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憂鬱の奥の
空しさ
2008年6月10日

特定の一人を愛するよりも

こんにちはジューンです。

レンゲさんがわたしの書いたモノを引用しましたが、

この際、私は中立を守らねばならないと思います。

ひと言いわせてもらえば、

プラトンは『饗宴』の中で、

肉体(外見)に惹かれる愛よりも

精神に惹かれる愛の方が優れており、

更に優れているのは、

特定の1人を愛すること(囚われた愛)よりも、

美のイデアを愛することであると説いたのですね。

つまり、彼自身は

肉体に惹かれる愛を

否定していた訳ではないのです。

ところで、デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


『刹那の愛 (2008年6月6日)』より

今日はレンゲさんがジューンさんの言葉を持ち出してきましたね。。。どう言う訳ですか?

ジューンさんが書いた次の部分が気になったのですわ。

プラトンは『饗宴』の中で、

肉体(外見)に惹かれる愛よりも

精神に惹かれる愛の方が優れており、

更に優れているのは、

特定の1人を愛すること(囚われた愛)よりも、

美のイデアを愛することであると説いたのですね。

あたしは「美のイデア」がどのようなモノなのか良く分かりません。でも、あたしなりに考えれば、それは「理想の愛」だと思うのです。

なるほど。。。

ジューンさんの書いた上の部分をあたし流に言い直せば次のようになると思うのですわ。

肉体や外見に惹かれる愛よりも

精神に惹かれる愛の方が優れている。

さらに優れているのは、

特定の1人を愛することよりも、

理想の愛を追求すること。

なるほど。。。

デンマンさんにも、あたしの言おうとしていることが分かっていただけますか?

うん、うん、うん。。。分かりますう。。。わかりますよう。

あたしは、おとといデンマンさんが言ったことを何度も読み返したのですわ。

それで。。。?何か発見した事でもあるのですか?

プラトンが言おうした事は、むしろデンマンさんがおっしゃった恋愛至上主義に近いのではないでしょうか?その部分を書き出してみますわ。

至上の愛

詩の中で書いた“愛”こそ、レンゲさんが至上と信じている恋愛なんですよ。つまり、レンゲさんのオツムの中に理想とする恋愛がある。ちょうど上の詩の中で書いたような。。。もし、“女の操”を信じている女性ならば、至上の恋愛が独立してあるのではなく、デンマンこそ“意中の人”だと思うから、坂田さんが現れたとしても坂田さんは上の詩の中の“星の王子様”にはなれない。“意中の人”は、そのようにコロコロと変わらないものですよ。しかし、レンゲさんのオツムの中には至上の“愛”があって、その愛にふさわしい人をレンゲさんが求めている。要するにデンマンである必要はない。僕が恋愛至上主義と言うはそのような意味ですよ。

あたしが去年の夏デンマンさんよって満たされなかったものを坂田さんによって満たしているとおっしゃるのですか?

そうですよ。レンゲさんは、そのようにして坂田さんの腕に抱かれて女の芯をしびれさせる官能の疼きに酔い痴(し)れたのですよ。。。どうですか?

あたしは。。。あたしは。。。

坂田さんに抱かれてあの悦びの瞬間を一つに溶け合って全身で感じたんでしょう?

デンマンさんは。。。デンマンさんは。。。そうやって、またあたしをヤ~らしい。。。ヤ~らしい事に夢中になる女にしてしまうのですかぁ~?

僕は“ヤ~らしい”なんて言ってませんよ。

デンマンさんは口には出さないだけで、心の中ではあたしがヤ~らしい女だと思っているのですわぁ。

ほらぁ~~。。。またそうやってレンゲさんは思い込んでしまう。。。思い込みでないのなら、根拠のない女の直感ですよ。

デンマンさんは、あたしが誰にでも抱かれる女だと思っているのですわ。

違いますよ。僕はタダ、レンゲさんの“意中の人”が変わりやすいと言っているだけですよ。

変わっていませんわ。

毎日のように愛し合っていた清水君から、今は坂田さんになってしまっているでしょう?

