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小百合物語
 

 

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軽井沢物語
2008年8月26日

う~♪~ん!。。。

読み応えがありましたよう!

小百合さんが軽井沢で

十分に楽しんできたことが

良く分かりますよう。

「私の軽井沢物語」も読んだしね。

投稿日時: 2008/08/22 12:30 (ロンドン時間)
日本時間: 8月22日 午後8時30分
バンクーバー時間: 8月22日 午前4時30分

朝吹 登水子さん の「私の軽井沢物語」は
23年くらい前 に出版だったかな?
私が20歳 ?

地理的、場所の名前、軽井沢を好きでない人には
つまらないかも。 登場人物も 有名な人ではあるけれど
昔の人で こんがらがって 読みずらいかもね。

でも 名前をみて ん~ あの人の家系のお祖父さん
かも? とかと想像して 話を頭に入れていきました。

翻訳(フランスの本)をしていたそうですが、
そっちは 全然 覗こうと思いません。

本は小説でなく まったく あの方の思い出を
そのまま 本にしてあった。
軽井沢はまだ120年ぐらいの歴史です。
その前の武士の時代のちょんまげの所は
知ろうと思いません。


(アレキサンダー・クロフト・ショー)


(日本聖公会・ショー記念礼拝堂)

1886年 ショー氏が軽井沢を避暑地として 暮らし始めた
明治から 自分なりに 知りつくしたかったのです。
本の中で初めて 聞いた場所 知った事が
新鮮で 次の日はその場所に 行ったりと…
楽しかったですよ。

横浜のニュー グランドホテル が軽井沢にあって
演奏会や ダンスパーティ が開かれていた。
そんな大昔に 朝吹さんは青春時代を軽井沢で
過ごせた。 なんて 幸運な人。

戦争で 大変な食糧難の時も流通の悪い
軽井沢で疎開した不幸な場面も読んだ。

僕も調べてみましたよう。
朝吹 登水子さんがどんな本を書いていたのかと思って。。。
僕は、彼女の本は一冊も読んでないのですよう。
名前は聞いたり見たりしたことはあったのに。。。

もしかすると、知らずにこの人の訳した本を読んでいたかもしれません。
僕はフランス文学にかぶれていた事もありましたから。。。

調べた後『本と映画』のサイトで次の記事を書きました。
読んでみてね。

■ 『私の軽井沢物語 - 朝吹登水子』
   (2008年8月20日)

本を読み終えた日 ちょうど諏訪神社の花火の日
夜8時でなく 夕方はやく 4時ごろ行きました。

仙台の七夕のように ストリートを全部飾った、派手さもなく、
隅田川の花火のように 広い河原でみる ワイドな花火でなく、
神社の庭 入口 鳥居にかけて 並ぶ 夜店30軒ぐらい。
昔の町のお祭りって感じがした。

諏訪神社は軽井沢の中で 別荘地帯と違う
日本的な場所と言ってた 気がする。
それを 確かめたくて4時頃行った。

確かに ケヤキ イチョウ 桜 ブナ科の大木でミズナラ。
言われてみれば 本当だ。
一人では 手で囲えない 3人位かな~。
きっと 樹齢200年もっと? 軽井沢の避暑地が
始まる前から そこに立っていたでしょう。

うん、うん、うん。。。
小百合さんって、結構、好奇心が旺盛なんだよねえ~♪~。
中学生のときに『エマニエル夫人』を観たほどだからね。。。

うしししし。。。

でもねぇ、人間って、男も女も、年齢に関係なく好奇心が旺盛じゃないとダメだ!と言うのが僕の持論ですよう。
一生なんて短いものです!
どうせ、この世に生まれたからには、せいぜい広い世界を見て、いろいろな事を経験して満足して死んでゆきたいものです。

そうでないならば、生まれてすぐに死んでしまったのと変わりがないのですよう。

どちらの人生を選ぶか?
決まってますよね。
好奇心旺盛で、さまざまな人と出会い、世界のさまざまな場所で人生を楽しむ。
それこそ人間らしい人生だと僕は信じていますよう!

