分(日本時間1月17日午後12時5分)に小百合さんのメールを見ましたよ。 おととい(バンクーバー時間で14日)にメールボックスを見た時には、たくさんの手紙が入っていましたが、小百合さんからのメールはありませんでした。 小百合さんがすでに送った、と言うので でも、こうして小百合さんからメールをもらったので返事を書くためにロビーに降りて行ったと言う訳です。 小百合さんからの次の手紙も読みました。
前略
まだ1月、寒さが続きますね。 今、一番デンマンさんが居なくなると困ります。 私の事を良く知って頼っていた人が急に居なくなると困ります。 早々 小百合より 1月7日 はい、はい、はい。。。、 でも、こういう人に限ってポックリと逝ってしまう可能性があるのですよね。(爆笑) おそらく、小百合さんのお父さんと菊ちゃんが つまり、小百合さんが困らないために。。。 そう言う訳で安心してくださいね。 17日の記事は書き上げました。 家族スキーの事が書いてあった小百合さんからのメールを使わせてもらいましたよ。 by デンマン ヽ(´ー`)ノ
ヘリオットさんって、どなたでござ~♪~ますか?
卑弥子さんはジェイムズ・ヘリオットさんって知らないのですか?日本でもかなり有名なイギリスの作家ですよ。 あの動物の物語を書いているヨークシャーの作家でござ~♪~ますか? そうですよ。知っているじゃありませんか? おほほほほ。。。あたくしは、デンマンさんと小百合さんが個人的に知っているカナダ人の方だと思ったのでござ~♪~ますわ。 作家のジェイムズ・ヘリオットさんのことですよ。 でも、作家のジェイムズ・ヘリオットさんと小百合さんが何か関わりがあるのでござ~♪~ますか? 小百合さんが小切手を送ってくれたのだけれど、一緒に手紙が入っていたのですよ。 上のメールの中に書いてあるのがその手紙なのですか? そうです。 その手紙とヘリオットさんが関係しているのですか? 実は、そうなのですよ。 でも、上の手紙にヘリオットさんの事は1行も書かれていませんわ。。。いったい、どう言う事ですか? あのねぇ、小百合さんは手紙の中で次のように書いているのですよ。 今、一番デンマンさんが居なくなると困ります。 私の事を良く知って頼っていた人が急に居なくなると困ります。 でも。。。、でも。。。、この部分がどうしてヘリオットさんと関係があるのですか? 実は、ヘリオットさんが書いた作品の中にモリーさん (Molly Minikin) と言う60代ぐらいの老婦人が登場するのですよ。すでに退職して愛犬のジョン(イングリッシュ・ブルテリアー)と二人暮しです。
デンマンさんはヘリオットさんのファンなのでござ~♪~ますか? そうなんですよ。ジェイムズ・ヘリオットさんのことでは、GOOで掲示板をやっていた時に“明解ワンワン”さんと懐かしいやり取りがあるので紹介しますよ。僕がなぜジェイムズ・ヘリオットさんのファンになったのかが分かると思います。
From:
http://members.goo.ne.jp/home/denman/main To: 2004/04/18 06:33 編集 返信 朝のこんな早くから活動していて、感心させられました!
目が覚めたのが午後12時半、コンピューターを起動してGOOのページを呼び出して、初めてこの時間に日記を書き込んだのですが、『新着日記』を見るとなんとmeikaiwanwan@goo とmy-true-love@goo の見覚えのある名前があるではないですか!? まゆさんとは昨日、初めて交信したのですが、meikaiwanwan さんには、初めて、こうして投稿します。 GOOのBBSの良いところは同時に書き込み先が3つあることですね。 偶然にも、知った名前を見たのが まゆさんとmeikaiwanwanさんだったわけです。 それにしても、朝早いですね。ボクも朝の5時、6時に活動している時もありますが、そういう時は徹夜をしているときです。大体8時か9時頃にはベットにもぐりこみます。 ボクは完全な夜型人間ですから、朝型人間を見ると、何となく別世界の人間を見ような気がしますよ。ちょっとオーバーですが。。。血圧が低いので、朝起きがつらいんですね。 もう、この30年間、医者の顔を見ていないということで、いたって健康なのですが、朝起きだけはつらい! 僕の場合、お客さんと面と向かっての仕事は午後でないと駄目です。 そういうわけで、僕はフリーランスで仕事をしています。 でも、ありがたいことに、今の日本は鎖国をやっていませんからね。 だから、僕のようにわがままなこと言っても、カナダ、アメリカ、ヨーロッパなら、仕事がありますよ。 そういうわけで、朝型の人間を見ると、ボクは感心させられるのです。 そういうわけで、この便りをさせてもらいました。
From meikaiwanwan
To denman 2004/04/18 17:59 編集 返信 RE:書き込みありがとう!
