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乱歩の映画
2009年5月14日

 
乱歩の
映画

めれちゃんが気持ちを新たに頑張ると書いていたので、
わても、めれちゃんのために頑張って記事を書きましたでぇ~

4月26日の記事やぁ~
題して『ズロースから(江戸川)乱歩』ですう。

■ 『ズロースから乱歩 (2009年4月26日)』

うしししし。。。
決してシモいばかりの記事やないんやでぇ~
ごっつう読み応えがありますがなぁ~
誰も褒めてくれんから、自画自賛ですう。

小百合さんのメールを読んだら
“RANPO”という江戸川乱歩の映画ができたようやな?
また、調べて記事を書くつもりやがなぁ。。。

めれちゃんも、多分、観に行くやろうと思うでぇ~。

ところで、江戸川乱歩の事やがなぁ~
最近、日本で江戸川乱歩の事が見直されているのかいな?

しかし、考えてみれば、めれちゃんはレンゲさんと同様に
小学生の頃から江戸川乱歩の世界に魅せられていたのやな。

江戸川乱歩(左)と三島由紀夫

レンゲさんは次のように書いてたでぇ~

「エログロナンセンス」の時代特有の

妖しげな表現に魅せられました。

2007-04-13 13:53

デンマンさん
わたしの言う「エロい」は、
やはり少々お下品だったかな?
この表現って、
わたしにとっては「ギャグ」に近いんですよ
わたしは関西人のなかでも特に?
ウケをねらう傾向が強すぎるものでして、
必要以上に自分をコミカルにデフォルメするという、わるーい癖があるんですよね

で、回答へとまいりますね。。。

江戸川乱歩全集に関してですが、
とにかく横尾氏のイラストが、
エロチックだったのです。
幼いころから、女性の肉体の美しさに
強烈に魅了されていたわたしは、
偉大な画家たちの描く裸婦や、
女性のヌード写真を見て
「わたしも早くこんな風にキレイになりたいなあ!」
と、成熟へのあこがれを強く感じていました。

乱歩の作品自体については、
「エログロナンセンス」の時代特有の、
妖しげな表現に魅せられました。

「人間椅子」での、愛する女性のソファに、
自ら入り込み、悦楽にひたる男の異常な愛などは、
「家畜人ヤプー」に通じるものがあり、
それはむしろ、純粋なものすら感じました。

そういえば…
乱歩の時代のことが知りたくて、
おばあちゃんに
(今は亡き愛するおばあちゃんです!)
「見世物小屋行ったことある?」
「衛生博覧会って、どんなんやった?」
などと、聞きまくっていたものです

「チャタレイ夫人の恋人」ですが…
ぶっちゃけエロい箇所の拾い読み、
というのが事実です!
だってねえ…あの小説の大半は、
ロレンスの思想の
展開だと思いませんか?

小学生のわたしに、そんなものを理解できるような
知性も理解力もなかったっす…
で、大人になってから読み返したのですが、
森の番人の野卑でありながらも、
深い洞察力に満ちた性格に、
恋愛感情にも似た気持ちを感じました。
おまけに、セックスは上手ですしね(キャー!)

女性が自らの性欲を恥じる必要など
ないということを、
わたしは少女時代に、
あの小説によって知ったのかもしれませんね。

フロイトも、ヒステリーの原因は、
性的欲求不満であると、言ってましたよね?
セックスとは、
愛を基盤とした自由なものであるべきだと、
わたしはずーっと信じてます!

by レンゲ


『おばさんパンツ (2007年10月6日)』より

めれちゃんもレンゲさんも「先見の明」があるのやろな!?
わては、改めてめれちゃんの聡明なところを敬愛していますのやがなぁ~

\(*^_^*)/ うしししし。。。

つまり、乱歩の世界というのは
「ゴスロリの世界」。。。
突き詰めて言えば「ゴシックの世界」やないかいな!
わては、そう思っているでぇ~
めれちゃんは、どう思う?

記事の中にも引用したけれど、

ゴシックな要素とは。。。?

