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足袋とまんじゅう
2010年11月27日
 


 

Subj:小百合さん、おはよう!

栃木の田舎も寒くなりましたか?

きゃはははは…

From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date: 24/11/2010 5:52:48 PM
Pacific Standard Time
日本時間:11月25日(木)午前10時52分

   

夕べは寒かった。
寒くて夜中に目が覚めた。
多分、零下10度以下になっていたかもしれない。
ブランケットをもう一枚出してきて、かけました。

今朝も寒かったよ。零下6度。
外を見ると、かすかに雪が降っている。
天気予報だと24日の水曜日は1日中晴れると言っていた。
でも、粉雪だよ。

いや、待てよ。
粉雪ほどサラサラ、サラサラと降っているわけではない。
降っているのが分からないほど風に乗って、小さな小さな切片が紛れ込んでいる感じ。
“ささめ雪”。
漢字で書くと細雪。
川端康成の小説に、そんなタイトルがあったように思うけれど。。。

“ささめ雪”は英語で何と言うのだろうか?
聞いたことがないよ!
粉雪は powdery snow と出ているけれど、
細雪は、僕の Sanseido's New Concise Japanese-English Dictionary には出てない!

ところで、栃木の田舎では雪が降りましたか?
降ったとしても、山の家の近くではスキーができないよね。
やっぱり、スキーするには軽井沢に行くのですか?
風邪を引かないようにね。

それから、軽井沢ではビキニになってスノボをしないように!
きゃはははは。。。

では、軽井沢タリアセン夫人になりきって、ルンルン気分で今日も楽しく過ごしてね。
じゃあね。

退屈したら気分転換に次の記事でも読んでね。

『花咲く同窓会』

(2010年11月24日)

タグ: ストライキ, テニスウェア, テニスウェアのパンツ, パンツフェチ, 花咲く同窓会, 行田市のとんでん, 同窓会の集い, 同窓会の思い出, 国鉄の順法闘争, 楽しい同窓会

カテゴリー: めれんげさんが登場, めれんげさんの詩と短歌と手記, デンマンさんが登場, ネット恋愛・遠距離恋愛, バンクーバー, レンゲさんが登場, レンゲ物語, 秘話・裏話, 笑い話・ユーモア・コミック, 美学・美的感覚・審美眼, 行田市, 写真論・写真撮影, 女性の心と体と健康, 小笠原玲子, 愛と性, 愛のポケット, 日本の鉄道

デンマンさん。。。お呼びですか?

そうですよう。。。待ってましたよ。

卑弥子さんはどうなさったのですか?

風邪を引いてしまったのですよう。

マジで。。。?

卑弥子さんも人並みに風邪を引くと言うことですよう。うしししし。。。

そのような事を言うと、また叱られますわよ。

小百合さんは大丈夫ですか?

風邪を引いて寝込んでいられないので気をつけていますわ。。。それはそうと、デンマンさんの同窓会の記事を読みましたわ。

ほおォ~。。。読んでくれましたか?

また、国道125号のそばの「とんでん」で中学校の同級生とお会いしたようですわね。

そうなのですよう。

これが「とんでん」の店内の概略図なのですよう。 絹子さんは店の一番奥の畳席Aを確保してくれたのですよう。

デンマンさんと私でお蕎麦を食べたのはちょうど反対側のテーブルでしたわね。

おおォ~。。。小百合さんも覚えていましたか? 忘れているだろうと思って、僕は手間をかけて上の概略図を描いたのですよう。 覚えていたのなら、描く必要はなかったのだけれど。。。

デンマンさんが“B”とマークしたテーブルですわよねぇ。

そうですよう。。。小百合さんが覚えているなら、描くことはなかったなあァ~。。。上の図を描くのに1時間もかかったのですよう。。。でも、日時までは覚えてないでしょう!?

