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愛と風と共に…
2008年4月16

Subj:菊ちゃんのことを気にしてました。

Date: 10/01/2008 3:34:05 PM
Pacific Standard Time
日本時間: 1月11日 午前8時34分
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com

なぜか 1月7日に戻して返信。
この前から、菊ちゃんのことを気にしてました。

先日山に久々帰ってみると、
お世話になった人が亡くなっていました。
その人は奥さんと2人きりの生活で
お二人の間にはお子さんがおりません。

私たちがいた時は良く里芋や いんげん。
冬でも作らない時期は ゆずなど
「うちでできたものだー」 と持ってきてくれました。

そのおじさんが 亡くなってました。
私の父と同じ年でした。 

人にうらやましがられるような、
贅沢もせず山で暮らす知恵だけは持っていて
たくましく生きていました。

もし、環境異変で地球に食料が出回らなくなったら
まず、私はすぐ死にます。

体の大きい主人も少しして食料がないのに
絶えられず死にます。 

でも、あのおじちゃんは生き延びたかもしれません。
自給自足の生活をしていましたから。
1年に1度行くか行かないか、スーパーマーケット。
そんなの必要ない人だったから。

あんな小さい体なのにとても強かったのです。
現代人のように飛行機に乗らなくても
コンピュータを使わなくても、とても強かったのです。

デンマンさんの記事で菊ちゃんのことを
興味深く読ませてもらいました。
菊ちゃんも素朴で愉快に生きていたと思います。

だから、菊ちゃんはお嫁さんにならなくても、
ずーっと幸せな人生だったと思います。

病気、突然の、それはその人の人生なのだから。

小百合より


『白無垢の菊ちゃんと山の家』より
  (2008年1月13日)

今日も菊ちゃんの事でござ~♪~ますか?

小百合さんも菊ちゃんの事を気にしていましたからね。

菊ちゃんは、それ程小百合さんにとって印象的な女性として映ったのでござ~♪~ましょうか?

だから、おとといも僕が言ったように、小百合さんは菊ちゃんと共感するものをたくさん持っているのですよう。

たとえば。。。?

菊ちゃんが40代の若さで亡くなったという事が小百合さんには気になっていたのですよう。

なぜでござ~♪~ますか?

小百合さんは子供の頃から“風邪の子”だと言われた。つまり、風邪をひき易い体質なのですよう。だから、小百合さんは自分の事を体が弱いと思っているフシがありますよ。それで、もしかすると、菊ちゃんのように運が悪ければあの世に行ってしまうのではないか。。。

小百合さんが菊ちゃんのお話を読んで、そのように感じたとデンマンさんは思っているのでござ~♪~ますか?

小百合さんが菊ちゃんのことについて書いているメールを読むと、小百合さんが菊ちゃんに同情していると言うよりも、共感しているような印象を持つのですよ。

なぜ、小百合さんはそれ程までに死にこだわるのでござ~♪~ますか?

去年(2007年)の秋、小百合さんはお父さんを亡くしているのですよう。それで死を身近に感じていたのです。そういう時に僕が菊ちゃんの事を書いたものだから、それを読んだ小百合さんが自分は、ひょっとすると、菊ちゃんのように薄命に生まれ付いたのではないだろうか?。。。お父さんを亡くして感傷的になっていたことと、“風邪の子”と言われていた病弱な体質が、なぜか急に小百合さんを菊ちゃんに近づけたのですよう。

つまり、感情移入。。。同一化でござ~♪~ますか?

そうですよ。それで、小百合さんにとって菊ちゃんが急に身近な存在になったのですよ。時には、小百合さんは自分自身が菊ちゃんの生まれ変わりではないかと思えるほどに共感できるようになっていた。それで、上のメールにも“菊ちゃんのことを気にしてました”と書くほどに菊ちゃんの事が自分のことのように思えたのですよう。

それで、今日のタイトルはどういうことでござ~♪~ますか?

 

愛と風と共に…

 

菊ちゃんは僕と一緒に『風と共に去りぬ』をビデオで観たのですよ。

菊ちゃんも一緒に観たいと言ったのでござ~♪~ますか?

僕がビデオを観ようとしている時に、たまたまおやつの生八ツ橋を僕の部屋に持ってきてくれたのですよ。

それで、一緒に観たのでござ~♪~ますか?