色ならば黒。時間なら夜か夕暮れ。
場所は文字通りゴシック建築の中か、
それに準ずるような荒涼感と薄暗さをもつ
廃墟や古い建築物のあるところ。
現代より過去。ヨーロッパの中世。古めかしい装い。
温かみより冷たさ。
怪物・異形・異端・悪・苦痛・死の表現。
損なわれたものや損なわれた身体。
身体の改変・変容。

物語として描かれる場合には暴力と惨劇。
怪奇と恐怖。猟奇的なもの。頽廃的なもの。
あるいは一転して無垢なものへの憧憬。
その表現としての人形。少女趣味。様式美の尊重。
両性具有、天使、悪魔など、西洋由来の神秘的イメージ。
驚異。崇高さへの傾倒。終末観。
装飾的・儀式的・呪術的なしぐさや振る舞い。
夢と幻想への耽溺。別世界への夢想。
アンチ・キリスト。アンチ・ヒューマン。
こうした要素を内包していなければ
ゴシック・アンド・ロリータとは呼ばないそうです。


『ズロースから乱歩 (2009年4月26日)』より

これって、まさに乱歩の世界と共通するものがあるでぇ~
めれちゃんがハマリそうな世界やなぁ~!?

ゴシック・アンド・ロリータは、少女の夢やそこに潜む心の闇、自己表現するファッションともいわれているが、ロココ調の装いに暗い死の影が浸透しており、それゆえに可憐さが際立っているようなスタイルである、という意見もある。

しかし、奥底に流れる社会に対する冷ややかな眼差しを感じ取らせてしまうため一般の人々に嫌悪されやすい、という指摘もあり、ゴシック・アンド・ロリータのように感情を全身にまとい町を歩く者を受け入れることができないのだろうとも言われている。


『ズロースから乱歩 (2009年4月26日)』より

うん、うん、うん。。。
なんとなく、表現者・めれちゃんの事を言っているような気がするなぁ~

\(^Д^)/ きゃはははは。。。

。。。んで、どうして、わてがこのコメントを書く気になったのか??

かぼちゃパンツが、やっぱり「ゴスロリの世界」を象徴しているような気がしてきたのやがなぁ~

写真にハマッている表現者・めれちゃんが
「ゴスロリの象徴」である、かぼちゃパンツを見直さないわけがない!!!

そのうち、かぼちゃパンツを穿いためれちゃんが『即興の詩』のページを飾るだろうと信じているのや!

\(^_^)/ キャハハハ。。。

「気持ちを新たに!」と言うめれちゃん。。。
かぼちゃパンツを穿いて登場するめれちゃんが
「乱歩の世界」、「ゴスロリの世界」を踏み越えて
「めれんげの世界」を詩と短歌と写真で、
どのように創生するのだろうか?!

今から、期待しているでぇ~

『即興の詩』が、これからもトップを続けるように
わては陰ながら応援していますさかいに、
あんじょう頑張ってなぁ~。

じゃあね。

愛の天使・心の恋人より

\(^δ^)/ うへへへへ。。。

2009-04-26 06:32 AM
バンクーバー時間: 4月25日 土曜日 午後2時32分


『即興の詩 新たな気持ちで♪』のコメント欄より

『気持ちを新たに! (2009年4月30日)』に掲載。

デンマンさん、また、同じコメントを引っ張り出してきましたわね?

急に『乱歩の映画』と書いても、なぜ江戸川乱歩の映画について僕が書くのか?疑問に思う人も居るでしょう?

でも、上のように長たらしく引用しなくてもいいではありませんか?

でもねぇ、この記事を読む人の中には、江戸川乱歩の名前さえ知らない人も居るだろうと思うのですよう。。。それに、名前を知っていても、乱歩先生の本を一度も読んだ事が無い人も居るでしょう。

つまり、乱歩先生がどのような本を書いているのか?上のコメントを読めば分かると。。。デンマンさんは、そ~思って長いコメントを全文引用したのですか?

うしししし。。。そうですよう。。。で、レンゲさんは乱歩先生の映画を見ましたか?

最近、忙しくて映画を見る気持ちの余裕がありませんわ。

なぜ、そんなに忙しいのですか?。。。もしかして、時間があると清水君と夜桜見物に出かけるのですか?。。。そして、桜の木下で、シコシコと愛し合うのですか?