覚えてませんわ。

小百合さんにも懐かしいだろうから、その時のメールをここに書きだしますよう。

件名:おはよう!昨日はお袋を見舞った後で、

叔母と「つるや」で手打ち蕎麦を食べました。

きゃはははは。。。♪┌(・。・)┘♪

日付: Sun, 01 Nov 2009 12:32:49 +0900
差出人: "denman@coolmail.jp"
宛先: "sayuri@hotmail.com"
CC: "barclay1720@aol.com"

10月30日の金曜日は盛りだくさんの一日になりました。
僕の実家の近くにある「とんでん」で食べた“茶蕎麦”はメチャうまかった。
10年ほど前に親父がまだ生きていた頃、両親と一緒に食べた茶蕎麦の味でした。

本当に懐かしかった。
小百合さんは伝統的な昔ながらの蕎麦を食べたけれど、今度は、ぜひ僕の好物の茶蕎麦を食べて行田の思い出を懐かしんでね。

蕎麦を食べてから「古代蓮の里公園」へ行って直売店で行田市で取れるいろいろな野菜やお土産物を見たけれど、改めて行田の豊かさを感じましたよう。

“ふるさとは遠くにありて思うもの”

うん、うん、うん。。。室生犀星の言葉だけれど、
こうして故郷にやって来ると改めて故郷の豊かさに気づきます。
小百合さんと一緒に古代蓮の神秘的な花を見ながら語り合えたら、さらに幸せな気分に浸ることができたかもしれません。
残念ながら古代蓮の花は咲いてなかった。
8月だけでなく、秋にも咲く古代蓮を作れないものか?

もし、秋に古代蓮が咲いているなら、
今度は古代蓮を見ながら“Hよりも感じるハグ”をして
再会を喜び合いたいものです。

\(^ヮ^)/ ギャハハハハ。。。

「古代蓮の里公園」でのんびりと散策した後で「水城公園」へ行きました。
まさか小百合さんがまた“とうもろこし”を焼いてくれるとは思いませんでした。
簡易コンロを持ってきて、刷毛(はけ)でタレを塗りながら旨そうに焼けた“とうもろこし”は小百合さんの真心の味がしました。
マジで。。。!

\(*^_^*)/ キャハハハ。。。

公民館の前の池の端(はた)で、何も知らない人が見たらホームレスのカップルが貧しい夕食を取っているように見えたかもしれません。
ちょうど池に住む一匹のガチョウのために近所で暮らす30代の女性が餌をやりにやって来ていました。
パンの耳とレタスをガチョウにあげていたけれど、とうもろこしの焼ける旨い匂いがガチョウの食欲をそそるのか?小百合さんがコンロでとうもろこしを焼いている池の端(はた)に寄ってくるのでした。

“チョウ助”も、とうもろこしが食べたいの?”

その女性はそんなことを冗談で笑いながら言っていたけれど、小百合さんが答えて言いました。

“このガチョウは、とうもろこしを食べませんよね(笑)”

そうなんだよね。10月16日に小百合さんが初めて水城公園にやって来た時、Pure Whiteのとうもろこしを僕に焼いてくれたけれど、その前に、生のとうもろこしを COB からとって僕は“チョウ助”に食べさせようとしたのでした。
でも、食べなかった。
たぶん、量が少なかったのでガチョウには良く見えなかったのかも?

水城公園で黄色い“とうもろこし”を食べてから小百合さんと一緒にイオン(eaon)モールへ行きました。
“シナモンメルツが食べたいわ。”
小百合さんは、かなりこだわっているようでした。
僕は、別に食べたいとは思わなかったけれど。。。

でも、モールの中にあるマクドナルドの店でのんびりと語り合うことができました。
カナダで食べるシナモンメルツとは形や感じがちょっと違うんだよね。
ほんの少しだけシナモンメルツを小百合さんが食べさせてくれたけれど、
味はシナモンロールとあまり変わらなかった。

小百合さんによると、サワークリームに砂糖を混ぜてあるらしい。
そう言われて味わってみると、確かにサワークリームのすっぱさが舌に感じられたような。。。
でも、言われなければ分からないすっぱさでした。

マクドナルドでコーヒーを飲んだ後で小百合さんと一緒にお袋を見舞いに行田中央総合病院へ行きました。
小百合さんと再会してお袋も喜んでいましたよう。
小百合さん、ありがとう!
お袋は、小百合さんと再会して元気をもらったようでした。

昨日(10月31日)は、叔母と一緒にお袋を見舞いました。
その後で「つるや」で手打ち蕎麦を食べました。
小百合さんも手打ち蕎麦にこだわっているけれど、叔母も蕎麦にはかなりのこだわりを持っています。