そうですよ。でもね、菊ちゃんは知恵が遅れていて精神年齢は7才なのですよう。しかも英語は全く理解できない。

それでも、デンマンさんと一緒に観ていたのでござ~♪~ますか?

そうなのですよ。しかも、映画の内容が理解できたらしいのですよう。ちょっと、その時の状況を読んでみてください。

菊ちゃんと『風と共に去りぬ』

僕は『風とともに去りぬ』と言うあの名画をビデオで観たんですよ。

菊ちゃんと一緒にですか?

そうですよ。僕は英語の勉強のつもりでこのビデオを借りてきたんですよ。もちろん吹き替えなしで字幕ですよ。だから、字の読めない菊ちゃんには全く面白くはないはずなんですよ。もちろん英語が分かるはずもないですからね。

それで。。。?

この写真の名場面ですよ。僕はこの場面を何度も何度も繰り返してリプレーしたわけです。どのような事を言っているのか?このラブシーンもすばらしいけれど、この時のせりふに僕は妙に心惹かれるモノを感じたわけですよ。だから、英語の勉強もかねて何度も見たわけです。僕は菊ちゃんがそばに居るのも忘れるくらいに一生懸命に聴き取ろうとして見ているわけですよ。菊ちゃんはそのうちつまらなくなって部屋から出てゆくだろうと思っていたわけです。

それで、出て行ったのですか?

ところが僕と一緒になって一生懸命になって見ているんですよ。言っている事は何も分からないはずなんですよ。でも、僕と一緒になって一生懸命に、。。。僕と同じぐらい熱中して見ているんですよ。“菊ちゃん分かるの?” 僕がそう聞いたら、ニヤニヤってして、うなづくんですよ。しかも分かっているような表情を浮かべているんですよ。分かりっこないだろうに。。。僕はそう思っている。でも、どうなんだろうか?僕は、またムラムラっと。。。好奇心が頭をもたげてきたんですよ。

少年の頃のデンマンさんって、本当に好奇心が旺盛だったんですのね?

今だって旺盛ですよ。だから、僕はレンゲさんと。。。

なんですの。。。?

イヤ、この話をするとまた長くなるから、菊ちゃんの話だけにしておきましょうね。

言い出しておいて止めにしてしまうんですの?

だから、横道にそれると、またこの記事が長くなるでしょう?あとでゆっくりとレンゲさんに話しますよ。

分かりましたわ。それで菊ちゃんにどうしようとしたわけなんですの?

僕は、別にエッチな事をしようとした訳ではありませんよ。

だから、どうなさったのですか?

僕は菊ちゃんに尋ねたんですよ。“菊ちゃんは僕のお嫁さんになりたいんだよね?”

そしたら?

7つの女の子が大好きなお人形さんでも買ってもらえると思うように、にっこりして“あい”って返事をするんですよ。僕は言いました。“菊ちゃん、この映画の中の女の人もね、この男の人のお嫁さんになりたいんだよ。分かる?” そしたら、菊ちゃん、うなづくんですよ。

それで。。。?

僕は半信半疑ですよね。だから言ったんですよ。“じゃあ、この映画のようにキスしようか? ねっ?”

マジで。。。?

冗談で言ったわけではないんですよ。僕は菊ちゃんが本当に分かっているのかどうか?。。。マジで知りたいと思ったんですよ。

それで。。。?

そしたらね、上の写真のように眼をそっと瞑(つむ)って僕を見上げるようにしてキスを受けようとするしぐさをするんですよ。

それで。。。デンマンさんは、どうなさったんですの?

僕は、なんだか言葉にはならないような感動を覚えましたよ。7才の“女性の愛”なのだろうか?。。。菊ちゃんのキスを受け入れようとする表情を見ていたら僕はもう、誘い込まれるように唇を合わせましたよ。菊ちゃんのオツムは7才だとはいえ、菊ちゃんの体は立派な大人のものですよ。僕は菊ちゃんを抱きしめながらおっぱいの感触を胸に感じて無意識に右手でおっぱいを愛撫しようとしたんですよ。

で。。。?

そしたら、菊ちゃんは眼をガバっと見開いて、“それは絶対ダメ!”と言うような表情をして、僕から離れてしまいましたよ。まるでバネ仕掛けでしたね。キスを受け入れようとした時の期待に満ちた表情と、僕の手をおっぱいに感じて拒絶した時の表情の違いが、あまりにも対照的だったので僕には2度目の驚きでしたよ。

デンマンさんは、エッチな事をしようとしたではありませんか?

