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菊ちゃんを旅する
by デンマン & 卑弥子
2008年4月26日
Subj:菊ちゃんのことを気にしてました。 Date: 10/01/2008 3:34:05 PM なぜか 1月7日に戻して返信。 先日山に久々帰ってみると、 私たちがいた時は良く里芋や いんげん。 そのおじさんが 亡くなってました。 人にうらやましがられるような、
もし、環境異変で地球に食料が出回らなくなったら でも、あのおじちゃんは生き延びたかもしれません。 あんな小さい体なのにとても強かったのです。 デンマンさんの記事で菊ちゃんのことを
だから、菊ちゃんはお嫁さんにならなくても、 病気、突然の、それはその人の人生なのだから。 小百合より 『白無垢の菊ちゃんと山の家』より
デンマンさん。。。今日は菊ちゃんのことでござ~♪~ますか?
そうですよう。小百合さんも菊ちゃんのことを気にしていたほどですからね。菊ちゃんのエピソードは、すべての人とは言わないまでも、たくさんの人にとって印象に残るのですよう。 小百合さんは菊ちゃんに会ったことがあるのでござ~♪~ますか? もちろん、小百合さんは菊ちゃんに会ったことはないのですよう。菊ちゃんは10年ほど前に40代の若さで亡くなっていますからね。 癌ですか? 癌ではありません。腎臓の病気ですよ。この記事を初めて読む人は次の記事を読めば菊ちゃんがどういう人なのか分かるはずです。 それで、今日は菊ちゃんの別のエピソードですか? そうです。これまでに話したことがない面白いエピソードですよう。菊ちゃんのことなら話しきれないほどのエピソードがありますよう。とにかく、菊ちゃんはユニークな人だったですからね。。。 それで、今日はどのようなユニークなお話なのでござ~♪~ますか? 菊ちゃんは40代で亡くなる時までずっと精神年齢は7才のままでした。もちろん、本人は自分が知恵遅れだとは思っていなかったのですよう。 そうでござ~♪~ましょうか?少しは自覚していたのではないですか? 僕もずいぶんと、その事については考えてみた事があるのですよう。でもねぇ、どのように考えても、菊ちゃんが自分のことを“バカ”だと思っていとは思えないのですよう。 何かその証拠となるようなことでもあるのでござ~♪~ますか? あるのですよ。今日はその事についてのエピソードなんですよう。 なんだか、面白そうでござ~♪~ますわ。うふふふふ。。。 卑弥子さんは「食物連鎖 (food chain)」という言葉を聞いたことがあるでしょう? ありますわ。
「弱肉強食」の世界ですよね。英語には、そのものズバリの諺があります。つまり、“The strong prey upon the weak.” 強い者が弱い者を餌食(えじき)にする。要するに、強い者が弱い者を食べてしまうと言う訳ですよ。まさに、上の絵のように大きな魚が小さな魚を食べてしまう訳ですよ。 その事と菊ちゃんが関係あるのでござ~♪~ますか? あるのですよう。 どのようにでござ~♪~ますか? この「弱肉強食」がイジメにもあるのですよう。
つまり、力の強い者、喧嘩の強い者が弱い者をイジメるのですよう。僕が小学生の頃、近所の遊び仲間では、必ずイジメられる者、バカにされる者は決まっていたものですよう。たいてい勉強ができなくて体力の無い者と相場が決まっていましたよ。だから、仲間の中では最年少の者がこのイジメにあいやすかった。 それで。。。? このイジメにあう最年少の者も、いつも苛められたり、バカにされていたのではストレスが溜まるから、グループ以外で苛めることができる者、バカにできる者を探すのですよう。 つまり。。。つまり。。。いつも遊び仲間で苛められバカにされているグループの最年少の者が菊ちゃんをイジメ、馬鹿にするのでござ~♪~ますか? そうなんですよう。菊ちゃんは精神年齢は7才でも僕が小学生の頃は、少なくとも18才を越えていたから、体は立派な大人ですよう。でも、知能の遅れはどうしても虐めの対象になってしまうのですよね。僕の遊び仲間の最年少でいつもバカにされていたのは小学校2年生の幸雄君でした。でも、この幸雄君は勉強はできなかったけれども腕力があるから菊ちゃんもかなわないのですよう。しかも、菊ちゃんが大人なのに知恵遅れで馬鹿だということを知っているから、仲間から苛められたりバカにされたりすると、その腹いせに菊ちゃんを苛めるのですよう。 