初めまして!カナダに住んでるんですか?
From: denman
To: meikaiwanwan 2004/04/19 11:41 編集 返信
また、暇の時に寄ってください。
> いつもは、AM5時くらいに起きて、
> 犬の散歩を済ませてから仕事に行くので、 > 僕の場合は夜はキツイです(笑) meikaiwanwan これで納得が行きましたよ。 ぼくも犬が好きなのですが、子供の頃飼わせてもらえず、 そのため、ジェイムズ・ヘリオットさんの書いた作品を
もう、この作家は亡くなりまして、新作が読めません。
> やっと心の中のモヤモヤが消えて
> 今日から元の時間に戻ったような気がします。 良かったですね。また、暇なときに寄って下さい。
From: meikaiwanwan
To: denman 2004/04/20 00:57 編集 返信
RE:また是非よらせてもらいます meikaiwanwan というIDは、チャロスケ(飼っていた先代のハスキー)が冥界でも楽しく遊んでて欲しいという意味と、近所の保育園の子供たちが両手にエサを持って「どっちにあるか?」と、よく遊んでました。 多分、正解って言ってるつもりだったと思うのですが、「めいかい!」って言ってるのを聞いて、そのままIDにして、プラスして、ワンワンをつけました(笑) 書いてあった本ですが、今度本屋で探してみます(`・ω・´)♪
From: denman
To: meikaiwanwan 2004 04/20 13:32 編集 返信
ぬくもりを感じさせるエピソードですね。
> meikaiwanwan というIDは、
> チャロスケ(飼っていた先代のハスキー)が冥界でも > 楽しく遊んでて欲しいという意味と、 > 近所の保育園の子供たちが両手にエサを持って > 「どっちにあるか?」と、よく遊んでました。 > 多分、正解って言ってるつもりだったと思うのですが、 > 「めいかい!」って言ってるのを聞いて、 > そのままIDにして、プラスして、 > ワンワンをつけました(笑) これをもう少しなが~クして書いたら、ジェイムズ・ヘリオットさんが書くようなお話になりますよ。 僕もハンドル名には、いつも頭を痛めます。最近は、このあたらのストリートの名前を採ってつけています。考えるのが面倒になりましたから。。。
> 書いてあった本ですが、
> 今度本屋で探してみます(`・ω・´)♪ 上の短いエピソードを読んだだけでも、僕は直感的に分かりますね。 読んでも、絶対にがっかりしない本ですよ。 どうですか、卑弥子さん。。。“明解ワンワン”さんと僕のやり取りを読んで。。。 それにしてもずいぶん前の事でござ~♪~ますわねぇ~? 確かにネットの4年前と言うと一昔ですからね。とにかく、ペットを飼っている人ならばヘリオットさんの本は楽しく読めますよ。 それで、物語の中のモリーさんはどうしたのですか? モリーさんは一人暮らしの老婦人なんですよ。体が弱かったらしく、一生独身だったのです。大きな病気をして死ぬか生きるかの境を彷徨(さまよ)ったそうです。モリーさん自身も治らないだろうと落胆して、生きる希望をなくしてしまったそうですよ。 それで、モリーさんは、どうなったのでござ~♪~ますか? その時のお医者さんがチャールズ・アーミテージ卿だったのです。ナイトの称号を持つ、えらいお医者さんだったようですよ。モリーさんはすっかり生きる希望を失ってしまったのだけれど、このアーミテージ医師はモリーさんを元気づけ続けたのですよ。“生きる望みを失ってはいけない。常に、気持ちを強く持って寿命を全(まっと)うしなければいけない!” そう言ってモリーさんを励まし続けたのです。 それで、どうなったのですか? 大きな手術をしたのだけれど、何とか持ちこたえてモリーさんは元気になったのです。 良かったですわね。 それ以来、モリーさんは独身で愛犬のジョンを人生の伴侶として暮らしてきたのですよ。ところが今度は、そのジョンが病気になってしまった。