僕は、その先に進もうとは全く思っていませんでしたよ。


『愛は希薄になっていませんわ。
セックスで埋め合わせてもいませんわ』
より
  (2006年3月6日)

7才の女の子でも男と女の感情って分かると思いますわ。

卑弥子さんは7つの頃、愛とか恋とかが理解できましたか?

分かりましたわ。だから次のように書いたのでござ~♪~ますわ。 

八ツ橋は初恋の味で

ござ~♪~ますわぁ

おほほほほ。。。。

今日は、もう、初めから

出てきてしまったので

ござ~♪~ますわよゥ。

どうしてかって。。。?

もちろん、あなたに

会いたくって

しびれを切らして

いたのでござ~♪~ますわよォ~。

会えてうれしいわあああ。。。

うふふふふふ。。。。

ところで、前にも書きましたけれど、

あたくしにとって懐かしい京都の味とは

なんと言っても“八ツ橋”でござ~♪~ますわ。

ええっ。。。どうしてかって。。。?

あたくしの初恋の味なのでござ~♪~ますのよ。

ええっ?どういうわけかってぇ。。。?

実は、八ツ橋を売るお店に、

かわゆい男の子が居たのでござ~♪~ますのよ。

おほほほほほ。。。

その男の子にあたくしが恋をしたのでござ~♪~ますわ。

そういうわけで、八ツ橋を食べるとき、

あたくしのお口の中で

初恋の思い出が広がるのでござ~♪~ますわぁ。

うふふふふふふ。。。。


『菊ちゃんと八ツ橋 (2008年4月14日)』より

この初恋は、マジで卑弥子さんが7つのときの事ですか?

おほほほほ。。。マジでござ~♪~ますわ。

卑弥子さんは早熟だったのですねぇ~

7才で初恋するのはそれ程珍しい事ではござ~♪~ませんわ。あたくしのお友達にも結構たくさん居ますわ。

そうですか。“類は類を呼ぶ”で、卑弥子さんのお友達は早熟な仲間が集まったのでしょうね?うしししし。。。

性に目覚めるのが、デンマンさんの世代よりも早くなっているのでござ~♪~ますわ。

それで、卑弥子さんも『風と共に去りぬ』を観たことがありますか?

ええ、世界の名画ですものDVDで観ましたわ。

『風と共に去りぬ』

原題は“Gone with the Wind”
1939年に公開されたヴィクター・フレミング監督作のアメリカ映画であり、マーガレット・ミッチェルによる同名の世界的ベストセラー小説『風と共に去りぬ』を映画化した。
全編で3時間42分という大長編であるにも関わらず、当時空前のヒットを記録した。

メトロ・ゴールドウィン・メイヤーとセルズニック・プロダクションが製作したテクニカラー方式による大作メロドラマであり、製作費や宣伝費に大金を注ぎ込む嚆矢(こうし)となった作品でもある。

アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞(ヴィヴィアン・リー)、助演女優賞(ハティ・マクダニエル・黒人俳優初)、脚色賞ほか特別賞を含め9部門を受賞。

「二度と製作することができない豪華さ」と喧伝され、アメリカ映画協会が選出した「アメリカ映画ベスト100」では4位となったように、映画史上屈指の名作の一つと評される。
スカーレット役選びが難航したこと、プロデューサーのセルズニックが自らの意を通すために断行した度重なる脚本家や監督の交代劇など、その製作過程には数々の逸話が残されている。

マックス・スタイナーによるテーマ曲『タラのテーマ』は、格調高いナンバーとして映画音楽の古典となっている。
アメリカ国内での興行収入は198,676,459米ドルであり、チケットの値段のインフレ調整を行うと第1位になる。

■ 『YouTubeで観る「風と共に去りぬ」の出だし(opening credits)と「タラのテーマ」』

日本での初公開は1952年。
映画で描かれる南部の栄光と南北戦争敗北による没落から見事経済的に成功するものの精神的な幸福感を得られないヒロイン・スカーレット・オハラの姿が、太平洋戦争での敗北から高度経済成長の途上にありながらも、大義や志を失った当時の日本の姿と一致した。
そのため、高額な入場料であるにも拘らず大ヒットロングランとなった。

有名なヒロインの最後の台詞は「After all, tomorrow is another day. (結局、明日は別の日なのだから)」である。
従来はこれを「明日は明日の風が吹く」と訳すことが多かったが、最近ではより原文に近い「明日という日がある」と訳されることが多い。