それで、10月30日に小百合さんと一緒に見つけた手打ち蕎麦の「つるや」に行ったのですよう。
蕎麦屋らしい昔ながらのインテリアに、日本に居る事を実感させられました。

「つるや」のあとで行田中央総合病院の近くのBelc の敷地内にある Mos Burger でコーヒーとコロッケを食べながら2時間ほど粘(ねば)って積もる話をしたのでした。

ところで、昨日、行田観光協会のフライマップには出ていないゼリーフライの店を見つけました。
お袋を見舞いに小百合さんと行田中央総合病院へ行ったけれど、まだ小百合さんの記憶にあると思います。
国道125号線からそれて病院の駐車場へ行く、その道の角。
つまり、駐車場の前の道に進入する角のすぐ近くの肉屋さんでゼリーフライを作っていますよ。
一枚60円です。
買って食べなかったけれど、多分、衣(ころも)にはパン粉が入っているかも?
今度、行田へ行く機会があったら食べてみたらいいよ。

大体書き終わったので、これから「ネットカフェ・ミルミル」で牡蠣フライカレーを食べ、その後でウィンナコーヒーを飲みながらブログの記事を書きます。
記事のタイトルは「心のぬくもりを感じさせる医療」
小百合さんと再会した幸せを噛み締めながら。。。

ヽ(´ー`)ノ きゃはははは。。。

ありがとう。

じゃあね。

(V__/)
(+'.'+)
(")_(")


『心のぬくもりを感じさせる医療』より
(2009年11月2日)

去年(2009年)の10月30日だったのですよう。

もう、その時から1年以上も経ってしまったのですわねぇ。 月日の経つのは本当に早いものですわ。。。ところで、デンマンさんは一つだけ間違っていますわ。

。。。ん? 間違っている?

そうですわ。 シナモンメルツを食べたのはイオン(eaon)モールではありませんわ。

イオン(eaon)モールではなかったのですか?

エコスのマクドでしたわ。

マジで。。。?

デンマンさんは、勘違いしたのですわ。 お代わりができるコーヒーを飲んだマクドと同じお店でしたわ。

Subj:小百合さん、おはよう!

帰省中の楽しい思い出をありがとう!

きゃはははは…

From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date: 20/11/2010 3:38:33 PM
Pacific Standard Time
日本時間:11月21日(日)午前8時38分

 

バンクーバー行き Air Canada 004便の機内では一睡もしないで映画ばかり観ていました。
前座席の後頭部がビデオディスプレーになっていて、しかもタッチスクリーンで以前のようにリモコン操作じゃないんだよね。
便利になりました。
さらにVHSビデオじゃなくてDVDになっているから映画の数も比べ物にならないくらい多くて、好きなタイトルを選べるようになっている。
10年前に比べると全くビックリするほど便利になったと思いますよ。

。。。と、ここまで書いてきたらパソコンがプッツンと切れてしまったのですよう。
理由不明のハードのエラーでダウンですよう! んもお~~!
10月29日でした。

ローカルディスクにメール下書き用のファイルが入っているのです。
そのファイルに書いた下書きを見直してからメールシステムの投稿画面にコピペします。
そうやって、小百合さんにメールを出していたのですよう。
でも、僕のパソコンが使えなくなったために、バンクーバー市立図書館のパソコンでメールを書くようになった。
だからローカルディスクに保存してあるメール下書き用のファイルが使えなかった。

現在、僕のパソコンはうまく動いているのですよ。
11月15日からパソコンをずっとつけっぱなしです。
パソコンを付けっぱなしにしておくなんて、もう1年ぶりかもしれない。
再起動すると動かなくなってしまうかもしれないので付けっぱなしにしておくのです。
きゃはははは。。。

そう言う訳で久しぶりにメール下書き用のファイルを開きました。
書きかけになっているのに気づいて、こうして続きを書いているのです。

夕べは零下2度まで気温が下がりました。
午前1時にベッドに潜り込んだ時には小雨が降っていたのだけれど、
夜の間に雪に変わったようです。
今朝起きると、窓から見える高校の屋根とサッカー場に雪が積もっていた。
1センチか2センチ程度です。
初雪です。
でも、マンションの目の前の通りは、すでに解けてしまって雪は跡形もないですよ。

