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オンライン自動翻訳利用法
Medusa がどうして
クラゲになるの? by Akira Kato
October 7, 2003
ギリシャ神話を調べていて、あの有名なメドゥーサ (Medusa) の入った文章を自動翻訳で訳してみたのです。間違いなく訳したサイトもありますが、 次に示すように「クラゲ」と訳したサイトもあります。 これには驚きよりも、おかしさがこみ上げてきました。人間が訳すのであれば、先ずこのような間違いを犯すことはないでしょう。 原文に引き続いて、Systran で和訳されたものがこの薄いピンクのバックグラウンド・カラーで表示されます。 次に、AMiKAi で和訳された段落が、薄い水色のバックグラウンド・カラーで表示されます。 Medusa が自動翻訳で訳されると。。。 Medusa began life as a girl so lovely that she made Athena jealous. Her beauty naturally attracted Poseidon, who seduced the girl at one of Athena’s temples. クラゲは美しい女の子として彼女がAthena を嫉妬深く作ったほど生命を始めた。彼女の美は自然に Athena’s の寺院の1 つで女の子をseduced Poseidon を引き付けた。 メドゥーサが少女として生命を非常に見事に始めたので、彼女はアテーナーをねたむようにしました。 彼女の美は当然ポセイドン(この人はAthena’のうちの1つで少女を引きつけた)を引きつけました;s寺院。 Medusa を 英辞郎 on the Web で引いてみると次のように出ています。 検索文字列 : medusa 確かに medusa には普通名詞としてクラゲという意味もあるのですネ。これは少し意外でした。 しかし、もちろん上の文章の中では、固有名詞として「メドゥーサ」としてもらわないと、可笑しな文章になってしまいます。
なぜメドゥーサが 次の絵を見比べてください。
左の絵は、もちろんクラゲを逆さにしたのですが、クラゲの足がメドゥーサの髪、つまり蛇に変わった彼女の髪に似ていませんか? でも、早合点してはいけないのです。実は私も、多分こんな連想から、メドゥーサがクラゲの意味で使われるようになったのではないかと思ったのです。 しかし、そうではないようです。いろいろ調べた結果、次のような説が説得力があるように思えました。 Medusa, the Greek Gorgon, had the ability to turn living objects into stone. Even after her head was cut off, this ability was never lost. Jellyfish are also called medusa because they still have the ability to sting even after they wash up on the beach seemingly “dead”. つまり、クラゲという生き物は、海岸に打ち上げられて、死んだように見えても、触ると刺すわけです。 これが、メドゥーサと似ているというわけですネ。メドゥーサは頭をペルセウスによって切リ取られてしまったわけです。彼女の顔を見た者は石になってしまうのですが、 彼女の頭を切り取られてからも、この魔力が消えなかったというわけす。それで、クラゲがメドゥーサと呼ばれるようになったというのですが、 上の絵のようにただ似ているというよりも、このように屁理屈をこねたほうが、何となく尤(もっと)もだと感じてしまうのですね? この説明は、何となく、そういう人間の弱点を付いているような説明になっています。どちらを取るかはあたたが決めることです。
ところで「逆さクラゲ」って もう、この言葉は死語になりつつあるようで、知らない人のほうが多くなっているのではないでしょうか? 売春を目的とした終戦直後(太平洋戦争後)の「温泉宿」をさしたものです。上のさかさクラゲの絵から思い出したのでした。 『休憩、お泊り』という字が看板に書いてあるホテル、というより旅館が昔は(昭和時代には)結構あったものです。 昭和40年代には「ラブホテル」と言われたものです。それまでの言い方では「連れ込み旅館」だったのです。 目的とするところは同じでも、「ラブホテル」と言う方が、何となく響きもイイからでしょうか、これは女性週刊誌がはやらせた言葉だそうです。 終戦後、しばらくは、旅館でもホテルでも風呂が共同だったのですね。また売春や不倫に使われたこの手の「旅館」には、 風呂など付いていないのが普通だったのです。それで、風呂つきの新しいタイプの旅館が、それを売物として目立つ看板で「温泉マーク」を堂々と掲げたのでした。 この「温泉マーク」が「逆さクラゲ」と呼ばれたものです。 このマークはいつの間にか消えました。風呂つきがあたり前になり宣伝する意味もなくなったのでしょう。 それに「逆さクラゲ」という言葉があまりにもイヤーな意味に使われ始めたので、この看板を出しにくくなったのかもしれません。
上の英文の説明に “Jellyfish are” とありますが、これは間違いでないの? Jellyfish は単数形だから、“Jellyfish is” と書くべきではないのか?そう思いませんか? 詳しいことはこのページ (Jellyfish are それとも jellyfish is?) を見てください。
メドゥーサについてのお話(原文)は次のリンクをクリックすると見ることができます。(新しいウィンドーが開きます。)
人間が翻訳したページは次のリンクをクリックすると見れます。
機械翻訳を個別に見たい場合には次のリンクをクリックしてください。
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