■ 『愛は夜桜の下で…』
     (2006年4月15日)

デンマンさん!。。。んも~~。。。昔の事を持ち出してきて、やらしい話を始めないでくださいな。

いや。。。始めませんよう。関心のある人は上の記事を読んでください。

それよりも乱歩先生の映画のことを話してくださいな。

そうですよう。僕もその事で記事を書き始めたのだから。。。うしししし。。。実はねぇ~、僕は小百合さんからメールをもらって読んで、てっきり新しい映画が2009年になって製作されたのかと思い込んでしまったのですよう。

日付: Fri, 17 Apr 2009 13:56:44 +0900 (JST)
(バンクーバー時間:4月16日 木曜日 午後9時56分)
差出人: "domini@yahoo.co.jp"
宛先: "デンマンさん" green@infoseek.jp

件名:4 月 17 日

町子さん帰ってしまった?

はい、こんにちは。
町子さん帰ってしまった?
足が悪いのに ダウンタウンまで 来たんだ。
私があの年齢で 元気にバス乗って 飛行機乗って 移動できるかな~。

用事が終って 今 お昼食べました。
うーん ナスのオムレツ?
何味 ケチャップ? バター? 醤油?
デンマンさんの料理 いみふ だから、 こわい。

RANPO って映画化されて、でも 先に本で読まないとね。
アルファベットで RANPO ですって。

バンクーバーの図書館も 読みつくしちゃったでしょう?

昔 ジェームスさんがUBC (University of British Columbia:ブリティッシュ・コロンビア州立大学)を案内してくれた時、図書館で 日本の本の棚にいろいろありました。
その後 食堂で何か食べたような。

飛行機から 外をながめて UBCの広さに 圧倒された。
ダウンタウンは海に囲まれて 東の方がバーナビーだって…
しばらく あの景色をみてないなー
明日山小屋で額に入ったダウンタウンの写真を見よう。

がらくた(何て言うの? サリ**トショップ) 日本でいう リサイクルショップ。
今のように 高層マンションでいっぱいにならない昔の
ダウンタウンの額入り航空写真を $1.50 で買って
子供達が「もう帰ろうよー ママ気が済んだでしょう」と
あの子たちは 3軒隣りの グロサリーで アイスとお菓子を買いたがっていた…
思いつくままに…

さゆりより


『ズロースおばさん (2009年4月25日)』より

ネットで調べたけれど、2008年、あるいは2009年に製作された “RANPO” という映画は無いのですよう。

。。。で、該当するような映画は見つかったのですか?

ありましたよう。1994年に作られた “RAMPO” という映画ですよう。ウィキペディアには次のように書いてありました。

RAMPO

江戸川乱歩(左)と三島由紀夫

『RAMPO』(らんぽ) は、1994年6月25日公開の日本映画。
ミステリーおよびファンタジー映画。

「プロデューサーによる作り直し」、「ふたりの監督による2バージョン同時公開」、「劇中のサブリミナル効果」など、映画内外の数々のエピソードが話題になった作品である。
「映画生誕100年・江戸川乱歩生誕100周年・松竹創業100周年記念作品」と銘打って公開された。

プロデューサーの奥山和由は、黛りんたろう監督が完成させた作品に納得できず、自らメガホンを取って全体の70%を撮り直すなど映画を再構成、自分なりの作品を作り上げた。
それぞれは「黛バージョン」(上映時間93分)、「奥山バージョン」(上映時間98分)と呼ばれ同じ日に公開された。

1995年5月27日には「奥山バージョン」に未公開シーンを加えて更に再編集したものに、千住明による音楽(指揮:ヴァーツラフ・ターリヒ、演奏:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団)を追加した「インターナショナル・ヴァージョン」(上映時間100分)も公開された。