早いもので日本からバンクーバーへ戻ってから、今日で25日目です。
マンションの目の前の、カラスの巣がある街路樹は、もうすべての葉っぱが落ちてしまいました。空っぽのカラスの巣が寒々とした冬の空気を感じさせます。

ところで、Air Canada 004便の機内で観た『必死剣鳥刺し』のことで記事を書きました。

『ローズティーと必死剣鳥刺し』

(2010年11月21日)

タグ: スケープゴート, チャンバラ, ロッキード事件, ローズティーと必死剣鳥刺し, 現代に通じる時代劇, 疑獄事件, 鳥モチ, 剣戟, 封建社会の恥部, 封建制の問題点

カテゴリー: グルメ・料理・食材, コミュニケーション・人間関係論, デンマンさんが登場, 秘話・裏話, 芸能界・芸能人・エンタメ, 黒い霧・政治の乱れ・行政の腐敗, 卑弥子さんが登場, 小百合さんのメール, 小百合物語, 日本映画, 日本人・日本文化・生活様式, 人生論・人生哲学

里尾(りお)さんは三佐ェ門さんに心から尽くしている。
その思いは映画を観る人の心にヒシヒシと伝わってくるのですよう。
味噌汁や、お澄ましや、うどんやそばの味が亡妻の睦江(むつえ)さんの味に似てくる。
三佐ェ門さんも、知ってか知らずか?その味を味わいながらいただいている。
お互いに複雑な気持ちを味わいながらも二人の思いは暖かく溶け合うのです。

もちろん、思い出を食べる軽井沢タリアセン夫人と里尾(りお)さんのイメージが僕のオツムの中で重なったのですよう。
僕は三佐ェ門さんになったような気分でした。
きゃははははは。。。

熱い味噌汁が飲めない小百合さん。
小百合さんが作った味噌汁は飲めなかったけれど、
僕のバラの一輪挿しが小百合さんのローズティーに変わったり、
長崎ちゃんぽんに僕がかけた「柚子こしょうドレッシング」が、チュープ入りの「柚子こしょう」に化けて僕の旅行カバンの中に入っていたのでした。
うれしい!

思い出を食べる軽井沢タリアセン夫人との思い出は、どうしても食べ物の事が多くなる。
小百合さんが大長寺の白いテーブルの上で入れてくれたアイリッシュコーヒーで思い出したけれど。。。
マクドのコーヒーのことです。
10月4日の月曜日、行田エコス店内のマクドナルドでプレミアムローストコーヒーを注文したのでした
一杯120円。

「お代(か)わりできますよね?」 僕が店員さんに尋ねました。
「デンマンさん!。。。マクドではお代わりできないのよ!んも~~」 そう小百合さんが言いました。
「あのォ~。。。できますよ」 店員さんが仕方なさそうに、そう答えたものでした。
きゃはははは。。。

やっぱり、思った事は言った方が得ですよね!?

小百合さんは白けたような、呆れたような顔をしていたけれど、僕と一緒にお代わりをもらいに行きましたよね。
きゃははははは。。。

今度マクドにコーヒーを飲みに行ったら、小百合さんも5杯ぐらいお代わりしてよね。
じゃあ、バ~~イ!


『天下太平の切腹』より
(2010年11月24日)

デンマンさんは、こうして書いていたではありませんか!

そうでしたか。。。読み返してみると、確かにエコスですよう。 実は、僕は行田のイオン(eaon)モールがどこにあるか知らない。。。マジで勘違いしていたようです。

それはそうと。。。デンマンさんの隣に座っていたのは金沢さんですよね。

そうですよう。

デンマンさんのことですから両手に花だと思うのですけれど、デンマンさんを挟んで金沢さんと反対側に座っていたのが絹子さんなのですか?

いや、違いますよう。 反対側には誰も居なかったのですよう。

僕は、こうして隅っこに座りながら同窓会を楽しんでいたのです。

花咲く同窓会    

絹子さんが今年の10月11日に電話をかけて寄こしたのやがなァ。

あんさんに絶交を言い渡すために電話してよこしたん?