それは。。。それは。。。

なんですか?

以前デンマンさんは“継続は愛の源泉”だとおっしゃいました。

うん。。。確かにそのような事を言いましたよ。それがどうかしましたか。。。?

だからあたしは坂田さんと。。。

つまり、なんですかぁ~。。。坂田さんはレンゲさんが初めて抱かれた懐かしい人だから、ふるさとに戻るようなつもりで愛を萌え上がらせたと言うのですか?

それは。。。あのォ~。。。(レンゲさん、急に無言)。。。

“継続は愛の源泉”というのは、5年、8年、10年、15年。。。というように大切に二人の関係を守ってゆく。愛を育ててゆく。そうやって心と体で触れ合いながら関係を継続してゆく事で、幸せで満ち足りた愛が熟成されてゆく。僕は、そのような意味で言ったんですよ。

だから、“継続は愛の源泉”ならば、あたしは坂田さんとの愛に、もっとこだわるべきではないのかと。。。

それがレンゲさんの誤解なんですよ。確かに、“継続は愛の源泉”ですよ。しかし、現在のレンゲさんは、坂田さんとの愛を長い時間をかけて育(はぐく)んでゆくと言うよりも、昔のことを思い出しながら萌え上がらせているだけでしょう?

んも~~。。。デンマンさんは、すぐにそうやってヤ~らしく考えるのですわぁ~。あたしが坂田さんと会えばエッチだけに夢中になると思っているのですわ。

僕は言ってませんよ。レンゲさんが自分でそうやって認めているんですよ。

認めているわけではありませんわぁ~。

でも、レンゲさんは僕に言いましたよ。毎晩のように坂田さんと愛し合っていると。。。

でも。。。それは。。。それは。。。エッチに夢中になっているという意味ではありませんわ。

でもね、レンゲさんは至上と思い込んでいる“愛”の中で自分を見失っていますよ。つまり、レンゲさんは“恋愛至上主義”にとらわれている。レンゲさんにとっての“恋愛”とは、すべての“愛”に勝(まさ)る至上のモノと言う考え方がある。だから、“心の恋人”の僕に向かって書いたつもりの詩であるにもかかわらず、身も心も一つになってイキたいと言う強い願望がある。そのことが次の箇所にありありと滲(にじ)み出ていますよ。

あなたの全てがいとおしい
あなたのまぶたをくちびるで愛撫する
くちびるから全身にしびれるような
熱い波がひろがってゆく
狂おしいまでに
わたしはあなたの腕に抱きしめられて身悶えた

わたしの思考を空白にする甘美な衝撃
身を焼くようなあの歓喜
全身を打ち震わせるあの悦楽
女の芯をしびれさせる官能の疼き

あの悦びの瞬間を
わたしはあなたの愛の中で
あなたと溶けて一つになって
全身で感じていた

激しい歓喜の波が
押し寄せては引いてゆく
わたしはその悦びの波に翻弄されながら
あなたの愛に耳を澄ませ
全身であなたの愛を感受して
あなたの腕に抱かれて
長い長い悦楽に酔いしれた

レンゲさんは、この部分で“心の恋人”を求めていると言うよりも“肉の恋人”を求めている!身も心も一つになってイキたいという体の歓びを知っている熟女の赤裸々な心の叫びをむき出しにしていますよ。

女が“肉の歓び”を求めることはいけないことですか?

いけないことではありませんよ。レンゲさんのように、ここまで赤裸々になって詩の中で叫ぶことができる。そのことはすばらしことですよ。だからこそ、僕はレンゲさんの詩にいつも心を打たれるんですよ。レンゲさんは、いつも僕に生々しい女の心の内を覗かせてくれる。しかし、その“肉の歓び”を衝動的に心の恋人に求めてしまう。現在のレンゲさんは、その歓びを坂田さんの腕に抱かれて酔い痴れている。それは坂田さんではなく清水君に向けられるべきものですよ。だから、僕は何度も清水君とレンゲさんが仲直りするようにと言っているんですよ。

でも。。。でも。。。

でも、何ですか?