ストーリー

昭和初期の東京。
探偵小説家の江戸川乱歩(竹中直人)は、ある事件で夫殺しの嫌疑をかけられている女性・静子(羽田美智子)に興味を持つ。
雑誌編集長・横溝正史から見せられた新聞記事によって、乱歩の小説「お勢登場(おせいとうじょう)」のヒロインとそっくりの境遇だった。
彼女に出会い魅了された乱歩は、夫殺しを非難され街を離れるという静子を説得し、「お勢登場」の続編が書き上がるまでそばにいてほしいととどめる。
その続編は、乱歩の分身である明智小五郎が、変態侯爵のもとから虚構の静子を救い出す物語であったが、なかなか思うように筆は運ばなかった。
その上分身であるはずの明智の「指図は受けません」という言葉が彼を混乱させる。

一方、現実の静子は書き置きを残し、乱歩のもとを去っていった。
彼女はいつしか彼の小説の中に入り込んでしまっていた。
静子を求め、乱歩は小説の迷宮に自ら足を踏み入れる。
だが乱歩の小説の中で変態侯爵大河原の妻となっていた静子は、大河原を殺し、明智を長持ちの中に閉じ込めている間に毒を含んで死んでしまった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小百合さんも、この映画の事を言ったのではありませんか?

多分、そうだと思うのですう。

でも、つづりが違っていますよね。

小百合さんは RANPO と書いたけれど、確かに N にするか M にするかは難しいですよう。黒澤監督に『乱』という映画があるけれど、これは RAN とつづられました。

つまり、RANPO とする方が正しいのですか?

いや。。。そうとも言えないのですよう。“乱歩”という漢字をゆっくりと、しっかりと読むと、日本人ならば RAMPO と発音していますよう。実は、僕も上の乱歩先生が写っている写真のファイル名を無意識に rampo32.jpg と書いていたのですよう。

。。。で、デンマンさんは上の映画を見ますか?

時間があれば、観ようと思うけれど、ストーリーを読んだら、それ程面白いとも思いませんでした。ぜひ観たいという気持ちが湧いてこないのですよう。

どうして。。。?

虚構の世界と現実の世界を往復するようなストーリーが面白そうだけれど、“変態侯爵大河原”なんていう人物が出てくると、僕は、日活ロマンポルノの『軽井沢夫人』を思い出して、なんとなく馬鹿馬鹿しさの方が先にイメージとして思い浮かんでくるのですよう。

例えば。。。?

■ 『熱いロマン (2008年7月23日)』

■ 『陳腐な接吻 (2008年7月25日)』

切断した頭に接吻するとか。。。そうゆうのは、僕はダメなんですよう。。。映画を観ながら馬鹿馬鹿しくなって、どうしてこんな下らない映画を見に来てしまったんだろうか!。。。そう思って自己嫌悪に陥(おちいる)のですよう。うしししし。。。

マジで。。。?

自殺するほどひどい自己嫌悪ではありませんけれどね。。。

つまり、上の RAMPO という映画に、そのような陳腐なものを感じるのですか?

そうですよう。“変態侯爵大河原”というのがダメですよう。こういう文字を見るだけでも、映画が陳腐なように思えてくるのですよう。

でも、デンマンさんは乱歩先生の作品をたくさん読んでいるのでしょう?

実は、僕は乱歩先生の小説を一冊も読んでいないのですよう。

でも、デンマンさんは乱歩先生の事をこれまでに、たくさん記事に書いていますわ。

そうですよう。僕はレンゲさんや、めれんげさんのように乱歩先生の熱烈なファンですよう。でもねぇ、どう言う訳か、純然たる推理小説を読む気がしないのですよう。

どうして。。。?

あまりにもトリックを考えすぎているのですよう。そうゆうのはダメです。

それでも、デンマンさんは推理小説作家の乱歩先生の熱烈なファンなのですか?

そうなのですよう。僕は乱歩先生の書評や、評論、エッセーを読むのが好きなのですよう。

例えば。。。?