僕と小百合さんの出会いは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州のバーナビーの“山の家”でした。

もしも、小百合さんが小さな小さな女の子で、
好奇心もなく栃木県の田舎しか知らない女の子だったら、
僕との出会いはなかったのですよね。

そういう意味でも、小百合さんの好奇心と行動力は、実に素晴しいのですよう。
そうです!

小百合さんは朝吹登水子さんに勝るとも劣らないほど素晴しいのですよう!

小百合さん万歳!

夢とロマンの女神、万歳!

そうです!そうですよゥ!

これが偽(いつわ)らざるデンマンの気持ちですう~♪~。

本の事で勉強になった なんて 子供みたいな事
私が言って、
デンマンさんが 「何が?」と検索している
と思いました。

そうですよう。ずいぶんと調べてみました。

朝吹さんの 別荘を塩沢湖のほとりに移築したそうです。
睡鳩荘(すいきゅうそう)
本にでてくる リビングや イスに会えると
うれしい 気持ちですが…
次回いきます。
長々 ごめんね。

うん、うん、うん。。。そうですか?
小百合さんと一緒に行ってみたいですね。

投稿日時: 2008/08/22 12:51 (ロンドン時間)
日本時間: 8月22日 午後8時51分
バンクーバー時間: 8月22日 午前4時51分

こんなの ブログに引用しなくて いいですよ。
知ってる人は大勢で、
私なんて 知ってる場面 まだまだ・・・・

同年代で軽井沢の本を出してる人います。
びくつきながら 読みました。
自分は軽井沢に居ていいのかな~? と…。

人それぞれですからねぇ~。
他の人と比べる必要はないですよう。

でも、小百合さんを一人の女として見て、
これまでの小百合さんの歩いて来た世界を見れば、
決して他の女性と比べても見劣りがしないのですよう!

『エマニエル夫人』を観てタイのバンコクにも出かけたし、
アメリカにも、そしてカナダにもやって来た。

そして、バーナビーの山の家で僕との出会いがあった!
うしししし。。。

お互いに世界が広がったという意味で素晴しい事ですよう。
小百合さんも、そう思いませんか?

だから、その感激をネットでこうして永遠のものにするのですゥ!
うしししし。。。

誰がなんと言おうが、バカだチョンだ!いいきなものだ!と言われようが
踊った方が楽しいのですよう!

えらいやっちゃ♪、えらいこっちゃ♪、

よいよいよいよいィ~♪~ 

踊るアホ~にィ♪、見るアホ~♪

同じアホなら踊りゃにゃソン損~♪~

えらいやっちゃ♪、えらいこっちゃ♪、

よいよいよいよいィ~♪~ 

そういうわけですから、小百合さんの感想文も引用させてくださいね。

では、今日も一日
暑さにめげずに
元気よくネットサーフィンしてね!


投稿日時: 2008/08/22 23:15 (ロンドン時間)
日本時間: 8月23日 午前7時15分
バンクーバー時間: 8月22日 午後3時15分

『ネットカフェ』スレッドより
ロンドンの 『ビーバーランド e-XOOPS』

今日の記事をあたくしもメチャ楽しみにしていたのでござ~♪~ますわ。デンマンさんから楽しいお話が聞けると思って。。。

ほおォ~。。。卑弥子さんも軽井沢に関心を持ち始めたのですか?

だってぇ~。。。あたくしもデンマンさんとご一緒に“幸福の谷”を歩いてみたいのでござ~♪~ますわ。

うん、うん、うん。。。、でも、今年の秋じゃないですよう。来年の秋に卑弥子さんと一緒に軽井沢に行きましょうね。

どうしても。。。どうしても、デンマンさんは、来年の秋にこだわるのでござ~♪~ますか?やっぱり、あたくしを仲間はずれにするのでござ~♪~ますか?

