日本における、帰国子女の受け入れ態勢
現在日本には、帰国子女を日本国内の生徒とは異なった特別の対応をしようと、積極的に受け入れている学校があります。入学試験にも特別な配慮をしている場合が多いようです。
帰国子女の条件
帰国子女の条件は、学校によって違いはありますが、中学と高校に編入あるいは入学する者は「海外滞在2年以上、帰国後1年以内」、大学に編入あるいは入学する者は「海外滞在2年から3年以上、12年生を海外で終了」が一般的です。日本国内の生徒とは違った方法で選抜されますから、海外留学生向けの模擬試験で特性を知ることが大切です。
しかし、帰国時期によっては枠からはずれてしまうこともあるので、ご注意下さい。
中学入学
基本的に中学を受験する場合は、ほとんどの学校で国語、算数の試験があり、このほか理科、社会、作文、面接を課したり、英語力を重視する傾向も強いようです。
中学編入は、公立ならいつでも受け入れますが、私立はほとんどの学校で国語、数学、英語の試験があります。
高校入学
高校受験は、英語、数学、国語が主体で、作文だけの学校もあるようです。作文も英語か日本語か選べる学校もあります。高校編入は、受け入れ校に限りがあり、正確な情報収集が大切です。試験がある場合は、英語、数学、国語が主体です。
大学入学
大学受験は、小論文、面接が中心で、英語力をみるTOEFLなどの結果提出を求める学校もあります。