しかし当のアメリカでより有名な台詞は、この直前にレットが去り際に吐く捨て台詞である。
スカーレットに「これから私はどうしたらいいの?」と聞かれたレットは、
「Frankly, my dear, I don't give a damn.
(はっきり言ってね、おまえ、そんなこと俺の知ったことか。)」
と振り向きざまに言う。

この「damn」は強いののしりの言葉で、製作当時は映画において使うべきではない言葉 (いわゆる禁止用語) と考えられていたが、原作の台詞を一言も変えないというセルズニックの強い意向によって盛り込まれた。
2005年、アメリカ映画協会はこれを「最も記憶に残る映画のセリフ」に選んでいる。
なお日本語での定訳は「知らないね、勝手にするがいい。」

【あらすじ】 (ネタバレあり!)

舞台は、奴隷制が残る1860年代のアメリカ南部、ジョージア州。
南北戦争の頃である。

アイルランド系移民で、一代で成功した農園主の娘スカーレット・オハラは自分と同じ上流階級の長身の美青年・アシュレー・ウィルクスに恋をしていた。
だがアシュレーは、彼の従妹であるメラニーと婚約していた。
バーベキューパーティーで、二人の結婚を知って愕然としたスカーレットは癇癪をおこして、アシュレーの屋敷の家具のつぼを投げつけて壊す。
これを見ていたバトラーは彼女の躍動的な精神に恋をしてしまう。
スカーレットは軽蔑する友人たちの陰口を聞き、メラニーへのあてつけのために彼女の兄(チャールズ・ハミルトン)に求婚をするように仕向けた。
チャールズはそんなことは知らず、南北戦争の開戦のニューズに沸き立つ中でスカーレットに求婚し、彼女はそれを受け入れてしまう。
すぐに彼女は後悔するが、結局、結婚してしまう。
しかしチャールズは、結婚後まもなく戦場に赴き、病死。
スカーレットは17歳にしてチャールズとの間にできた長男ウェードを出産して、未亡人となる。

ウェードを連れてアトランタに赴き、ピティパット叔母・メラニーとの新生活を始めるスカーレット。
その目の前に、かつて無頼な行為で社交界から締め出されたレット・バトラーが、封鎖破りの英雄として、彼女が未亡人になったことを聞いて現れる。
スカーレットに、自分と似たものを感じるレット・バトラーは、スカーレットがかぶる淑女の仮面を取り去り、彼女本来の姿を露にしようとする。
またスカーレットも、喪服姿でダンスパーティに参加するなどして、周囲の評判を落とす。

そんな中、南軍は北軍に対して苦戦を強いられ、ついにアトランタの陥落も目前となった。
出産を目前に控えたメラニーを看護して脱出の機会をスカーレットは失う。
しかし、アシュレーの言葉どおりにメラニーの出産を助ける。
だが、衰弱した産後まもないメラニーとその赤ん坊やウェードをかかえて、進撃する北軍の砲声の中で、ついに彼女は途方にくれた。
そこで、大嫌いなバトラーに彼女は助けを求める。
タラへの帰還を望む彼女を、炎上するアトランタから、やせ馬の馬車でバトラーは脱出させる。
この時に、バトラーは撤退する少年兵の気丈な姿に感動する。
危険地帯を通り抜けた後、バトラーは軍隊に入るから、この先は一人で帰るようにスカーレットに告げる。
冗談だと笑うスカーレットに情熱的なキスを残して、バトラーは南軍のまもる前線へと行く。

置き去りにされて怒り心頭に発したスカーレットだが、ようやく故郷タラへと到着した。
しかし、北軍の駐屯で荒廃し、頼りにしていた母も腸チフスで病死していた。
一夜にしてオハラ家の主となった彼女の意識は、飢えを凌ぐことと故郷を守ることだけに集中する。
スカーレットは税金の金の工面に窮して、妹の恋人フランク・ケネディを奪って第二の結婚をした。
やがて、ケネディの商才のなさから自ら商売を始める。
この頃、女性が主体的に経営を行うなど男を差し置く事はタブーに近かったことや、北軍の移住者と友人になったりして、周囲の評判はさらに下降し、メラニーを始めとするウィルクス家の人々とレット・バトラーを除き、彼女の周囲から古い友人は続々と離れていく。
また彼女の不用心な行動は、黒人から襲われるという事件を引き起こし、制裁を加えようとした夫フランクは、銃弾に倒れてしまう。