あのねぇ~。。。幸福の谷は団体で行くところではないのですよう。好きな人と一緒に、心を落ち着けて、夢とロマンを語り合いながら散策する。。。そういう哲学的な場所が幸福の谷なのですよう。

でも、こうしてデンマンさんと小百合さんが幸福の谷に一緒に居るのを見ると決して哲学的な感じではござ~♪~ませんわ。

もちろんですよう。念願の“幸福の谷”を小百合さんと一緒に歩くのだから、僕と小百合さんは幸せそうな笑みを満面に浮かべているのですよう。僕と小百合さんにとって、正に“幸せな谷”なのですよう。

。。。んで、デンマンさんとあたくしにとっては、どうなのでござ~♪~ますか?

だから、今年の秋には卑弥子さんは一人で歩いてくださいね。

あたくしは、こうして一人ぼっちで歩かなければならないのでござ~♪~ますか?

だから、来年の秋には僕と一緒に歩くのですよう。

今年の秋、デンマンさんと小百合さんとあたくしの3人では、どうしてもダメなのでござ~♪~ますか?

卑弥子さんも、しつこいねぇ~?。。。もう、その話は卑弥子さんも納得したのですよう。どうして蒸し返すのですか?

やっぱり、あたくしもご一緒したいのでござ~♪~ますわ。

だから、来年の秋に僕と卑弥子さんは一緒に幸福の谷を歩くのですよう。それでいいでしょう?

でも。。。

卑弥子さん!。。。んも~~。。。いい加減にしてくださいよう。出だしから、不満をタラタラと言ったら本題になかなか入れないじゃないですか?

3人は団体だとおっしゃるのでござ~♪~ますか?

いや。。。人数が問題ではないのですよう。。。卑弥子さんが着ている十二単が問題なのですよう。

十二単ではいけませんか?

ダメですよう。歩くペースが全く違うでしょう!?卑弥子さんが十二単をズルズルと引きずりながら歩いたら、小百合さんの別荘から出て幸福の谷に着くまでに真夜中になってしまうのですよう。

真夜中の幸福の谷って。。。ちょっとロマンチックではござ~♪~ませんか?おほほほほ。。。

やだよォ~。。。フクロウじゃあるまいし。。。とにかく、歩くペースが違うのだから、3人一緒では無理なのですよう。もうこれ以上文句をタラタラ言わないでね。

分かりましたわ。。。んで、デンマンさんは朝吹登水子さんについて調べたのでござ~♪~ますか?

調べましたよう。ちょっと読んでみてください。

朝吹登水子(あさぶき とみこ)

1917年2月27日-2005年9月2日
日本のフランス文学者、随筆家。

実業家・朝吹英二の孫、母方の祖父は長岡外史。
実業家・朝吹常吉の長女として東京に生れる。
長兄・朝吹英一は木琴の研究家。
三兄・朝吹三吉はやはりフランス文学者。
夫は実業家のアルベール・アルノー。
最初の夫との間の娘は翻訳家の朝吹由紀子、その夫が慶大フランス文学教授の牛場暁夫、その子が慶大理工学部助手の牛場潤一で、葬儀の喪主は潤一が務めた。

ブルジョワ家庭のお嬢様として育ち、女子学習院を中退ののち、1936年フランスに渡り、ブッフェモン女学校、パリ大学ソルボンヌに学んで1939年帰国。

戦後、1950年に再度渡仏。
1955年、フランソワーズ・サガンの『悲しみよこんにちは』の翻訳がベストセラーになり、以後、サガンの訳といえば朝吹訳と決まっていた。
そのほかボーヴォワールの翻訳、また、サルトルとの交遊で知られた。
その他、自伝的小説『愛のむこう側』、パリや実家に関する随筆などでも知られる。

しかし、サガン自体が甘い青春小説としか見なされておらず、「おフランス」のイメージを広めただけだというので、文学的評価は高くない。
特に晩年の自伝三部作は、その上流階級的育ちに、憧れを抱く者もあったが反感も抱かれた。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

どうですか、卑弥子さん。。。?朝吹さんの経歴をざっと読んで。。。?