デンマンさんは助けなかったのですか? もちろん僕は助けたいのですよう。でも、僕はその遊び仲間のボスではなかった。その仲間にはメンバーが8人から10人ぐらい居ました。ガキ大将は小学校の6年生でした。当時、僕は小学校の3年生か4年生です。その仲間での力関係ではちょうど中ほどですよう。ボスには従わなければならないという“暗黙の掟(おきて)”がありました。 つまり、菊ちゃんを助けたくても助ける事がその掟に反するのでござ~♪~ますか? そうなのですよ。幸雄君が菊ちゃんを苛めだすと、ボスが面白がって笑うのですよう。僕が菊ちゃんを助けようとすれば、“面白い見世物”を邪魔したと言うので、今度は僕が虐められかねない。 それでデンマンさんもガキ大将に同調して、幸雄君を止めずにただ見ていたのですか? 当時はそのようにする他になかったのですよう。子供の社会の掟は守らなければ虐めにあいましたからね。 それで、菊ちゃんは苛められるままですか? そうなのですよ。当時、菊ちゃんは「食物連鎖の底辺 (bottom of the food chain)」に居たのですよ。つまり、最も弱い立場に居た。知能が遅れていた事と、女で腕力がなかったということで、悪ガキの遊び仲間グループの誰もが、虐めの対象にしたり、面白がって菊ちゃんを馬鹿にしたのですよう。 菊ちゃんは、どうして女の子のグループと遊ばなかったのですか? 女の子のグループって当時どう言う訳か無かった。菊ちゃんは大人には相手にされなかったから、どうしても、当時一番目だった悪ガキの仲間グループのそばに寄って来るのですよう。 それで苛められてしまうのですか? もちろん、いつも菊ちゃんは苛められている訳じゃないのですよう。ただ、何も他にすることがなくて、退屈なときに、幸雄君がバカにされたり苛めにあう前に、菊ちゃんがそばに居れば、幸雄君が菊ちゃんを標的にするのですよう。今から思えば、弱い立場の者の生きるための知恵ですよう。つまり、自分が虐めにあう前に、より弱い者を苛める。そうやって自分を守っていたのでしょうね。 それで、菊ちゃんは苛められて、どうなるのですか? 菊ちゃんは、おとなしい素直でいい子なのですよう。苛められるようなこと、バカにされるような事は何一つしない。菊ちゃんは他に行く所がないから、面白そうに遊んでいる悪ガキたちの様子を見ているだけなのですよう。ところが、仲間の雰囲気を微妙に察して、矛先が自分に向かいそうだと思うと、幸雄君は菊ちゃんを馬鹿にし始める。 菊ちゃんは他の所に行かないのでござ~♪~ますか? 家に帰ってもつまらないのでしょうね。だから、バカにされそうだと分かっても悪ガキの仲間のそばに寄って来るのですよう。 それで、虐めって具体的にどのようにするのでござ~♪~ますか? 幸雄君は腕力があるといっても小学校2年生ですからね。殴ったり蹴ったりという暴力を振るう訳ではない。自分がバカにされたり苛められるから、矛先を菊ちゃんに向けているだけですよ。 つまり、言葉の暴力で菊ちゃんを苛めるのですか? そうです。 菊ちゃんは言い返さないのですか? 菊ちゃんはよく言葉がしゃべれないから、言い返したりすると、さらにバカにされてしまうのですよう。 それで。。。? 菊ちゃんだって小学校2年生の幸雄君に訳の分からない事を言われて罵(ののし)られるから、面白いはずがない。
菊ちゃんのオツムの程度は、確かに小学生とあまり変わりがないのですよ。でもね、子供にはないようなすばらしい特技を持っている。前にも書いたけれど、桜の花びらだとかユリの花だとか菊の花を集めて、このような首飾りを器用に作る事ができる。子供っぽいところが多いのだけれど、それでも大人の意識を持っている。だから、小学生にバカにされると無念な気持ちでいっぱいになってしまうのですよ。 それで、菊ちゃんはどうなるのでござ~♪~ますか? 相手が小学校2年生なのだから、普通の18才の娘ならば、訳の分からない事を言って突き飛ばしたりすれば、負けずにほっぺたをひっぱたくかもしれませんよう。 菊ちゃんは暴力を振るわないのでござ~♪~ますか? 僕は菊ちゃんが小学生を殴ったのを見たことがありませんよ。決して暴力に訴えない人でしたね。とにかく、おとなしい静かな人でした。 それで、幸雄君はいつまで苛め続けるのですか? 菊ちゃんも我慢しきれなくなるのでしょうね。相手が小学生と言えども、菊ちゃんはひっぱたいたり、殴ったりしない人だから、あとはもう泣き出すしかなかったですよ。それも菊ちゃん特有のやり方で泣くのですよう。 どのように。。。?