次のようなものですよう。

欺瞞の根本原理

上の図を見てください。
O は円の中心、 AB の長さ 14センチ、 BC の長さ33センチという事だけ分かっている。この円の半径は何センチですか。
別にむつかしい計算は要りません。
30秒で答えてください。
もし30秒で答えられなかったら、考えるのをやめて、この小文を終わりまで読んでください。

 (中略)

手元にあったロースン (Clayton Rawson) の長編は Death from a Top Hat (1938)というので、この題名は手品師のシルクハットから兎や鳩が飛び出すように、「死」が飛び出したという意味。ディクスン・カーが褒めるはず、この作はカーの手品趣味をさらにいっそう極端にした徹底的な手品文学である。

 (中略)

その他、この小説にはオカルティズムと手品趣味が充満していて、手品小説愛好者をヘトヘトに堪能させてくれる。結末の種明かしそのものには非常な創意があるとは云えないが、そこまでの道程が面白いのである。カーですら極端だと思っていたのに、そのカーに輪をかけて極端な手品作家に接して、上には上があるものと、ほとんど呆れた次第である。

冒頭に記した謎の図も、マリーニー(主人公探偵)がこの図を描いて警部ともう一人の人物に示し、探偵学の一助とするのである。この図を示されると、誰でも一応は、図の半径 AO の内の AB の長さが分かっているのだから、残りの BO の長さを求めればよいと考える。 ところで、BOC という不等辺直角三角形の底辺 BC の長さは分かっているが、その他に何もデータがないのだから、これだけではどうしても BO の長さを算出する事ができない。これは不可能だ。とてもむつかしいと考える。そう考えたらおしまいである。まんまと手品師の術中に陥ったのである。

そんな考え方をしないで、BC を対角線とする矩形(くけい)を良く見ればよいのである。そして O から発して BC と相交わるもう一つの対角線を描いてみる。すると矩形に置ける二つの対角線の長さは相等しいのだから、O から円周に達する対角線の長さは即ちこの円の半径で、それは BC と同じく33センチなのである。

マリーニー名探偵は云う。
「どうだい、答えはちゃんと君の目の前にさらけ出されていたじゃないか。君はそれを見なかったのだ。なぜかというと、AB という余計な太線があり、その長さを14センチと、何か意味ありげに示してあったので、その残りの細線の長ささえ算出すれば半径が分かると、ついその方に気をとられてしまうからだ。この「目くらまし」にかかって、君の論理は脇道にそれ、袋小路(ふくろこうじ)に突き当たってしまった。手品師がハンカチや時計を消して見せるトリックも全くこれと同じなんだよ。左手で何か細工をしようという時には、見物の注意を右手の方に集めるのだ。右手にその品を握っていると思わせるのだ。そして、見物の目が右手に集中されているひまに、易々(やすやす)と左手で物を隠してしまう。見物は全然左手なんか見てやしないんだからね。つまりこの図のAB線は手品師の右手に当たるわけだよ」

名探偵はさらに言う。
「観察力がうまく間違った方向に導かれると、どんな利巧な見物でもごまかされてしまう。これが欺瞞の根本原理だ。この原理は手品師ばかりではなく、賢い犯罪者と、それから探偵作家が常に用いている。だから、これさえ飲み込んでいれば、君は手品や犯罪や探偵小説に欺かれる心配はないわけだよ」


785-789ページ
江戸川乱歩全集 第30巻 「わが夢と真実」
光文社文庫 2005年6月20日 初版1刷発行

『愛と心の構造 (2008年9月28日)』に掲載。

でも、乱歩先生の推理小説は読まないのですか?

読みません。乱歩先生の手法や発想、見方、考え方を借りるのですよう。

例えば。。。?

次の2つのコメントを読んでみてください。

頭は固いがチ○コは柔い粘着自演ジジイなんか相手にするなよ。

言いたい事があるなら

レンゲのフォーラムに来るんだYO!!