このワンちゃんでござ~♪~ますか? そうです。実は、モリーさんの愛犬の種類も名前も、僕はうろ覚えなんですよ。でも、とにかく、モリーさんにとって愛犬は掛け替えのない伴侶なんですよね。だからモリーさんは、もう一生懸命になってジョンの病気を治そうとしました。 それで病気は治ったのですか? それが治らないのですよ。ヘリオットさんには、その病気が何なのか?もう全く分からない。この話は実際にあった事に基づいてヘリオットさんが書いているのですよ。 いつ頃のお話でござ~♪~ますか? ヘリオットさんの物語になった事件は1940年代の後半から1950年代の頃に起こったのです。モリーさんの話も、だから、かなり以前の事ですよ。 それで、愛犬ジョンはどうなったのでござ~♪~ますか? ヘリオット先生が20代の後半から30代に差し掛かった頃のお話です。だから、まだベテランの獣医ではなかった。それで、病気が何かも分からないので困り果ててしまった。 モリーさんも困ってしまったのでしょうね? そうですよ。でも、モリーさんは元々明るい性格でユーモアがある老婦人だったのです。しかも、自分自身が大病を患って、生きるか死ぬかの境を彷徨った事がある。その時、アーミテージ医師から“希望を捨ててはいけない!”と励まされた経験がある。だから、ジョンの病気についてもモリーさんは決して希望を失わなかった。 それで、どうなったのでござ~♪~ますか? モリーさんよりもヘリオットさんの方が希望を失ってしまうような状態だったのですよ。ヘリオットさんは、すっかり気持ちが沈んでしまった。 それで。。。? 病気が何なのか?も、どうして治したらよいのか?も、ヘリオットさんは分からない。すっかり気持ちが落ち込んでしまった。そのヘリオットさんを励まし続けたのがモリーさんだったのですよ。モリーさんだって、ヘリオット獣医以上にジョンの病気については心配している。でも、心配を表情には見せなかった。冗談を言ったりしてヘリオットさんを元気付けた。 モリーさんはヘリオット獣医を信頼していたのでしょうね? その通りですよ。全面的にヘリオットさんを信頼していたようですよ。そのジョンの診察の合間にモリーさんがヘリオットさんに言ったのです。
“私には忘れられない
二人の男性が居ますのよ” ヘリオットさんは、意外なモリーさんの言葉にギョッとしたのですよ。“秘められた情事の告白”でも聞かされるのかな。。。? そう思ったかもしれませんよ。でも、モリーさんはヘリオットさんを半ば元気付けるために言ったのでしょうね。ヘリオットさんはジョンの病気が分からずに、いつも暗い表情を浮かべていましたから。。。 それで、その二人の男性とは。。。? モリーさんは、“あれを見てくださいな”と言って暖炉の上の2つの額に入った写真を指差したのですよ。一人はモリーさんを救ってくれたチャールズ・アーミテージ医師ですよ。“希望を失ってはいけない。いつでも、寿命を全うするつもりでしっかりと生きなければいけませんよ。” そう言ってモリーさんを常に励まし続けたお医者さんですよ。 それで、もう一人の男性は。。。? ジョン・ウェイン (John Wayne) ですよ。 あの西部劇に出てくるアメリカの役者でござ~♪~ますか? そうですよ。ヘリオットさんの好きな役者もこのジョン・ウェインだった。二人は偶然に同じ俳優が好きだったのですよ。ヘリオット先生は、この事で少し気持ちが明るくなったように思った。 。。。んで、愛犬のジョンの方はどうなったのでござ~♪~ますか? ヘリオット先生の診察の甲斐もなく、亡くなってしまった。