菊ちゃんは、上の写真ではサンダルを履(は)いているけれど、僕の記憶では圧倒的に赤い鼻緒の下駄を履いていることが多かった。幸雄君が訳の分からない事を言って喚(わめ)くと、菊ちゃんだって頭にくるわけですよね。それで、どうにも我慢しきれなくなると、急にベソをかいて下駄を片方飛ばすのですよ。なぜか、片方だけですよ。両方飛ばせば、もっと面白いと思うのだけれど。。。うへへへ。。。 飛ばすって。。。?どのようにでござ~♪~ますか? だから、下駄を履いたままで片足を蹴り上げるのですよう。 なぜ。。。? 菊ちゃんにしてみれば、頭にくるからですよう。普通の18才の娘ならば、癇癪を起こして相手の頭を殴るかも知れませんよ。でも、菊ちゃんは決して殴るような事はしなかった。つまり、我慢しきれなくなって、そのやり場のない憤懣を下駄を片方飛ばす事によって表現しているのですよう。 それで。。。片方だけなのでござ~♪~ますか? なぜか、片方だけなのですよ。本人はマジで怒っている訳なのだけれど、それを見ている子供たちは喜びますよね。“ォ~飛んだ、飛んだア~”と言って手を叩いて喜ぶ奴まで居ますよう。それで、菊ちゃんは、さらに悔しがって泣くのですよう。子供にしてみれば、大人の女が泣くのをめったに見ないので面白い訳ですよう。 それで、デンマンさんも一緒になって笑ったのでござ~♪~ますか? もちろん、僕だって初めの頃は面白いと思いましたよ。 一緒になって笑っていたのでござ~♪~ますわね? うん、うん、うん。。。でもね、菊ちゃんの泣き顔が、またメチャ可愛いのですよう。ワンワン泣くのじゃなくてメソメソ泣くのだけれど、その様子が子供の目にも、とってもかわゆく映ったものですよう。 それで。。。? 僕が中学生になる頃は、ほとんど毎日のように菊ちゃんは僕の家に遊びに来ていたけれど、僕が小学生当時は、それ程頻繁に僕の家には来なかった。それでも、他の子供の家には遊びに行くことは無かったですからね。。。なんと言うか、菊ちゃんに対してかばってやりたいような気持ちが他の子供よりはあったと思うのですようゥ。 それで。。。? だから、飛んでいった下駄を僕が取りに行ってやりましたよ。 どれぐらい飛ばすのでござ~♪~ますか? 5メートルから10メートルでしたね。。。ところが、菊ちゃんに下駄を履かせると、まもなくして、また飛ばすのですよう。 どうして。。。? 子供たちが面白がって、菊ちゃんをバカにするのですよう。 また、飛ばすのを見たいからですか? そうですよう。 デンマンさんは、悪い子供たちと一緒になって遊んでいたのですわね?。。。んで、それが菊ちゃんの面白いエピソードなのでござ~♪~ますか? もちろん、それだけじゃないのですよう。 他にもっと面白いエピソードが。。。? そうですよ。すでに書いたように、僕は菊ちゃんが「食物連鎖の底辺 (bottom of the food chain)」に居たと思っていたのですよう。つまり、悪ガキ仲間のグループでは小学校2年生の幸雄君が苛められる序列では最下位なのですよ。そのグループの中では、幸雄君は他に苛める相手が居ない。だから、菊ちゃんを苛める訳ですよう。 それで、菊ちゃんが正真正銘の底辺だと言うのでござ~♪~ますか? そうですよ。僕は、そうだと思っていたのですよう。つまり、菊ちゃんは誰からも馬鹿にされ、苛められていたと。。。要するに、菊ちゃんが馬鹿にしたり苛めたりする人は居ないと。。。 でも、違うのですか? 違うのですよう。僕の認識が甘かったのですよ。。。うしししし。。。 つまり。。。つまり。。。菊ちゃんが馬鹿にしたり苛めたりする相手が居ると。。。?デンマンさんは、そうおっしゃるのでござ~♪~ますか? そうなのですよう。僕は生まれて初めて“客観的”と“主観的”という意味を考えさせられたものですよう。 どう言う事でござ~♪~ますか? どう考えても、菊ちゃんが馬鹿にしたり苛めることができる人が居るようには思えなかったのですよう。 