って言われんぞ。

アザイゲ

2009/04/14 4:15 PM

『即興の詩 青空』のコメント欄より

『未熟な判断と稚拙な批判 (2009年4月22日)』に掲載。

めれんげさん、はじめまして。
気になることがあって、コメントいたします。

2月12日の記事(裏切りはやさしく)で、
(心の恋人)と名乗っておられる方のコメントに、
差別用語が含まれていることに、気づいていますか?
それは、障害を持つ方を、意味する言葉です。

インターネットを利用して、差別用語を書くことは、
テレビなどで、差別的発言をすることと同様です。
あのようなコメントを、放置しておくべきではないと思います。

発言された方は、ご年配の方なのでしょうか。
相当、古い感覚を、お持ちなのでしょうか。
現代的感覚と、知識を持っている人間ならば、
公共の場、不特定多数の相手の面前で、
あのような言葉を吐くことなど、ありえません。

言葉狩りをするつもりはありませんが、
他人(めれんげさん)のブログに、コメントするのであれば、
最低限のマナーと常識を持つのが当然だと考えます。

めれんげさんは、当該の発言者を野放しにせず、
アクセスを制限すべきではないでしょうか。

長文失礼いたしました。

なつみ

2009/04/14 3:56 PM


『即興の詩 青空』のコメント欄より

『デンマン批判 (2009年5月8日)』に掲載。

この2つのコメントがどうだとおっしゃるのですか?

実は、2つとも漢字馬鹿が書いたものですよう。

つまり、推理小説を読むのではなく、乱歩先生の見方や考え方を借りてネット世界で“犯人”を探すのですか?

その通りですよう。乱歩先生の評論や、書評やエッセーを読んでいると、“犯人割り出し術”が分かってくるのですよう。陳腐な推理小説など読むよりもよっぽどタメになるのですよう。

それで、どのように上の2つのコメントが漢字馬鹿さんによって書かれたと、デンマンさんは推理したのですか?

ここで書き始めると1週間分の長~い記事になってしまうから、興味が有る人は僕が書いた次の記事を読んでみてください。

■ 『小泉純一郎君は漢字馬鹿か? (2009年4月18日)』

■ 『小泉純一郎と名乗る漢字馬鹿 (2009年4月20日)』

■ 『未熟な判断と稚拙な批判 (2009年4月22日)』

■ 『ある愚か者の自滅の道 (2009年4月24日)』

■ 『2ちゃんねると自滅の世界 (2009年4月28日)』

■ 『自滅の道へ走る愚か者 (2009年5月2日)』

■ 『デンマン批判 (2009年5月8日)』

。。。で、デンマンさんが乱歩先生の評論や、書評やエッセーを読んで得られた“犯人割り出し術”とは、どういうものですか?    

“馬鹿の一つ覚え”    

意外に単純な事でした。うしししし。。。

マジで。。。?

僕は大真面目ですよう。関心のある人は上の記事を読めば僕の言う意味が分かりますよう。うへへへへ。。。

 

【レンゲの独り言】

ですってぇ~。。。
馬鹿馬鹿しい結論で終わりましたわ。
多分、あなたは読む気がなくなったでしょうけれど、
もし、他に何もすることが無かったら、読んでみてくださいね。
うふふふふ。。。

とにかく、面白い話がまだ続きますう。
あなたもどうか、また、あさって読みに戻ってきてくださいね。
では。。。

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

1999年夏の「東芝事件」は

ネットでも画期的な事件でした。

東芝製ビデオデッキの修理に関し、

その対応に腹を立てた消費者が、

経緯をネットで公開したのです。

東芝側はホームページの一部削減をさせるため

「名誉権と営業権に基づく妨害排除の請求」の

仮処分を申請しました。

しかし、社会的な批判が高まり、

急遽謝罪を表明したのです。

仮処分の申し立ても取り下げました。

やはり、企業と言えども法の下には

個人と平等なのですよね。

「はてなダイアリー」のユーザーとして

デンマンさんが「はてなダイアリー」の問題点について

たくさん記事を書いています。

ユーザーと「はてなダイアリー」との関係も、

もちろん対等であるべきですよね。

ユーザーが不満を表明し、

釈明を求めているのであれば、

「はてなダイアリー」も誠実に対応すべきだと思います。

ネットの世界は単に現実世界の

向こうの虚像ではありません。

東芝事件のように、

ネット上で激しさを増したユーザーの声は、

間違いなく現実社会に戻ってくるからです。

 

ところで、英語の面白い話をまとめました。

興味があったら、

次のリンクをクリックして

読んでください。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

■ 『性の俗説 (2008年3月4日)』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


 





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