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真実の愛と
虚構の嫉妬 by デンマン & レンゲ
2009年3月29日
愛知らぬひとに告ぐ
愛を説く
ひとは愛など
知りはせぬ
まとわりつかれ
迷惑千万
【追記】
虚構に対して
わがことと思うなかれ
愛あらば
他の女性と関わるなかれ
そのひとと睦まじきを見て
われはきみより去る
by めれんげ 2009.03.14 Saturday 10:59
デンマンさんは、めれんげさんが狭い愛にこだわっているとおっしゃりたいのですね?
レンゲさんも、めれんげさんの上の短歌からそう思ったのですか? そうですわ。そのために、またデンマンさんは上の短歌を取り上げたのですわ。。。でも、そう断定するのは間違っていると思いますう。 どうしてですか? だってぇ~、めれんげさんは次のように書いていたのですわ。
ひでさん。コメントありがとうございます! このブログは、フィクションですので、
怒ったり、恋したり、 その中で読むかたが、何かを感じてもらえれば by めれんげ 2009/03/19 10:33 AM 『即興の詩 春に恋して』のコメント欄より つまり、めれんげさんの怒りや嫉妬はフィクションだと、レンゲさんは言うのですね? そうですわ。「このブログは、フィクションですので、怒ったり、恋したり、いろいろと忙しいのです」と、めれんげさんははっきりと書いているのです。デンマンさんだってご存知のはずですわ。 もちろん、僕も上のめれんげさんの返信を読んでいますよう。 だったら、めれんげさんの怒りや嫉妬は本心からのものではないと、デンマンさんにもお分かりになるはずですわ。 めれんげさんの上の短歌と返信を読めば、そのように解釈できます。でも、それが真実だと断定する事はできません。 つまり、めれんげさんの怒りや嫉妬はフィクションではないと。。。デンマンさんは、そう思っているのですか? そうですよう。フィクションではないと僕は思っているのですよう。 。。。と言う事は、めれんげさんがウソをついていると言うことですか? いや。。。めれんげさんがウソをついているとは思いません。 でも、めれんげさんの短歌からは怒りと嫉妬があふれ出していますわ。もし、その表現が真実だとすれば、めれんげさんがひでさんに書いた返信はウソだと言う事になりますよね? いや。。。めれんげさんがひでさんに書いた返信の内容も僕は真実だと思います。 それって。。。それってぇ~。。。おかしくありませんか? どちらも真実だとすると、矛盾しているではありませんか! 確かに、理屈の上では矛盾しているのですよう。でもねぇ~、現実には、そのような事ってあるのですよう。 信じられませんわ。。。あたしにも分かるように説明してくださいな。 分かりました。。。確か、レンゲさんは江戸川乱歩の作品をたくさん読んでいましたよね? どうしてご存知なのですか? かつてレンゲさんは次のように書いていましたよう。
わたしは必要以上に
自分をコミカルにデフォルメする 2007-04-13 13:53
デンマンさん で、回答へとまいりますね。。。 江戸川乱歩全集に関してですが、 乱歩の作品自体については、 「人間椅子」での、愛する女性のソファに、 そういえば… 「チャタレイ夫人の恋人」ですが… 小学生のわたしに、そんなものを理解できるような 女性が自らの性欲を恥じる必要など フロイトも、ヒステリーの原因は、 by レンゲ このレンゲさんの手記を読むと、子供の頃からレンゲさんは江戸川乱歩の全集を読むような早熟なところがあったのですよね。しかも「チャタレイ夫人の恋人」も読んでいた。さらに、次のように感嘆しているのですよう。 