でも、居たのでござ~♪~ますか? 居たのですよう。僕のオツムの死角、盲点を見せ付けられたように思いましたよ。 それで。。。それで。。。それは。。。一体誰でござ~♪~ますか? おきよさんと言う、かつて僕の家の隣に住んでいた人ですよ。僕のお袋と同じ年頃の人ですよう。テルさんとおきよさん夫婦は、僕が生まれる前から隣に住んでいた人です。子供が6人居て、長女が雪江ちゃんと言って僕よりも6才年上だったですよ。 それで、そのおきよさんと言う人はどのような女性なのでござ~♪~ますか? 僕にとっては、とても優しくて良いおばさんと言う感じの人でしたよ。僕は、おばあちゃん子で聞き分けが無く、わがままに育てられ、お袋の言うことにも、いちいち口答えするようなところがあって、お袋は僕に手を焼いた事が何度かありました。 つまり、デンマンさんは折檻された事もあるのですか? そうです。詳しい事は忘れましたが、一度お袋に叩かれた事がありましたよ。もちろん、本気で僕を殴った訳ではなく、手加減していた事は僕にも充分に分かりました。でも、僕にも不満があって、その時にはどうにも腹に据えかねて、火がついたように泣き叫んだものです。 デンマンさんがいくつぐらいの頃でござ~♪~ますか? 小学校に上がるか上がらないか。。。6つか7つの頃でしょうね。僕が火がついたように泣き叫ぶものだから、隣のおきよさんがビックリして止めにやって来たものですよう。 つまり、デンマンさんを助けに来た訳なのでござ~♪~ますか? そうなのですよう。“芳江さん、そんなに殴(なぐ)ったらアキラちゃんが死んでしまうよう。。。” よほどおきよさんもビックリしたのでしょうね。その驚きに僕のお袋もハッとしたように我に帰ってヒステリーが治まったのだけれど、そういう出来事を今でも僕は、はっきりと覚えていますよ。 デンマンさんが、あのおとなしいお母様に叩かれたなんて、ちょっと意外な事でござ~♪~ますわ。 おきよさんも、そう思ったのでしょうね。この事でも分かるように、おきよさんは心の優しいところがあるのですよう。 でも、それなのに、どうして菊ちゃんがこのおきよさんを馬鹿にしたり、苛めたりするのですか? 菊ちゃんはおきよさんを苛めることは無かったけれど、自分よりバカだと思い込んでいたようです。 でも、おきよさんは普通の人なのでござ~♪~ますでしょう? 全く普通の人ですよ。でも、おきよさんは小学校を卒業していないのですよ。オツムが足りなくて卒業できなかった訳ではなく、家庭の事情で小学校3年生ぐらいから働かされたのです。 つまり、小学校を卒業していない事を除けば、普通の中年のおばさんと変わりがなかったのでござ~♪~ますわね? そうです。でもね、小学校を卒業していないために、時には信じがたい事を言うことがあったのですよ。 どのような。。。? 僕よりも6才年上の雪江ちゃんと言う女の子が居たのだけれど、“この辺は関東平野なのよ”と言ったのですよう。ところが、それを聞いたおきよさんが言ったものですよ。“バ~カぁ~、関東平野って言うのはなぁ、もっと、遠くの方にあるんだア~” デンマンさんが生まれ育った行田市は北関東なのでしょう? そうですよ。小学校の5年生か6年生であれば、行田市が関東平野にあることは誰でも常識として知っていますよ。僕は当時小学校に上がったばかりだったけれど、もちろん知っていましたよ。だから、雪江ちゃんが僕に苦笑(にがわら)いしていましたよ。“うちの母親は、小学校を出ていないために、こんな馬鹿げた事を言うのよね。全く、子供のあたしが恥ずかしいわよう。” 雪江ちゃんは口には出さなかったけれど、僕に苦笑いしながら、目がそうささやいていましたよ。 。。。んで、おきよさんは、どうして関東平野がもっと遠いところにあると思っていたのでござ~♪~ますか? 僕は、この話をお袋にしたのですよ。 お母様はなんとおっしゃいましたの? 戦時中、“敵のB29は小笠原方面より関東平野に侵入する見込みなり!”