スカーレットは、レット・バトラーと第三の結婚をする。
レットは、以前からスカーレットを愛していたが、彼女の彼女への愛情を抱く者への無慈悲な性格を知るレットは、そのことをひた隠しにする。
また彼女自身も、次第にレットを愛するようになっていったにも関わらず、相変わらずアシュレーを想い続けていると信じ込んでいたため、それを自覚しない。
ある時酔ったレットがスカーレットを強引にベッドにつれてゆき、スカーレットは初めて肉体的な喜びを知る。
しかし、レットは自らその行為を恥じる。
一方レットの情熱的な訪れを待つスカーレットは、訪れる事のないレットに対して自分が、単になぶりものにされたと思い二人の気持ちはその日からさらにすれ違う。
やがて、その仲は日増しに険悪になっていく。
そして、レットが娘のボニーに全ての愛情を注いだが、レットがプレゼントしたポニーの「バトラーさん」から落馬して、スカーレットの目の前で事故死してしまった。
ボニーの死で、二人の最後の絆が断たれてしまい、バトラーは家によりつかなくなる。

娘を失ったショックから抜けきらないうちに、スカーレットに最後まで友愛を示し続けたメラニーまでが、流産により命を落とす。
アシュレーを奪った恋敵として憎んでいたはずのメラニーを、スカーレットは実は心から愛し頼りにしていたことに初めて気づく。
また、死の床のメラニーに指摘されて初めて、自分が愛しているのはアシュレーではなくレットだということを自覚する。
スカーレットは彼女の悪夢の中で何かを探していた自分の「その何」かがようやく見つかった思いで急いで帰宅し、レットに愛を打ち明ければ、レットとの関係がすぐ回復すると思うが、レットはすでに、スカーレットを追うことに疲れきっていた。
これまで隠してきた心の内の変遷と、結論として、もうスカーレットを愛してはいないことを説明し、レットは故郷に帰ってしまう。
自分を支え続けてくれたレットとメラニーを同時に失い、ついに孤独となったスカーレットだが、彼女は、やがて明日に希望を託し、絶望の中から一歩踏み出す。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デンマンさんは、なぜ『風と共に去りぬ』を選んだのでござ~♪~ますか?

とにかく世界の名画として話題の映画でしたからね。僕はアメリカ映画にかぶれていました。。。それに、良く目にするスカーレットとレットのキスシーンが印象的に僕のオツムに焼き付いていましたよ。だから、いつか、その映画を観てみたいと思っていたのですよう。

。。。んで、原作はお読みになったのでござ~♪~ますか?

まだ読んだことが無いのですよう。

それで、デンマンさんは、どういうところに最も感銘を受けました?

素直に生きるって難しいのだなあああぁ~。。。と、スカーレットを観ながら僕は妙なところに共感したのですよう。

デンマンさんは素直ではないのでござ~♪~ますか?

僕は自分では素直な人間ではないと思っているのですよう。素直なところも、もちろんあるけれど、僕は小さな頃から好きな女の子に対して素直に好きだと言うことが言えなかった。

つまり、スカーレットやレットのように素直ではなかったのですわね?

スカーレットもレットも、結構、自分の好きなように素直に生きているのですよ。でもねぇ、こと、恋愛感情になると素直になれないところがありますよね。そういうところに僕は共感を持ちましたよ。

デンマンさんも、恋愛感情を素直には表現できないのですか?

10代20代の前半頃までは、素直になりきれませんでした。感情的に不器用なところがありましたよ。好きな女性に対して好きだと言うことに抵抗がありました。だから、素直な人を見るとうらやましかったですよう。

その素直な人が。。。もしかして菊ちゃんだと。。。

その通りですよ。僕が始めて出会った素直な人ですよ。でも、菊ちゃんは知能が遅れていましたからね。。。知能の遅れた人は素直に成れるのだと思ったものですよう。

それで。。。逆に、デンマンさんは、ますます素直ではなくなっていったのですか?

たぶんねぇ。。。素直になりすぎると馬鹿じゃないかと思われるのでは。。。うへへへへ。。。菊ちゃんを見ながら、そんな風にも思ったものですよ。

でも、菊ちゃんに感動した事もあったのでしょう?

そうですよう。今から思い返せば、素直になると言うことは素直に相手の行動も見えてくると言う事なのでしょうね。

どう言う事ですか?