何を言うてんねん。。。そないな事とちゃうわい。。。「今年もまた、幾人かで集まってぇクラス会をやりませんか?」。。。そう言うてきたのやがなァ。。。わては2年前にやったばかりやと思うていたのやけれど、もう3年前になるんやァ。。。月日の経つのはホンマに早いものやでぇ~。

。。。で、またあんさんの実家の近くの“とんでん”でクラス会をやりはったん?


そうなのや。 10月23日の土曜日に、わても含めて8人が顔を合わせたのやがなァ。

3年前と同じ顔ぶれやのォ?

いや。。。畳屋の古田君と絹子さん以外は皆、違う顔ぶれなのやがなァ。 わてを含めて男は3人。 残りの5人は女性やァ。

。。。で、中学生時代の、あんさんの恋人が出席しやはったん?

いや。。。残念ながら恋人と呼べるような人は、女性陣の中に居やへんかった。 でもなァ~、わての隣に座った女性に「どなたでしたっけぇ~。。。?」と尋ねてみたのやァ。

そのような聞き方は失礼やんかァ!

そやかてぇ、全く見覚えのない顔しとるねん。 うししししし。。。

多分、あんさんが不躾に愚かな尋ね方をしたもんやから、その女性は内心では気分を害していたと思うわァ。。。それで、その女性は何と答えたん?

「金沢ですぅ」と言うて笑うねん。。。わては中学時代のクラスの女性の中から“金沢”と言う名前とイメージを結び付けようと必死で記憶の中から手繰(たぐ)り寄せたのやァ。

。。。で、すぐにイメージが浮かんできやはったん?

わての知っている金沢さんというのはテニス部に入っていたのや。

上の写真の中のどの人が金沢さんやのォ~?

下の列の向かって左から2番目の女性やがなァ。

あらっ。。。可愛い感じの人やんかァ。

そうやろう?。。。澄ましている時の写真は次のような表情やねん。

この上の写真が澄ましている時の金沢さんやのォ~?

そうやァ。。。きれいな人やろう?

この写真、わたしどこかで見たことあるわ。。。確か。。。確か。。。小笠原玲子さんと同じ写真とちゃうん?

めれちゃん。。。案外記憶が鋭いのやなァ。うししししし。。。そうなのや。玲子さんの写真なのやがなァ。。。でもなァ、金沢さんが澄ましている時の顔ってぇ、マジで玲子さんに似てるねん。

。。。で、あんさんは金沢さんのことが好きやったん?

いや。。。好きだと言うよりも、金沢さんは言わば“グラドル”的存在やったのやァ。。。わて以外にも金沢さんをアイドル的に慕っていた男子学生が仰山(ぎょうさん)居たと思うでぇ~。 わては2年6組の時にも、3年5組の時にも金沢さんと一緒のクラスやったのやがなァ。 しかも、2年6組のときの教室の目の前がテニスコートやったのやァ。 今でも金沢さんが颯爽(さっそう)と白いユニフォームを着てラケットを振る姿が目に鮮明に浮かぶのやァ。

マジで。。。?

もちろんやァ。。。風が吹いてスカートがフワッと浮いて白いパンツが見えたりすると、わてはもう胸をときめかせながら、瞬(まばた)きもせずに見とれてしもうたものやでぇ~。うししししし。。。

あんさん!。。。あんさんは、やっぱりパンツフェチやのねぇ~!

めれちゃん!。。。人聞きの悪い事を言うては困るでぇ~! ただ、それだけのことでパンツフェチと決め付けて欲しくないねん。。。男なら誰かてぇ、お気に入りのアイドルのパンツが見えたりすれば、胸がドキドキしてくるのやでぇ~。

それで、あんさんの隣に座った人が、その金沢さんやったのォ~?

だから、その時、わては、白日夢から現実に引き戻されたように、隣の女性をマジマジと見詰めたのやァ。。。イメージ的には何もかも違っているのやがなァ。。。体の大きさといい、プロポーションといい、何から何まで違っているという印象なのやァ。

つまり、金沢さんという名前の人はたくさん居たという事やのォ~?

わての立場に居たら、誰かてぇ、そう思うにちがいないでぇ~。。。

。。。で、実際にはどうやったのォ~? 金沢さんという名前の女性は4,5人居やはったん?

わても、当然そう思ったのやァ。。。そやから、一生懸命になって遠い昔の記憶から金沢さんという名前の女性を思い出そうと必死になったのやァ。

あんさん!。。。いいかげんにしいやあああァ~。。。実際は、どうやったのォ?

