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オンライン自動翻訳利用法
Aphroditeをどう訳すか?
by Akira Kato
August 27, 2003
Aphroditeを オンライン・デイリーコンサイス英和辞典 で引くと次のように出ています。 Aph・ro・di・te 「愛と美の女神」というのが訳語なのですが、このことについては問題がないのです。ただ、この単語が出てくるたびに 「愛と美の女神」と書くのではちょっと長たらしくて、あまり好ましいとは思えません。 そんなわけでこの英単語をカタカナ読みにしたいわけなんですが、 果たしてどうカタカナで表現したらよいのか?つまり、日本語でどう読むのか?ということが問題なわけです。 上のオンライン英和辞典の発音記号に従うと、大体「アフロダイティ」と読めるようです。 ローマ神話では、上で説明されているようにVenus(ヴィーナス)と呼ばれるのが一般的なようです。 数多い日本人の中には「ビーナス」と書く人がいるかもしれません。しかし他には書き方がないようです。 そのような意味でも、また発音が簡単だということかもしれませんが、日本ではこの女神は圧倒的にヴィーナスと呼ばれるようです。 ちなみに、ニフティー翻訳サイト(http://www.nifty.com/globalgate/) で簡単な文章を入れて自動翻訳してみると、次のような結果が得られます。
ご覧のように「アフロディーテ」と訳しています。しかし、私の耳にはどうも、このようには聞こえません。私は黙読でこの単語を読む場合には、 いつも「アフロダイトゥ」というように読んでいるのです。アフロダイトと読むには末尾が O で終わっていませんし、アフロダイテあるいはアフロディテでは、 小学生のローマ字読みになってしまうので、私自身は「アフロダイトゥ」と言い習わしているわけです。 しかし、ウェブサイトに、この単語を含んだページを訳して載せるとなると、独断と偏見で押し通すわけにも行かないので、調べ始めたというわけです。 というわけで、それぞれの読み方をGoogle.comのサーチボックスに入れて どれくらいのページが引っかかるかということを調べてみました。先ず私自身の読み方を入れると、次のような結果が出ました。 ご覧のように一つも引っかかりませんでした。やはり、これは私の独断と偏見に満ちた読み方だったようです。 では反応のあったうちで一番ヒットが少なかったのはどれかというと次に示すものです。 次にヒットの回数が多くなる順に並べてゆきます。 ニフティー翻訳サイト(http://www.nifty.com/globalgate/) で訳された「アフロディーテ」が最もヒットの数が多かったのです。やはり大勢の人が使っている読み方が主流を占めるようになるのでしょう。 従って、そのような読み方をニフティー翻訳サイトでは採用しているのかもしれません。
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