と言う空襲警報が良くあったと言うのですよう。この空襲警報を聞いて、おきよさんは関東平野が千葉の海岸にあるものと思い込んでいるのよ、と言ってましたよ。 。。。で、このおきよさんと菊ちゃんに、どのような事があったのでござ~♪~ますか? どうして菊ちゃんがおきよさんに腹を立てたのか?その原因を僕は忘れてしまったのけれど、菊ちゃんは、おきよさんに癪(しゃく)に障ること言われて、かなりムカついたようです。 それで。。。? 僕の家の玄関先で、しかも、おきよさんに聞こえるところで菊ちゃんが“ババぁ~、イッチェぇ~” と言ったのですよ。つまり、“このクソ婆、消えうせろ!”と言ったのですよう。 それで、どうなったのですか? これを聞いて、おきよさんもムカついたのですよ。菊ちゃんの所へ歩み寄ったと思ったら、右手を伸ばして、次のような事を言いながら菊ちゃんのほっぺたをつねり上げましたよ。“そう言う事を言うもんじゃないんだよゥ!んもお~~” 。。。んで? 僕が驚いたのは、それまで大人に対して口答えをした事が無い菊ちゃんが、おきよさんに対してマジで反抗したのですよ。しかも、もっと驚いたのは、菊ちゃんも右手を伸ばして、おきよさんのほっぺたをつねり上げたのですよう。こうなると、もう喧嘩ですよう。二人して相手のほっぺたをつねり上げているのですよう。 それで、デンマンさんは、どうしていたのでござ~♪~ますか? 僕はすぐそばにいたけれど、唖然として、この世の事とは思えない出来事が起こっている事にビックリしていましたよ。 それで、殴り合いが始まったのでござ~♪~ますか?
さすがに、殴り合いまでには発展しなかったけれど、他人事ながら、一体どうなるかと思って僕は胆をつぶしましたよ。 それで。。。? 菊ちゃんはつねリっこしていた時には泣かなかったけれど、痛み分けで別れて僕のお袋のところにやって来て、つねられた事を話しながら悔しそうに泣いていましたよ。 。。。んで、おきよさんは。。。? 家にもどったおきよさんは、旦那のテルさんに悔しそうに顛末を話していましたが、叱られていましたよ。 “オメーなぁ~、いい大人がバカを相手にして
マジで腹を立ててどうすんだア~、
オメーも、バカだと言うことを世間様に
広めるようなもんじゃねぇ~かぁ~。。。
天ぷらの一つか、焼き芋のひとかけらでも、
くれてみろォ~、
オメーの事を慕うようになるから。。。
芳江さん(僕の母親)を見習え。。。” もっともな事ですよう。菊ちゃんのオツムは7つでも、ちゃんと人を見ているのですよう。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ~ “一寸の虫にも五分の魂” どんなに弱い者でも、それ相応な思慮や意地を持っているもの。 あなたはどう思いますか?
ィ~ハァ~♪~! メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
一寸の虫にも五分の魂
英語にも、これにあたる諺がありますよ。
どのように言うか考えてみた事がありますか?
次のように言うのです。
Tread on a worm
and it will turn. 踏みつければ虫だって
振り返るものよ。
つまり、どんなに弱い者でも、
それ相応な思慮や意地を持っているもの。
弱い者だからといって、
侮(あなど)れない、と言うことでしょうね。
ところで、デンマンさんと卑弥子さんが
宮城県鬼首(おにこうべ)温泉郷にある
吹上温泉の湯滝について書いています。
男女混浴の露天風呂なんですよ。
興味があったら次のリンクをクリックして
覗いてみてくださいね。
■ 『落ちる人が死んでから乗ってけーさい』 では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
YouTube 動画
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