いくら考えたところで埒(らち)が開かんと思うたから、わては隣の女性に、また尋ねたのやがなァ。

なんてぇ~。。。?

「あのォ~。。。もしかすると。。。ひょっとして。。。テニス部に居た金沢さんですか?」 わては、思い切ってこのように聞いたわけやァ。

そしたら、その女性はなんと言うたん?

ニッコリしながら頷(うなず)いたのやァ。

マジで。。。?

わてはマジでビックリしたでぇ~! そやけど、絶対に表情に出さないようにと細心の注意を払ったのやァ。。。それが、女性に対する最大の思いやりやと思うたからなァ。

あんさん!。。。金沢さんは2度傷ついたでぇ~。。。間違いないわァ。

2度。。。? どうしてやァ。。。?

あんさんは表情に出さんと言うたけれど、あんさんの気持ちの動きは、すぐに表情に表れてしまうねん。

そないな事はないと思うでぇ~。

わたしは何度となくウェブカムで、あんさんの表情の動きを見てきましたさかいに、この件に関しては、あんさんよりも確かですねん。

さよかァ~?

金沢さんは、あんさんと、もう2度と会う気持ちはないねん。。。わたしには、はっきりと分かりますわ。


『花咲く同窓会(2010年11月24日)』より

金沢さんはデンマンさんの心の動きをつかんだと、私も思いますわ。。。で、今日、私をお呼びになったのは理由があると、デンマンさんは言っていましたよね?

そうですよう。。。実は、同窓会で青柳君のことが話題になったのですよう。

でも、上のテーブルの図を見ると青柳君という名前は見えませんわ。

絹子さんの話によると連絡がつかないと言うのですよう。

3年前にも連絡がつかなかったのですか?

そうらしいのですよう。

。。。で、その青柳さんと私が何か関係あるのですか?

いや、直接関係あるわけじゃないけれど、小百合さんはきっと興味を示すだろうと思うのですよう。

どう言う訳で。。。?

小百合さんは僕と大長寺で再会した時に“十万石のまんじゅう”のことを話していたでしょう?

ええ。。。“十万石のまんじゅう”と青柳さんが関係あるのですか?

これが“十万石のまんじゅう”の本店ですよう。

ええ。。。知ってますわ。 私は幾度もお店の前を車で通っていますから。。。もしかして上の本店が青柳さんの家なのですか?

いや。。。青柳君の家が“十万石のまんじゅう”の本店を経営しているわけではないのだけれど、この上の建物は、かつて青柳家の“足袋蔵”だったのですよう。

十万石ふくさや行田本店店舗 

国の登録文化財。

明治16年 呉服商山田清兵衛商店の店舗として棟上される

昭和27年 青柳合資会社の足袋蔵となる

昭和44年 十万石ふくさや行田本店店舗となる

黒漆喰塗りの重厚な店蔵は行田では珍しい江戸様式の店蔵で、十万石の店舗となった後、昭和53年に改修が行なわれ、外壁にナマコ壁が設けられた。

「青柳合資会社」は、青柳君のおじいさんが立ち上げたのです。 昭和22年から昭和47年まで“足袋”の倉庫として使っていたのですよう。

青柳さんの家では足袋を作っていたのですか?

そうです。 でも、昭和30年代には足袋をはく人が居なくなったから、学生服とか作業意を作ってましたよう。

もう青柳さんの家はないのですか?

今でも通りを挟んだ向かい側に青柳君の実家があります。 青柳君のお兄さんが家を継いでいるようです。

デンマンさんは、その事を私に教えたかったのですか?

いや、まだ他にも小百合さんが興味を示すことがあるのですよう。

もったいぶらないで教えてくださいな。

小百合さんは“十万石のまんじゅう”に興味を示したけれど、“まんじゅう”って漢字でどう書くか知ってますか?

ええ。。。知っていますわ。「饅頭」と書くのでしょう。。。

確かに辞書を引くと、そう書いてあります。 でもねぇ、“十万石のまんじゅう”は違う字を使っているのですよう。 もう一度写真を見てください。

あらっ。。。“饅” ではなく “幔” を使っているのですわね。

そうなのですよ。 僕も言われるまで分からなかった。

なぜ “幔” の字を使うのですか?