洋ちゃんは、デンマンさんのようにあたしの心の叫びを受け取ってくれないんです。あたしが詩を書いたとて見向きもしないんです。

坂田さんだって見向きもしないでしょう?

でも、坂田さんは洋ちゃんのように“下つき”だなんて言わないし、あたしの事をとっても優しくしてくれます。

分かりますよ。分かりますよゥ~~。だから僕は言っているんですよ。レンゲさんは至上と信じている“愛”の中で坂田さんに抱かれて酔い痴れていると。。。


『萌えて悔やんで (2007年7月18日)』より

デンマンさんも、このように認めていますわ。

ん。。。?僕が認めている。。。?何をですか?

だから、あたしが「至上と信じている“愛”」の中で坂田さんと愛し合っている事ですわ。つまり、上のプラトンの言葉に従うならば、あたしは「理想の愛」を胸に秘めながら坂田さんと愛し合っていたのですわ。

つまり。。。つまり、レンゲさんは、特定の1人に囚われることよりも理想の愛を追求する方が大切だと。。。そう言いたいのですか?

だってぇ~。。。古代ギリシャの偉大な哲学者も同じような事を言っているのですわ。

。。。で、レンゲさんはその理想の愛を上の詩にしたと言うのですか?

そうですわ。

それで。。。その詩の思いを胸に秘めながら坂田さんに抱かれたと。。。?

そうですわ。。。いけませんか?

僕は、何度も言っているように道徳の先生ではないのですよう。だから、いけないから止めなさいと言うつもりはないのですよう。

。。。で、デンマンさんは何がおっしゃりたいのですか?

レンゲさんが「理想の愛」を見つけたのであれば、それは素晴しい事ですよう。

デンマンさんも、喜んでくださいますか?

イヤ。。。僕は素直には喜べませんよう。

どうしてですか?

レンゲさんは、自分に都合のいいようにジューンさんの言ったプラトンの言葉を持ち出してきたけれど、それは、清水君から坂田さんに乗り換えるための口実なのですよう。確かにレンゲさんの詩を読むと、僕はレンゲさんの「理想の愛」を感じることができますよう。でもねぇ、レンゲさんが言いたいのは、次のことなのですよう。

さらに優れているのは、

特定の1人を愛することよりも

理想の愛を追求すること。

つまり、特定の一人にこだわらないと言うことなのですよう。レンゲさんが強調したいのは、この部分なんですよう。そうでしょう?

あたしは、特定の一人にこだわるべきなのですか?

一人にこだわれ!とは僕は言いませんよう。でも、レンゲさんは上のプラトンの言葉を持ち出してきて清水君から坂田さんに乗り換えるための口実にしている。それは、好ましい事だとは思えませんね。

でも、あたしは「理想の愛」の中で坂田さんと愛し合ったのですわ。

レンゲさんは「理想の愛」と言うけれど、その坂田さんは結局、大阪へ戻ってしまった。現在、レンゲさんは清水君と仲直りして一緒に暮らしている。しかし、「理想の愛」を探し出したはずのレンゲさんなのに、清水君と愛し合うとき、レンゲさんは、やっぱり憂鬱だと言う。

どうしてでしょうか?

どうしてでしょうかって。。。レンゲさんだって分かっているのですよう。

デンマンさんは、あたしにも、その憂鬱の原因が分かっていると。。。?

そうですよう。レンゲさんは書いていましたよう。

【レンゲの独り言】

ですってぇ~。。。
分からない事ではありませんわ。
あなただって、経験した事があるでしょう。
愛している人としばらくぶりに会えば、萌えあがりますよね?

でも、あたしの憂鬱は、愛している人と会えなくて寂しい憂鬱ではないのですよね。
もっと心の奥深いところにある憂鬱なのですわ。

この事については、もっとデンマンさんに説明しないと分かってもらえそうにありませんわ。
あさって、そうしようと思います。


『一線を越える (2008年6月8日)』より

このように、レンゲさんはおとといページの最後で書いていましたよう。

それで、デンマンさんにも、あたしの憂鬱の原因が分かっているのですか?