おまけに、セックスは上手ですしね(キャー!) デンマンさん、このようなところだけ強調しないでくださいな。誤解されてしまいますわ。んも~~ とにかく、僕は上の手記を読んでねぇ、小学生時代のレンゲさんに愛とロマンを夢見る文学少女を見たようで感激しましたよう。 マジで。。。? もちろんですよう。 それで、どうして上の手記を持ち出してきたのですか? だから、レンゲさんが江戸川乱歩の熱烈なファンだと言うことから、乱歩の作品を引用すればレンゲさんにも容易に僕の言ったことが理解できると思ったのですよう。 分かりましたわ。前置きはそのぐらいで結構ですわ。。。それで、乱歩のどの作品を持ち出すのですか? 作品と言うよりも乱歩が書いた書評から引用します。読んでみてください。
欺瞞の根本原理
上の図を見てください。 (中略) 手元にあったロースン (Clayton Rawson) の長編は Death from a Top Hat (1938)というので、この題名は手品師のシルクハットから兎や鳩が飛び出すように、「死」が飛び出したという意味。ディクスン・カーが褒めるはず、この作はカーの手品趣味をさらにいっそう極端にした徹底的な手品文学である。 (中略) その他、この小説にはオカルティズムと手品趣味が充満していて、手品小説愛好者をヘトヘトに堪能させてくれる。結末の種明かしそのものには非常な創意があるとは云えないが、そこまでの道程が面白いのである。カーですら極端だと思っていたのに、そのカーに輪をかけて極端な手品作家に接して、上には上があるものと、ほとんど呆れた次第である。 冒頭に記した謎の図も、マリーニー(主人公探偵)がこの図を描いて警部ともう一人の人物に示し、探偵学の一助とするのである。この図を示されると、誰でも一応は、図の半径 AO の内の AB の長さが分かっているのだから、残りの BO の長さを求めればよいと考える。 ところで、BOC という不等辺直角三角形の底辺 BC の長さは分かっているが、その他に何もデータがないのだから、これだけではどうしても BO の長さを算出する事ができない。これは不可能だ。とてもむつかしいと考える。そう考えたらおしまいである。まんまと手品師の術中に陥ったのである。 そんな考え方をしないで、BC を対角線とする矩形(くけい)を良く見ればよいのである。そして O から発して BC と相交わるもう一つの対角線を描いてみる。すると矩形に置ける二つの対角線の長さは相等しいのだから、O から円周に達する対角線の長さは即ちこの円の半径で、それは BC と同じく33センチなのである。 マリーニー名探偵は云う。 名探偵はさらに言う。 785-789ページ 江戸川乱歩先生の上の説明は確かに面白いと思いますわ。 そうでしょう。。。僕もまんまと引っかかってしまったのですよう。うへへへへ。。。 デンマンさんもそうでしたの?あたしも30分ぐらい考え込んでしまいましたわ。うふふふふ。。。 上の図と下の図は全く同じ事を言っているのですよう。
でもね、すぐ上の図を示したんじゃ、全く問題にならない。この図を見たら、誰だって答えが分かってしまう。半径そのものの数字が表示されているのだから。。。 でも、最初の図を見て、すぐ上の図がオツムに閃(ひらめ)かねばならなかったのですよね。 そうなのですよう。つまり、ちょっと見方を変えれば答えが見えているのですよ。でも、観察力をうまく間違った方向に導くように余計な数字が書いてある。それで、ついつい見える答えが見えてこないのですよう。 分かりましたわ。。。でも、上の乱歩先生の説明と、デンマンさんがおっしゃった次の事とは、どのように関係しているのですか?
めれんげさんがウソをついていると言うことですか?