これには興味深いエピソードがあるのですよう。 太平洋戦争後、砂糖の統制が解かれてまもない頃、「十万石ふくさや」の主人の先代が、何か行田の名物となるものを作ろうと考えたのですよう。

つまり、それが「十万石まんじゅう」となったわけですか?

そうです。。。ところで、小百合さんは、次の絵が何だか分かりますか?

棟方志功さんの版画でしょう?

あれっ。。。小百合さんは知っているのですか?

だってぇ~。。。“十万石のまんじゅう”が気に入って、棟方志功さんは旨い旨いと言いながらたくさん食べたのでしょう? “十万石のまんじゅう”の写真に使われている絵も棟方志功さんの版画だと聞いていますわ。

小百合さんは知っていたのですかァ~。。。だったら、僕が話そうとするエピソードも知っているのですね?

いえ。。。漢字の事は知りませんわ。

あのねぇ~、今では世界的な板画家として棟方志功さんの名前をたいていの日本人は知っているけれど、戦後まもない頃、つまり、昭和28年当時、棟方志功さんは、日本人の間でもあまり知られていなかった。

棟方 志功

(むなかた しこう)

1903年(明治36年)9月5日 - 1975年(昭和50年)9月13日
日本人の板画家。
青森県出身。
20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人。
1942年(昭和17年)以降、彼は版画を「板画」と称し、木版の特徴を生かした作品を一貫して作り続けた。

来歴

1903年(明治36年)、刀鍛冶職人である棟方幸吉とさだの三男として生まれる。豪雪地帯出身のため、囲炉裏の煤で眼を病み、以来極度の近視となる。

少年時代にゴッホの絵画に出会い感動し、「ゴッホになる」と芸術家を目指した。青森市内の善知鳥神社でのスケッチを好んだ。

1924年(大正13年)、東京へ上京する。帝展や白日会展などに油絵を出品するが、落選が続いた。

1928年(昭和3年)、第9回帝展に『雑園』(油絵)を出品し、入選する。

1930年(昭和5年)から文化学院で美術教師を務める。

1932年(昭和7年)日本版画協会会員となる。

1934年(昭和9年)佐藤一英の“大和し美し”を読んで感動、制作のきっかけとなる。

1936年(昭和11年) 国画展に出品の「大和し美し」が出世作となり、これを機に柳宗悦、河井寛次郎ら民芸運動の人々と交流する様になり、以降の棟方芸術に多大な影響を及ぼすことになる。

1945年(昭和20年) 戦時疎開のため富山県西礪波郡福光町(現南砺市)に移住。1954年(昭和29年)まで在住した。志功はこの地の自然をこよなく愛した。

1946年(昭和21年) 富山県福光町栄町に住居を建て、自宅を「鯉雨画斎(りうがさい)」と名付け、また谷崎潤一郎の命名にて「愛染苑(あいぜんえん)」ともよぶ。

1956年(昭和31年)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に『湧然する女者達々』などを出品し、日本人として版画部門で初の国際版画大賞を受賞。

1969年(昭和44年)2月17日、青森市から名誉市民賞を授与され、翌年には文化勲章を受章する。従三位。

1975年(昭和50年)9月13日、東京にて永眠。青森市の三内霊園にゴッホの墓を模して作られた“静眠碑”と名付けられた墓がある。

作風・人物

棟方の肉筆画作品は「倭画」と言われ、国内外で板画と同様に評価を受けている。
大変な近視の為に眼鏡が板に付く程に顔を近づけ、軍艦マーチを口ずさみながら板画を彫った。
第二次世界大戦中、富山県に疎開して浄土真宗にふれ、『阿弥陀如来像』『蓮如上人の柵』『御二河白道之柵』『我建超世願』『必至無上道』など仏を題材にした作品が特に有名である。

「いままでの自分が持っている一ツの自力の世界、自分というものは自分の力で仕事をするとうようなことからいや、自分というものは小さいことだ。
自分というものは、なんという無力なものか。
何でもないほどの小さいものだという在り方自分から物が生まれたほど小さいものはない。
そういうようなことをこの真宗の教義から教わったような気がします」 と言っている。

