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オンライン自動翻訳利用法
機械翻訳で日本語から
英語に訳せるの? by Akira Kato
July 13, 2003
訳せるときもあるし、訳せないこともあります。なぜかというと、英語と違って、日本語を画面に表示するやり方がたくさんあるからです。 エンコーディングという言葉を聞いたことがあると思いますが、英語の場合、たいてい、iso-8859-1 というエンコーディングを使って アルファベットを画面に表示しています。 しかし日本語の場合だと、さまざまです。エンコーディングについて、もっと詳しく知りたいときには、 このぺージ (そもそも、エンコーディングって何?) を見てください。新しいウィンドーが開きます。このページへ戻るには、新しいウィンドーを閉じてください。 日本で最も一般的に使われているのは、Shift_JIS です。しかし、外国で、日本語用でないウィンドーズを使う場合には、 Shift_JISが標準装備としてついていません。したがって、このページのように、UTF-8 を使って書かれている場合もあるわけです。 この他には、EUC とか Unicode というエンコーディングのやり方があります。 試しに、このページのようにUTF-8で書かれたウェブ・ページを 次に示すように AltaVista free online translation を使って機械翻訳してみます。 翻訳された結果を次に示します。真ん中のボタンをクリックすると、翻訳結果を見ることができます。
(それぞれ新しいウィンドーが開きます。) 上の翻訳結果を見て分かるように、全く翻訳されていません。 AltaVista の他にも、 まだまだ、たくさんオンライン翻訳サービスを行っているサイトがありますが、私の試した限りでは、 UTF-8で書かれたページを自動翻訳してくれたサイトはありません。 次に、Shift_JIS で書かれた同じページを自動翻訳してみます。 翻訳された結果を次に示します。真ん中のボタンをクリックすると、翻訳結果を見ることができます。
それぞれ新しいウィンドーが開きます。 一応翻訳されています。しかし、自動翻訳されたページと、英語のページを比べてみるとかなり違っています。 機械翻訳では、ずいぶんと苦労して翻訳したような印象を与えますが、読んでも、意味がよく分かりません。 全く分からないと言うほうが適当かもしれません。 機械翻訳だけに頼って、人間の手を加えずに、サイトに載せるのは、今のところ、まだ無理なようです。 真面目なつもりで書いても、機械翻訳されると、とんでもない、おかしな意味に訳されて出てきたりします。 そんなわけで、機械翻訳は、今のところ、ほんの参考程度にしかならないようです。日本語を英語に訳してサイトに載せるときには、 機械翻訳に頼らずに、自分で訳すか、英語に堪能な人に訳してもらう必要があるでしょう。
どのようにして UTF-8 を Shift_JIS に変換するのですか?機械翻訳は、今のところ、ほんの参考程度にしかなりません。 しかし、せっかく、自動翻訳サイトがあるのですから、 使わないという手はありません。UTF-8 を使って、ページを書いた場合には、Shift_JIS に変換する必要があります。 そのためには、変換プログラムを使ってエンコーディングを変えます。どのようなプログラムを使うのか、また、どのように変換するのかは、 このページ (エンコーディング変換) で説明していますので、リンクをクリックして読んでください。
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