ずいぶんと長い間ヘリオット先生はジョンの病気で困り果ててはいたけれど、モリーさんの人生の伴侶だったから、死なせてはならないと、一生懸命に病気をを治すために誠心誠意を尽くしたのですよ。 でも、駄目だったのでござ~♪~ますか? そうなんですよ。モリーさんよりもヘリオット先生の方がすっかり落胆してしまった。モリーさんが元気付けねばならないほどだった。 それで、その後、どうなったのでござ~♪~ますか? モリーさんは、友達から子犬を譲り受けてジョン2世を飼い始めたのですよ。愛犬ジョンを死なせてしまって、ヘリオットさんはモリーさんにすまないと思いながらも、モリーさんがジョン2世と明るく暮らし始めていたのでホッとしたのですよ。 それで。。。? その後、モリーさんのことを忘れる程にペットの患者が増えてきた。 ヘリオット医師は忙しくなった訳でざ~♪~ますわね? ヘリオットさんの名声も高まってきて、親切な良い獣医さんだと言う評判が立ち、ペットの患者が後を絶たない。でも、愛犬ジョンが亡くなってから数年経った頃に、またヘリオットさんにスランプの時期が訪れた。ヘリオットさんが自信をなくして人生に迷いを感じている頃だった。“泣きっ面(つら)にハチ”ではないけれど、悪い時には悪い事が重なるものですよ。モリーさんの寿命が尽きて眠るように亡くなった、と言う事をヘリオットさんは聞いたのですよ。 それはショックでござ~♪~ましたでしょうね? そうですよ。急に悪夢のような愛犬ジョンの死がよみがえって来た。“もう、獣医なんか辞めてしまおうか?” ヘリオットさんは、妻のジョアン(物語の中ではヘレン)の前で、つい弱音を吐いてしまった。 奥さんは何と言ったのでござ~♪~ますか? 二人は次のような会話をしたのですよ。 あなたに見せたいものがあるわ。この額に入った写真よ。 これ僕の写真じゃないか? そうよ。これがどこにあったと思います?モリーさんの家の暖炉の上にあったのよ。 あのジョン・ウェインとアーミテージ医師の写真があったところに? そうよ。モリーさんは亡くなる前に、これが私の人生で忘れられない3人の男性です、と言ったそうよ。 つまり、僕の写真が二人と並んで置いてあったと。。。? そうなのよ。 卑弥子さん、これで分かるでしょう?小百合さんの手紙を読んだ時に、モリーさんの物語をなぜ僕が思い出したのか。。。? つまり。。。つまり。。。デンマンさんも小百合さんに忘れられない3人の男性の中の一人として思われていると。。。? うへへへへ。。。
【卑弥子の独り言】
ですってェ~♪~ あなただって、そんな気がするでしょう? だいたい、小百合さんがデンマンさんを頼りにしているのは、 仕事が済んでしまえば、 とにかく、これからデンマンさんがどのようなお話をするのか? また、あさって読みにきてくださいましね。
卑弥子さんは、上のように冷たい事を言っていますが、
ィ~ハァ~♪~! メチャ面白い、
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私もヘリオットさんのファンですわ。
ワンちゃんのお話やニャンニャンの物語は、
いつ読んでも、心が温かくなりますよね。
男のロマンや女のロマンのお話も
良いですけれど、
時には、お話が生臭くなりすぎて
鼻につく事ってありますよね。
その点、ペットや動物のお話には
どぎつい事や、エッチな事はあまりないので
安心して読めますわ。
あなたも、面白くて楽しいお話しが読みたくなったら
ぜひ次のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
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