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Ho
by Akira Kato
January 6, 2004
Etymology (言葉の起こり) この単語は whore の変形です。 これは、アメリカの黒人の間でよく使われている話し言葉です。 すぐに分かったことと思いますが、ho と whore は発音が非常によく似ています。そのようなわけで、 whore を ho と書くようになった、ということが分かります。複数形は hos です。 hoes ではありませんから気をつけてください。 “Whore” という単語は、ミドル・イングリッシュで使われていた hore という言葉から生まれました。 この hore は、オールド・イングリッシュで使われていた hre という言葉から、生まれたものです。 ところで、 ミドル・イングリッシュというのは、1150年頃から1475年頃に使われた英語のことです。 オールド・イングリッシュというのは450年頃から1150年頃まで使われていた英語です。 言語学者によると、 “whore” という単語は元々インド・ヨーロッパ語の語根 k– から生まれたものです。この語根には、「好き」だとか「望む、欲望する」というような意味がありました。 この語根から派生した語幹に kro– があります。 この語幹から生まれたのが先史時代のゲルマン民族の間で使われていた、 hraz という言葉です。その意味は、「欲望する人、欲情する人」というもので、 実質的には「姦夫」「姦婦」を意味しました。 この女性形, hrn, がオールド・イングリッシュで使われた hre という単語になったのです。この単語が現在使われている英語の whore という言葉の祖先です。 インド・ヨーロッパ語族のうち、古代ローマでは同じ語幹 kro– がラテン語の crus という言葉を生み出します。 現代英語の “dear” に当たります。 この言葉は英語に入ってさまざまな単語を生みました。 例えば、caress, cherish, charity という言葉は、 crus から生まれたものです。 語根 k– は、インド方面へ行くと kmo– という語幹を生み出します。 これがサンスクリット語で英語の “love” に当たる kma という言葉を生み出したのです。 この言葉は、最も有名な性愛の聖典 『Kamasutra (カーマスートラ)』 というタイトルの中に現れます。
もちろん、サンタクロースの Ho Ho Ho と関係ありませんよ。
上の漫画で使われているサンタの HO は驚きや喜びなどを表現する間投詞として使われています。 また、この HO は注意を引き付けるためにも使われます。特に、次の例で示すように、目的地を表す言葉と共に使われます。
Westward ho!
Land ho! サンタクロースに手紙を出せるの、 もちろん、子供ばかりではなく、あなた、サンタに手紙を書きたいのなら、大人だっていいんですよ。 カナダ郵便局では、『サンタへ手紙書きましょう』というキャンペーンを実施しています。 クリスマスが近づくと、毎年、百万人以上の子供たちが、サンタへ手紙を書きます。カナダは言うに及ばず、世界中からサンタへの手紙が北極のアドレスへ送られてきます。 実は、1982年以来、カナダ郵便局の職員がボランティアで、こうして送られてきたサンタへの手紙に返事を書いています。 約13,000人の郵便局職員が16ヶ国語と点字で返事を書いているのです。 サンタの住所は次の通りです。
Your Kid’s name
12345 Anywhere Street, Your Town, Your Country, Postal Code
SANTA CLAUS NORTH POLE CANADA HOH OHO 上の住所の郵便番号に注目してください。
例えば、私のカナダでの住所に使われる郵便番号は下に示すように V6G 1K4 です。
123456 Some Street,
Ho Noun (名詞)
Synonyms (同義語)
Usage (用法・用例)
I’m just tellin’ ya. That chap is a two-faced lying son of a ho. 実は、sunovagun も辞書に載ってない俗語です。詳しくは上のリンクをクリックしてください。新しいウインドーが開きます。
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