エピソード

ゴッホのファンになって以来、頻繁にゴッホの名を語る棟方に対し周囲の知人は「風邪でも引いたのか」とからかったという。

志功は「アイシテモ愛しきれない オドロイテモ驚ききれない ヨロコンデモ喜びきれない カナシンデモ悲しみきれない それが板画です」と言った。

版画の「はん」を版ではなく板と書いてハンと読ませる。それは板の性質をちゃんと使うためであり、版だとそれを半分にしていることになるからだそうである。

埼玉県行田市にある「十万石ふくさや」が販売する「十万石幔頭」のパッケージデザインを手がけている。

出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

昭和31年に、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に『湧然する女者達々』などを出品し、日本人として版画部門で初の国際版画大賞を受賞してから注目を集めるようになったのですよう。

「十万石ふくさや」の先代は、それ以前から棟方志功さんと知り合いだったのですか?

あのねぇ~、行田市に渥美大童さんという書道家が居たのですよう。 この渥美さんが棟方志功さんと友達だったらしい。 その紹介で「十万石ふくさや」の先代は棟方志功さんと知り合った。

それで。。。?

若き日の先代は、棟方志功さんの作品を見て感激した。

「これだ! これからの菓子屋には棟方志功さんの人間味あふれた暖かさ、そしてバイタリティが必要だ」

それで、ある日、「十万石まんじゅう」を小脇に抱えて棟方志功さんを訪ねた。 そして「是非、このまんじゅうを食べてみてください」と差出した。

棟方志功さんは、無類の甘党だったらしいですわね?

そうなのですよう。 甘い物にハマッていた。 「あんたが作ったのかい」と一口食べ、一気に5個も食べてしまったらしい。

。。。で、棟方志功さんは、食べてから何とおっしゃったのですか?

「う~~ん。。。うまい! 行田名物にしておくには旨すぎる」 こう言うと筆を取って絵を描いた。 その絵に、上の写真にも書いてある通り、“十万石幔頭”と書いた。 先代は、すかさず、「先生、幔は食偏の饅です」と指摘した。

棟方志功さんは、何とお答えしたのですか?

「このまんじゅうが全国に広く知れわたる事を願ってこの字にしたんだよう。うししししし。。。私は私でなければ描けない絵をかくから、あんたはあんたにしかつくれない美味しい菓子を作ってね」

マジで。。。?

そう言う事になっているようです。 それ以来、先代は、そのまま “幔頭” の字を使っているそうですよう。

【卑弥子の独り言】

ですってぇ。。。
あたくしもデンマンさんから「十万石まんじゅう」をいただいたことがあるのでござ~♪~ますわ。
確かに美味しいのですわよう。
でも、「十万石幔頭」と漢字で書くものだとは知りませんでしたわ。
一つ勉強になりました。
あなたも、機会があったら、ぜひ「十万石幔頭」を食べてみてね。

とにかく、次回も面白い話が続きますう。
だから、あなたもどうか、また明後日、読みに戻ってきてくださいましねぇ。
じゃあねぇ~。。。

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

わたしも日本へ行った時に

「十万石まんじゅう」をいただきました。

美味しかったですわ。

“饅”“幔” は、どう違うのォ?

わたしはデンマンさんに尋ねてみたのですわ。

そしたら、デンマンさんは次のように

答えてくれました。

あのねぇ、幔幕(まんまく)という単語があるんだよ。

式場や昔の軍陣などで、周囲に張り巡らす、横に長い幕なんだ。

もと、布を縦に縫い合わせたものが「幔」、横に縫い合わせたものが「幕」だよ。

「饅」 の代わりに 「幔」を使ったのは、紅白の幔幕が縁起がいいのにあやかって「十万石まんじゅう」も縁起が良くなるようにという願いからだよう。

ですってぇ~。。。

でも、わたしは思うのですわ。

棟方志功さんは 「饅」 と書くべきなのに、

間違って 「幔」 と書いてしまったのだと思いますわ。

うふふふふふ。。。

それで、間違いを指摘されたので

御託を並べただけなのですわ。

あなただって、その方が人間らしいと思うでしょう?

うふふふふふ。。。

ところで、英語の面白いお話をまとめました。

興味があったら、

次のリンクをクリックして

読んでくださいね。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

■ 『心にジ~ンとくる動物感動物語』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。


 





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