菊ちゃんが『風と共に去りぬ』のスカーレットとレットの情熱的なキスシーンを観た。あのシーンは、別に英語が分からなくても理解できるのですよ。英語で落第点を取った人でも、あのシーンを見れば、二人の男女がお互いに好き合っているという事が理解できますよ。卑弥子さんだって、あのシーンは字幕を読むと言うよりはイメージとして理解したでしょう?

そうですわね。字幕など読んでいませんでしたわ。うふふふふ。。。

僕は半分英語の勉強のつもりで見ていたから、字幕を読みながら理解しようとしていた。でも、菊ちゃんは初めからイメージだけで理解していたのですよ。

そうでござ~♪~ますでしょうね。菊ちゃんは英語が全く分からなかったのですわ。それに、字幕も分かるのはひらがなだけでしょう?それでは込み入った事は全く分かりませんよね。

でもね、あのスカーレットとレットの情熱的なキスシーンの本質を菊ちゃんは的確に理解していたのですよう。

それで、デンマンさんが「キスしようか」と菊ちゃんに尋ねたときに、あの情熱的なシーンをすぐに思い出してスカーレットのようにキスを受け入れるしぐさを見せた訳ですね?

そうですよ。菊ちゃんは素直に僕の言葉に反応したのですよう。

他人は自分の心を映す鏡

相手は自分の心を映す鏡

鏡は、普段は見ることができない自分の顔を映してくれる。
実際のところ、相手の考えは、テレパシーでも使えない限り、本当は分からないのです。
相手がどのように思っていたにしろ、あなたが思った相手の考えは、あなた自身が自分の心の中に持っていたあなたの考えなのです。
普段は隠れていたあなた自身の考えが、相手の言葉や行動に反射して、つまり、相手の言葉や行動をきっかけに、あなたに見えてくる。

つまり、デンマンさんは自分を鏡にして菊ちゃんの素直さを試してみたのですね。

もちろん、僕は菊ちゃんと「感情的な駆け引き」をしようとしたわけでもなければ、「恋愛ゲーム」をしようとしていたわけではないのですよ。スカーレットとレットが心の中では素直に愛し合っていると言う事を菊ちゃんは本当に分かっているのだろうか?僕は、その事が知りたかったのですよ。

あたくしに言わせてもらえば、デンマンさんは素直ではなかったのですわ。菊ちゃんを試したのですもの。。。

確かに厳密な意味では素直ではなかったのかもしれません。試す気持ちがあったのだから。。。でも、悪意は無かったのですよ。

菊ちゃんはデンマンさんのお嫁さんになりたいと思っていたのですわ。だから、デンマンさんの言葉を受けて、素直にその気持ちをデンマンさんに態度で表したのですわ。菊ちゃんのオツムの中では、デンマンさんが菊ちゃんをお嫁さんにしたいと信じていたのですわ。デンマンさんが鏡になって、菊ちゃんはその鏡の中に自分がデンマンさんのお嫁さんになりたいと言う姿を見ていたのですわ。それに、菊ちゃんをお嫁さんにしたいと言うデンマンさんの姿も見ていたのですわ。でも、実際には、デンマンさんは菊ちゃんをお嫁さんにするつもりは無かったのですわ。

卑弥子さんは僕を非難しているようだけれど、僕は菊ちゃんを傷つけようとした訳でもなく、利用しようとした訳でもないのですよ。僕はただ知的好奇心に駆られたに過ぎないのですよう。

デンマンさんが、「自分は素直な人間ではないと思っている」、と言う意味が分かったような気がしますわ。

やだなあああぁ~。。。僕を「悪人」にするような目つきで見ないでくださいよう。僕に悪意は無かったのですよ。僕は、その菊ちゃんの素直さを愛していたのだから。。。

。。。んで、デンマンさんは、その素直さを小百合さんにも感じたのでござ~♪~ますか?