もちろんですよう。

。。。で、その原因って、デンマンさんは何だと思っているのですか?

すでにジューンさんが次のように書いていましたよう。

むなしさ

こんにちはジューンです。

レンゲさんの“憂鬱”。。。

なんとなく判るような気がします。

“むなしさ”でしょうね。

ところで英語でむなしいって、どう言うと思いますか?

結構、たくさんの言い方がありますよう。

たとえば、事業に成功して名を挙げ富を築いたけれど

家庭的には不幸だった。

子供はひとり立ちして離れてゆき、妻とは離婚してしまった。

そのような男の感じるむなしさは、例えば次のように言います。

Jack has succeeded

in venture business

and become famous, but it still

leaves a sense of futility behind.

ジャックはベンチャービジネスで成功して

有名になったけれど、

むなしさが残っている。

お金持ちになったけれども、なぜか幸せな気分になれない。

そのようなむなしさは次のように言いますよ。

vanity of wealth

富のむなしさ

また、子供の頃、将来、宇宙飛行士になりたい。

オリンピックに出て金メダルをもらいたい。

フォークソングのシンガー・ソング・ライターになりたい。

そのほか、いろいろな望みを持った。

でも、気づいてみたら、しがないサラリーマンで定年を迎えた。

このようなことを英語では次のように言います。

vanity of human wishes

人間の望みのむなしさ

『一線を越える (2008年6月8日)』より

レンゲさんは「理想の愛」を探し求めたつもりになった。その「理想の愛」を胸に秘めて坂田さんと愛し合った。でも、坂田さんは結局、大阪に戻ってしまった。レンゲさんと清水君は仲直りができて、また一緒に暮らすようになった。ところが「理想の愛」を探し当てたつもりのレンゲさんも、その後、清水君と毎晩愛し合っているのに、やっぱり憂鬱だと言う。その答えはただの一つですよう。

“むなしさ”ですか?

そうですよう。レンゲさんだってそう思っていたのでしょう?

【レンゲの独り言】

ですってぇ~。。。
確かに、むなしいのですわ。

洋ちゃんが長期出張でニューヨークから戻って来た時には、
お互いに新鮮に萌えあがったのですわ。

でも、あたしの憂鬱は、洋ちゃんと愛し合っているのにも消えないのです。
もっと心の奥深いところにある憂鬱なのですう。

“むなしさ”と言って片付けてしまうのは簡単です。
しかし、それでは憂鬱は、いつまで経ってもあたしの胸から消えません。
デンマンさんは、その“むなしさ”を埋め合わせる事ができると言うのでしょうか?

あさって、また尋ねてみようと思いますわ。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。

メチャ面白い、

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こんにちはジューンです。

『レンゲ物語』に何度も顔を出したプラトンは

紀元前427年に生まれています。

アテナイ最後の王コドロスの血を引く貴族の息子でした。

若い頃は政治家を志していましたが、

やがて政治に幻滅を覚え、

ソクラテスの門人になりました。

哲学と対話術を学びます。

紀元前399年、アテナイの民主派によってソクラテスは、

「神々に対する不敬と、

青年たちに害毒を与えた罪」を理由に

裁判にかけられ、死刑を宣告されたのです。

ソクラテスは毒杯を仰いで刑死しました。

この裁判の情景を描いたのが『ソクラテスの弁明』です。

プラトンは紀元前387年、アテナイ郊外に

学園アカデメイアを立ち上げました。

アカデメイアで天文学、生物学、数学、

政治学、哲学などを教えたのです。

そこでは対話が重んじられ、

教師と生徒の問答によって教育が行われました。

弟子にあたるアリストテレスは

17歳のときにアカデメイアに入門しました。

彼は、そこで20年間学生として、

その後は教師として教えたのです。

デンマンさんが対話形式で記事を書くのも

プラトンの影響ですって。。。

ところで、レンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。





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