この朝吹さんの項目を書いた人は朝吹さんに対して、あまり良い印象を持っていないようでござ~♪~ますわね?

ほおォ~。。。どうして、卑弥子さんは、そう思うのですか?

最後のところでござ~♪~ますわ。“おフランス”のイメージを広めただけ。。。と言うのは、なんだか小馬鹿にしたような書き方でござ~♪~ますわ。

“おフランス”はいけませんか?

いけませんわ。ちょうどデンマンさんがあたくしの“ござ~♪~ます口調”を小馬鹿にするようなものでござ~♪~ますわ。

やだなあああぁ~。。。僕は卑弥子さんの口調を小馬鹿にしてませんよう。それどころか、卑弥子さんの、その個性的な所を愛しているほどですよう。

そうでしょうか?

僕が卑弥子さんを小馬鹿にしていたら、こうして『小百合物語』を一緒にやっていませんよう。。。分かるでしょう?

まあ。。。いいですわ。デンマンさんの言葉どおりに受け取っておきますわ。でも、上の最後のところはいけません。特に最後の最後で次のように書いていますわ。

特に晩年の自伝三部作は、その上流階級的育ちに、

憧れを抱く者もあったが反感も抱かれた。

つまり、朝吹さんが反感を持たれていた事を強調しているのでござ~♪~ますわ。

あのねぇ~。。。僕は、この項目を書いた人が客観的に朝吹さんの経歴を書いていると思うのですよう。

悪口を書くことが客観的なのでござ~♪~ますか?

そうではないのですよう。ある人に対する見方は、いろいろあってイイと思う。朝吹さんを賛美するだけの経歴を読ませられる方が不自然な感じを受けますよう。

つまり、良い面と悪い面を両方書くべきだと。。。?デンマンさんは、そうおっしゃるのですか?

そうですよう。それが当然な書き方でしょう?完璧な人間は居ないのだから、当然のことながら、朝吹さんに対して好感を持つ人が居れば、その反対に嫌な人だと言う印象を持っている人だって居る。それが世の中と言うものでしょう。

でも、あたくしには、この項目を書いた人が上流社会に対して反感を抱いているような気がするのでござ~♪~ますわ。

上流社会に対する反感。。。?

そうでござ~♪~ますわ。つまり、朝吹さんご自身が上流社会の人間である事を誇りに思って書いた自伝に、この項目を書いた人は反感を覚えているのでござ~♪~ますわ。

それは卑弥子さんの極めて個人的な意見だと思います。

でも、“おフランス”と書く、その書き方が、下々のミーちゃんハーちゃんが上流階級を妬(ねた)んで書いているような。。。そのようにあたくしには思えるのでござ~♪~ますわ。

なるほどォ~。。。

何が、なるほどなのでござ~♪~ますか?

つまり、上流階級に属する卑弥子さんが上流階級に属する朝吹さんを庇(かば)っているのですね?

あたくしがですか?。。。このあたくしが上流階級に属していると、デンマンさんは本当に思ってくださっているのでござ~♪~ますか?おほほほほ。。。

あのねぇ~。。。そんなに喜ばないでくださいよう。

でも。。。でも。。。デンマンさんは、あたくしが上流階級の人間だと認めているようなおっしゃり方でござ~♪~ますわぁ~。うふふふふ。。。

あのねぇ~。。。僕にとって、世間で言うような上流階級だとか下流階級だとか。。。そういうものは、どうでもイイのですよう。

どう言う事ですか?

僕は上流階級にも属していないし。。。もちろん下流階級にも属していない。誰がどう言おうと僕はそういう階級には無関係で居たい。僕の言うことが分かりますか?そういうレッテルを貼り付ける事を僕は一番嫌うのですよう。“そんな事は俺には関係ねーんだよう!”と言いたい気分なんですよう。

つまり、そういう階級意識をデンマンさんは嫌悪しているのでござ~♪~ますか?