そうですよ。

では、そのお話をうかがわさせて下さいましな。

Subj:2月25日

返信あわてなくていいですよ

Date: 24/02/2008 6:29:33 PM
Pacific Standard Saving Time
日本時間: 2月25日午前10時29分
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com

曲を送ってもらって
ありがとう。
聞きました。

■ 『YouTubeで聴く上戸彩の「愛のために」』

上戸 彩は子供達も好きらしく
「エースをねらえ!」 をドラマ化して
何年か前放送してました。

アニメの時と違い、試合の緊迫感、
ボールのスピードを感じて
ますます 憧れて見てました。

私も一番デンマンさんとのメールのやり取りが多いですよ。
子供も きてるよ~♪ と教えてくれて。

話した事のない人、会った事のない人とは
メールしません。

ネット上だけで友達になったことないです。
不器用ですから。。。

昨年 電話をして話し、
デンマンさんが里帰りをした時に1ヶ月の間
ちょこちょこ と行って。

そうですね 私から接近したのですね。
そうなんです。私は追いかけられると ダメで
見て見ぬふりする たなぎ猫なのです。

ミャあ~  (^.^)(-.-)(__)
曲ありがとう。

小百合より


『夢とロマンのために (2008年2月26日)』より

この小百合さんのメールが素直だとおっしゃるのでござ~♪~ますか?

もちろん、このように書く事も自分に素直な人でないと書けないのだけれども、実は僕が10年ぶりに小百合さんに会った時の印象がすっご~く素直だったのですよう。

あの。。。あのォ~。。。もしかして。。。もしかして。。。菊ちゃんのようにデンマンさんは小百合さんに向かって「僕のお嫁さんになりたかったんだよね?」そう言って、菊ちゃんの時のように情熱的な接吻をして、あの。。。あのォ~。。。小百合さんのオッパイを揉んだのでござ~♪~ますかぁ~?

やだなあああぁ~。。。卑弥子さんは想像力がたくまし過ぎるのですよう。。。どうして。。。どうして、僕が小百合さんとキスしてオッパイを揉むのですか?

だから、小百合さんが菊ちゃんのように素直なのであれば、デンマンさんが、同じような事を。。。

するはずがないでしょう!んもお~~。。。僕と小百合さんが会ったのは個人的な友愛を深めるためではなく、仕事のためだったのですよう。。。

どのような。。。?

だから、僕がすでに書いたように小百合さんはカナダのバーナビーに函館の藤田桃子さんが持っていた“山の家”を借りていたのですよ。詳しい事を書くと、この記事が長くなるから興味のある人は次のリンクをクリックして読んでくださいね。

■ 『ロマンの国際化 (2008年1月5日)』

つまり、デンマンさんが日本に帰省している時に、カナダの税務の事で小百合さんがデンマンさんのご実家に訪ねて行ったわけでござ~♪~ますか?

そうですよう。だから、卑弥子さんがワクワクするような情熱的なキスも、おっぱいを愛撫するようなH系の話も無いのですよう。

でも。。。、でも。。。、小百合さんとデンマンさんのご関係は萌え萌えのように見えますわ。

それはねぇ、萌え萌えと言うよりも、ほっかほっかなのですよう。

どう言う訳で。。。?

僕と小百合さんは心が温(ぬく)もる暖かい心の交流をしているからですよう。うへへへへ。。。

分かりましたわ。もう、冗談はそのぐらいで結構ですから、小百合さんの素直さについてお話くださいな。

実は、それまでの10年間は僕と小百合さんの交際に関する限り、まったくの空白期間だったのですよう。

つまり、一度も会っていなかったのでござ~♪~ますか?

そうですよ。ただ、小百合さんは藤田桃子さんや、これまでの記事にも登場した真知子さんや道重さんとは友達なのです。つまり、共通の友達なのですよ。それで、小百合さんはその人たちから僕の近況を聞いていたようです。

どうして分かるのですか?

10年の空白があったのに、小百合さんと会った印象は、つい1週間前に喫茶店で楽しい話をして別れ、その続きを話しているようだったのですよ。例えて言えば、そのような印象だったのですよう。

でも、電話でお話したと小百合さんの上のメールに書いてありますわ。

そうです。一度だけ電話で話したのですよう。あとは、会う前の1ヶ月間の事務的なメールの交換だけでした。

10年前にはデンマンさんと小百合さんは親しくお付き合いをしていたのでしょう?

いや、一度会っただけですよ。

つまり、去年小百合さんに会ったのは二度目と言うことですか?

そうですよ。

。。。んで、小百合さんが菊ちゃんのように素直だから、デンマンさんとほっかほっかのお付き合いができるとおっしゃるのですか?

そうですよ。僕の経験では、一般的に日本の男も女も、初対面では言葉少なく澄ましていますよね。一体何を考えているのだろうか?気持ちを表情にほとんど表しませんよね。なんと無く、お互いに腹の底を探りあうような出会が多いでしょう?お見合いの時のことを思い出してくださいよ。卑弥子さんも、そう思いませんか?

