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人のふり見て我がふり直せ 他人の行いを見て参考にし、もし自分に悪い欠点があったら反省し、改めるように心がけよということ。 「ふり」は態度・ふるまい、という意味。 類似の諺に次のようなものがあります。
Learn wisdom by the follies of others.
人は一代、名は末代(まつだい) 人間は死ねば跡形もなくなるが、名誉や名声は後世にまで残る。だから、末の世まで名を留めるような立派なことをせよということ。 類似の諺: 「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」
A man dies, hisname remains.
人はパンのみにて生くるにあらず 人間は物質的なものだけで生きているものではなく、精神的な支えがあって始めて充実した生活ができるということ。
Man shall not live by bread alone.
人は見かけによらぬもの 人の能力とか性質とかは、外見だけでは判断しにくく、中身と外見とは往々にして異なっていることが多いということ。
Appearances are deceptive.
人は見目(みめ)よりただ心 人は顔かたちの美しさよりも、性質の良いことの方が大切だということ。 単に、「見目より心」とも言います。 類似の諺: 「器量より気前」
The mind is the man.
人は病の器(うつわ) 人はいつ何時、どんな病気にかかるか分からないという事。 人間の体は複雑かつ微妙に出来ているから、ちょっとしたことが原因で故障し、病気になりやすい。まるで病気の入れ物みたいなものだから。
You never know when you will die.
人は悪かれ、我善(よ)かれ 他人がどんなにひどい目にあっていようと、自分さえよければかまわないということ。人間とはそういう利己的なものだということ。
Every man of action has a strong dose of egoism, pride, hardness, and cunning.
But all those things will be regarded as high qualities if he can make them the
means to achieve great ends.
一人口は食えぬが二人口は食える 一人暮らしはいろいろと無駄が多くて暮らしにくいが、結婚して二人で暮らせば節約できる部分が多くなり、何とか喰って行ける。 「二人口は過ごせるが、一人口は過ごせぬ」とも言います。
Two can live as cheaply as one.
一人娘と春の日はくれそうでくれぬ 一人娘は親が惜しがって、なかなか嫁に出そうとしない。
春の日は長くて、なかなか暮れないことから「暮れる」と、嫁に「呉れる」をかけて語呂を合わせ、洒落て言ったもの。
A dear ship stands long in the haven.
人を怨(うら)むより身を怨め 人間は面倒なことが自分に降りかかると、ややもすると原因や責任を人のせいにしがちなものだが、他人を怨むより先ず、 自分の努力の足りなさ、至らなさを反省せよということ。
Everyone is the son of his own work.
人を謗(そし)るは鴨の味 他人をあれこれけなすのは、気分のよいものだということ。 肉の中でもとりわけ鴨の肉はうまいとされていたところから、人の悪口を言う快感を鴨の肉にたとえたもの。 「人の噂を言うのは鴨の味がする」とも言います。
It’s fun to put down someone else. ちなみに、「けなす」を 英辞郎 on the Web で引いてみると次のように出ています。 検索文字列 : けなす 「けなす」の慣用句リンク
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