そうですよう。そのようなレッテルを貼る事は実にくだらないことだと思っているのですよう。

それって。。。デンマンさんは、ご自分だけ“お利巧さん”で居たいと言う事ではござ~♪~ませんか?カッコ良すぎる言い方ですわア。

僕は別にカッコつけているわけじゃないのですよう。上流階級だとか下流階級だとか、そういう事にこだわって生きる人生が馬鹿らしいと思っているだけですよう。

あたくしは決して馬鹿らしい生き方とは思いませんわ。上流階級の人たちのように上品な人生を送りたいと向上心に萌えて生きる事は素晴しい生き方だと思いますわ。

だから、そう言う人が居てもいいのですよう。この世界は自由なんだから。。。でも、だからと言って卑弥子さんの考え方を僕に強要するのはいけませんよう。それは自由に反する事ですからね。

つまり、デンマンさんも上流社会に対して反感を持っているのでござ~♪~ますわね?

やだなあああぁ~。。。さっきも言ったように、僕にとって上流社会だとか下層社会だとか。。。そうゆう事はどうでもイイ事なんですよう。。。つまり、レッテルを貼る事には興味がないのですよう。

レッテルではござ~♪~ませんわ。上流社会という実体はあるのでござ~♪~ます。

だから、そう言う意見があってもいいのですよう。言論の自由。思想の自由です。

意見ではござ~♪~ませんわ。上流社会という実体のあるものが、この世には存在しているのでござ~♪~ます。

分かりました。そのように仮定して生きる事は卑弥子さんの自由ですよう。

仮定ではござ~♪~ませんわ。上流社会は日本に、ちゃんとあるのでござ~♪~ますう。

その上流社会の一員だと卑弥子さんは言いたいのですね?

うふふふふ。。。デンマンさんにも、お分かりになりますか?

まあ、いいですよう。そう思いながら幸せに暮らしてくださいね。

それって。。。、それって、あたくしを小馬鹿にしているように聞こえますわア。

あのねぇ~、卑弥子さんが、それ程こだわるのならば僕も言いますけれど。。。

何をでござ~♪~ますか?

僕は、朝吹さん自身が上流社会に居ることに対して、ふと劣等感を持ったのではないか?そんな気がするのですよう。

どういう事でござ~♪~ますか?

僕が調べた「私の軽井沢物語」をちょっと読んでみてください。

「私の軽井沢物語」

by 朝吹登水子

フランソワーズ・サガンの翻訳者として知られている朝吹登水子さんが、古き良き時代の軽井沢を大正から終戦後にかけて語ります。
僕は“かるいざわ”と読むのですが、軽井沢の地元の人たちは“かるいさわ”と濁らずに発音するのだそうです。
なぜ?
昔からそうだと言います。習慣ですから理由はないのでしょう。

日本には“上流社会”というものが戦後まで、しっかりとあったと言います。

「いや、今だってあるよう!」

あなたは、そう言うかもしれません。
おハイソとかセレブとか。。。
でも、そう言う軽薄なものじゃなく、もっと重厚な“階級”が存在したらしいのです。

朝吹家は華族ではなかったようですが、祖父に朝吹英二という三井合名理事長と言う人が居ます。
あの有名な益田孝の右腕だった人です。

外祖父に長岡外史という明治時代の陸軍大将が居ます。
「高輪の自宅から連れてきた、二、三人のお女中・・・」と言うのです。
やはり、庶民では、このような訳にはゆきません。
鎌倉にも別邸があったようです。