小百合さんは違うとおしゃるのですか?

おそらく、小百合さんはカナダ流の付き合い方を知っているからかもしれません。飾ったり、気取ったりする様子が無く、普段着でやってきましたよ。化粧と分かるような化粧もしていませんでした。

それで。。。?

相手は自分の心を映す鏡

今になって思い返せば、小百合さんも僕も相手を鏡にして自分の心を見ていたようですよ。

どういうことですか?

小百合さんは、僕が頼りになる人だと言う思いを“僕と言う鏡”を見て確認したのでしょうね。今年になって次のような手紙を送ってきました。

前略

まだ1月、寒さが続きますね。
入院などしないように。

今、一番デンマンさんが居なくなると困ります。
その次が私の髪の毛をストレートにしてくれるパーマ屋の人。
その次が長~い付き合いの歯医者さん。

私の事を良く知って頼っていた人が急に居なくなると困ります。
父のように、もう会えないのは困ったです。
乱筆ですいません。

早々

小百合より

2008年1月7日


『ヘリオットさんと小百合さん (2008年1月19日)』より

そして、デンマンさんは。。。?

小百合さんを見ながら、改めて素晴しい人だと言うことを自分に問いただして確認したのですよう。

小百合さんから生八ツ橋と帝国ホテルのチョコをいただいた幸せを僕はじっくりとかみ締めて、そして、ライフワークとしてブログの記事に書いたのですよう!

楽しい楽しい思い出になるように!

“思い出を食べるグルメ”の小百合さんのように。。。
僕は思い出を食べながら、それをつづるブロガーですよう!
\(^-^)/ うしししし。。。

ん。。。?なぜ、八ツ橋。。。?
たぶん、小百合さんが僕と菊ちゃんのエピソードを読んだからではないのか?

八ツ橋を食べながらブログを書いている僕を
おそらく、天国で菊ちゃんは白無垢の花嫁衣裳を着ながらニコニコと眺めていたと思うのですよう!
♪┌(・。・)┘♪ キャハハハ。。。

菊ちゃんは素晴しい人でした。

そして、生八ツ橋とチョコをわざわざバンクーバーまで贈ってくれた小百合さんも間違いなく素晴しい人なのですよう!

たとえ、今年中に小百合さんが軽井沢の夢を実現できなくても、
僕にとって小百合さんが素晴しい人であることに変わりがないのですよう!
だから、あせらず、人生を楽しみながらマイペースでやってくださいね。

じゃあね。

デンマンでした。


『チョコに迷って (2008年4月12日)』より

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~
なんだか、夫婦のお惚気(のろけ)を聞かされているようでござ~♪~ますわ。
あなただって、そう思うでしょう?

かつて、太田将宏老人はデンマンさんが自分史を書いているのを見て

いいきなもんだねぇ~

と嘲笑(あざわら)っていましたが、

上の文章を読んだら、

あきれたもんだねぇ~

と、苦笑するに違いありませんわ。
うふふふふ。。。

あなたは、どう思いますか?
とにかく、このお話は、ますます面白くなりますわよう。
あなたも、どうか、またあさって読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあね。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

『風と共に去りぬ』は世界の名画ですよね。

わたしも何度か見ましたわ。

スカーレットとレットの愛。

男と女が相手を素直に愛する事の難しさを

わたしは、この映画を観て

しみじみと考えさせられました。

愛しているにもかかわらず、

素直に愛していると言えないことってありますよね。

おそらく、誰にもそのような事があると思うのです。

だから、『風と共に去りぬ』を観るときに

人は共感しながら、ある種の感動を受け、

自分の過去の恋愛を顧(かえり)みたり、

改めて素直でなかった自分の心を反省してみたり、

この映画から忘れがたい感銘を受けるのだと思います。

もし、あなたがまだ見ていないのでしたら、

ぜひ、次のリンクをクリックして

この映画の紹介ページを見てくださいね。

■ 『YouTubeで観る「風と共に去りぬ」』

ところで、デンマンさんと卑弥子さんが

宮城県鬼首(おにこうべ)温泉郷にある

吹上温泉の湯滝について書いています。

男女混浴の露天風呂なんですよ。

興味があったら次のリンクをクリックして

覗いてみてくださいね。

■ 『落ちる人が死んでから乗ってけーさい』
  (2007年8月29日)

■ 『七夕の起こりって? (2007年7月7日)』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


 





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