Glutesの意味が分かれば、当然次のような疑問が頭をもたげます。
一体、お尻を意味するスラングはどれくらいあるのだろうか？

上のピクチャーは、すでにパート１でお馴染みですが、この短い文章の中にもすでに、下に示すように、尻を意味する単語が４つ顔を出しています。元々の意味が表示されています。

1. butt―台じり、切株、タバコの吸い殻、銃の床尾、残片、残部
   
   
2. rear―うしろ、後部、背後、しんがり、便所
   
   
3. behind―うしろ、のうしろに、のあとを、より遅れて
   
   
4. posterior―後部、あとの、つぎの、うしろ、anteriorの反意語（antonym）
   
   

以下に示す単語は、同様に、俗語として、尻を意味します。元々の意味と一緒に載せました。

• ass (American)―
  ロバ、ドンキー、ばか者。英国のarseと同じように卑語。
  
  文字どおり下品な言葉で、皆の前で口にだすことをはばかる言葉だった。
  
  しかし、最近では、“タブー”は薄れつつある。けっこうよく耳にする。
  
  
• arse (British)―日本語で言えば、さしずめ『けつ』という言葉にあたる。
  
  
• backside―後部
  
  
• bottom―底、土台、基礎、水底、海底、下部、船底
  
  
• bum (British)―卑語。arseと同様、最近ではよく耳にする。北米では尻というよりも浮浪者、 なまけ者、のらくら者、のんだくれ、ろくでなし、という意味でよく使われる。
  
  
• buns―パン（干しブドウ入りなどの甘いロールパン）、パン状の束髪。形が似ているところから、尻の意味に使われるようになった。
  
  
• buttocks―これは、俗語ではなく標準語。日本語の『尻』と同じように使われている。
  
  
• can―ブリキかん、かん詰めのかん、英国ではtin. buns, can, とcheeksは形が似ているので、尻という意味に使われるようになったという。
  
  
• cheeks―ほお、ほっぺた。複数では万力（まんりき）のあご。会話では、なまいきな言葉、あるいは厚かましさ、という意味で使われる。
  None of your cheek!（なまいきをいうな！）
  
  
• haunch―腰、臀部、羊肉などの腰部。hipと同じように、日常的によく使われている。俗語ではない。
  
  
• hip―haunchと同様に尻全体よりも、どちらかというとサイドをさして言う場合が多い。hip pocketとは言っても、 buttock pocket と言うのを聞いたことがない。
  
  
• rump―特に牛のしり肉。buttと同じく、肉屋さんからヒントを得て、 人間に対して使われだした。buttもrumpも日常的に会話や、非公式の文章の中で使われている。
  
  

もちろん、もっとたくさんあるはずです。ここに、あげたものは、私が考えつくだけのものです。もし他にもありましたら教えてください。

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