いや。。。めれんげさんがウソをついているとは思いません。 でも、めれんげさんの短歌からは怒りと嫉妬があふれ出していますわ。もし、その表現が真実だとすれば、めれんげさんがひでさんに書いた返信はウソだと言う事になりますよね? いや。。。めれんげさんがひでさんに書いた返信の内容も僕は真実だと思います。
あのねぇ、この上の図で説明するなら、めれんげさんが書いた短歌は対角線の33センチなのですよう。そして、ひでさんに書いためれんげさんの返信が 14センチの AB と言う余計な太線なのですよう。どちらの線も決して間違っている訳じゃない。測定すれば、間違いなく 33センチと14センチなのですよう。 だから、めれんげさんもデタラメを書いているわけではない。
しかし、めれんげさんの本当の気持ちはどうなの?と尋ねることは「上の円の半径は何センチでしょうか?」と言う質問と同じ事なのですよう。 つまり、めれんげさんが書いた短歌の中に、めれんげさんの本当の気持ちが書いてある。。。そう言う事ですか? そうですよう。めれんげさんがひでさんに書いた返信を読むと、あたかも、すべての事がフィクションであるかのように受けとめられて、めれんげさんの本当の気持ちまで虚構の中の怒り、フィクションの中の嫉妬として考えられてしまう。。。僕は、その事が言いたかったのですよう。 メレンゲさんに尋ねてみないことには分かりませんわねぇ~。 でもねぇ、例え、めれんげさんが返信の中で書いているように、ブログの内容がすべてフィクションだとしても、真実が全く無いとは言い切れない。 どうしてですか? すでに僕は、その理由を書いているので読んでみてください。
う~♪~ん。。。 人生そのものが戯作やがなあぁ~! めれちゃんだって、そう思うことがあるやろォ~? 一体、この世界で本音で生きている人がどれほど居るやろかぁ? 世間体を気にしながら。。。 人間ちゅうもんは、余計なことを心配したり、考えながら“建前”で生きているのやがなぁ~ 本音で生きている人は 偽作にしろ、戯作にしろ、漢字馬鹿の落書きにしろ。。。 その動機を考えながら読むから面白く読めるのやぁ! タケシさんも書いていたやんかァ~!
軽く読むつもりが、おもしろくて
ほとんど読んでしまいました。 ドキドキしたり、切なくなったりしながら。。。 タケシさんだって、“戯作だろう!?”と思いながら読んでいるのや。 それは“戯作”の中に真実が垣間見えるからや! 人生も戯作なんやでぇ~! でも、その中に真実がある! \(^o^)/キャハハハ。。。 いつものように、めれちゃんから、たくさんのインスピレーションをもらっているでぇ~。 ♪┌(・。・)┘♪ ルンルンル~♪~ン
ランランラ~♪~ン
うしししし。。。 by 心の恋人 (デンマン) 2009-03-09 07:38 AM 『即興の詩 こんにちわ!めれんげです!』のコメント欄より 『その詩が戯作なら人生も戯作やでぇ~』に掲載。
【レンゲの独り言】
ですってぇ~。。。 欺瞞の根本原理 はい、はい、はい。。。 とにかく、興味深いお話がまだ続きます。
メチャ面白い、
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こんにちはジューンです。
クレイトン・ロースン (Clayton Rawson) は
オハイオ州立大学卒業後の1930年代に
アート・ディレクター、イラストレーターとしても
活動していました。
本業が手品師なだけあって、
「分かってしまえば当り前だが、
心理的盲点をついていて気付かない」トリック、
いわゆる ミス・ディレクション(心理誤誘導)を
効かせたトリックが十八番です。
1938年に、上の記事で乱歩先生も触れている
『帽子から飛び出した死』を処女作として
出版しました。
元奇術師という設定の探偵役「グレート・マーリニ」を
主人公とした長編です。
この作品で作家としての地位を固めました。
推理小説をたくさん書きましたが、
売り上げや完成度は芳しくなく、
ミステリーの編集者となりました。
奇術趣味は良く知られ、
自らの小説の主人公「グレート・マーリニ」の名で
ショーを行い、自筆の挿絵を添えた
一般向けの奇術解説書も書いています。
ジョン・ディクスン・カーと親交は厚く、
奇術趣味同士とあって推理作家の分野でも
大きな影響を与え合いました。
ところで、デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて
一つにまとめました。
もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、
次のリンクをクリックしてくださいね。
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
YouTube 動画
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