大正時代に父母のことを、ダデイー、マミーとごく普通に呼んでいたそうです。
ダデイーは子供達にも敬語で話していたとか。。。

「北白川宮の○○ちゃんと、このサロンでティーを飲んだ」
庶民には書けませんよね。

軽井沢の広大な別荘には、二棟の建物があり、上の方の家をグレン、下の家をデルと呼んでいたそうです。
名付け親はイギリス人女性の家庭教師だとか。。。

宮様や、近衛公爵、前田侯爵、徳川様、○○伯爵、○○子爵、○○男爵、外国の大使、公使。。。
そう言う人たちが、たくさん登場します。
そう言う人たちとテニスをしたり、ゴルフをしたり、ダンスパーテイーで踊ったり、テイーを飲んだり、優雅で豊かで楽しい別荘生活を送っていたのです。

当時の上流社会がどのようなものだったのか?
確かめたい人はぜひ読んでみてください。
246ページの殆どのページに写真があり、上流社会の様子が見て分かるようになっています。


『私の軽井沢物語 朝吹登水子』より

朝吹さんが、どうして劣等感を持ったとデンマンさんは思うのでござ~♪~ますか?

朝吹家は一口で言えば実業家の家系なのですよう。文学者が家系の中から出ているけれど、文学によって上流社会に入ったのではなく、財力によって上流社会に喰いこんだ。財力をさらに築くためには人脈を作らねばならない。それで上流社会に喰い込む必要もあった。

それに対して朝吹さんが引け目を感じていたのでござ~♪~ますか?

財力を築くために上流社会に居た事は朝吹さん自身も知らなかったでしょう。また、その事に引け目も感じていなかったはずですよう。

。。。んで、一体何に劣等感を持っていたのでござ~♪~ますか?

上流にこだわるのであれば、当然階級にもこだわるでしょう。つまり、朝吹家は財力はあったけれど華族ではなかった。

朝吹さんがお付き合いをしている方たちは、宮様をはじめ、近衛公爵、前田侯爵、徳川様。。。ほとんどの方が皇族の方か華族の方だった、とおっしゃるのでござ~♪~ますか?

そうですよう。朝吹家は、華族ではないと言うことですよう。

つまり、朝吹さんは、華族の人たちに対して劣等感を持っていたと。。。?

僕の推測ですよう。

。。。んで、朝吹さんは、その劣等感を克服するために、どのようにしたとデンマンさんはおっしゃるのでござ~♪~ますか?

当時、日本の華族でもないのに、日本の上流社会に出入りしていたのは外国の大使や公使とその家族だった。その人たちと対等に付き合おうとすれば、当然の事ながら、語学をマスターして欧米の文化を吸収しなければならない。

朝吹さんは、そう考えたとデンマンさんは思うのですか?

そう考えて、朝吹さんの経歴をもう一度じっくりと見ると、なるほどと思えるような足跡をたどる事ができますよう。卑弥子さんも、そう思いませんか?

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~。。。
確かに、言われてみればそうですわよね。
女子学習院を中退ののち、1936年にフランスに渡り、ブッフェモン女学校、パリ大学ソルボンヌに学んでいます。
それに、2度目のご主人はフランス人です。

朝吹さんは外国の大使や公使の方々とも、対等にお付き合いができるように頑張ったようですわ。
おそらく、他の華族のお嬢様方たちには真似のできなかった事だったのかもしれません。
そう言う点で朝吹さんが劣等感を克服したとも考えられます。

その総決算として晩年に、自伝三部作を書き上げたのかもしれませんわ。
でも、上流階級に育った、その生い立ちに憧れを抱く者もあったけれど反感も抱かれた、と書かれています。
なぜなのでしょうか?

とにかく、面白いお話が続きそうですわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

どこの国にも“上流社会”と言うものが存在するようです。

昔は貴族とか華族と言われた人たちが居ましたが、

最近ではほとんどの社会で、

そのような制度はなくなりました。

それに変わって登場したのが

“セレブ”だとか“ハイソサイエティー”でしょうか?

つまり、有名人だとかお金持ちの集まりです。

でも、果たして、それが上流社会と言えるのでしょうか?

あなたは、どう思いますか?

 

ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。

暑さを笑って吹き飛ばしたかったら

ぜひ読んでみてくださいね。

■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


 





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