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小百合物語
 

 

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なぜ白河?
2010年1月4日

あけましておめでとうございます。

小百合でございます。

旧年中は『小百合物語』を

読んでくださり

本当にありがとうございました。

おかげさまで2010年を迎えて

物語りも4年目に入りました。

これほど長く続くとは

思ってもみませんでした。

これも、ひとえに『小百合物語』を

読んでくださった貴方のおかげです。

感謝しております。

新年もよろしくお願い致します。

Subj:2010年が小百合さんにとって

素晴らしい年でありますように!

きゃはははは。。。

すべて、うまく行くことを祈ってま~♪~す。

\(^▽^;)/ バンザ~♪~イ !

Date: 28/12/2009 11:02:56 PM
Pacific Standard Time
(日本時間:12月29日火曜日午後4時2分)
From: green@infoseek.jp
To: domini@yahoo.co.jp
CC: barclay1720@aol.com

小百合さんの懐かしい、とっても懐かしいメールを使って記事を書きました。

『ゼリーフライと黒い霧』

上のリンクをクリックして、ぜひ読んでみてね。
小百合さんも、めちゃ懐かしくなって読めるはずですよう。

小百合さんが退屈したときの用意にアンケートも作りました。
上の記事を読んで退屈したらアンケートに答えてね。
きゃはははは。。。

ところで、TD銀行からバンクステートメントは届きましたか?
クリスマスが終わったから、銀行員も働き始めるでしょう!
きゃはははは。。。

\(^▽^;)/

小百合さんも、のんびりと構えて、気長にやってくださいね。
オタワの事務所からのプレゼントを受け取りましたか?
まだならば、そのうち届きますからね。
だから、小百合さんはルンルン気分で居ればいいのですよう。

ところで、僕は行田市の工藤市長を批判しています。
『ゼリーフライと黒い霧』も、工藤市長を批判するための記事です。
きゃはははは。。。

\(^ヮ^)/ ギャハハハハ。。。

自殺した横田前市長は、僕の家の裏のヨシヤ長屋に住んでいたのですよう。
横田さんは菊ちゃんも良く知っていたはずです。
この事では記事にも書きました。

工藤市長の汚い選挙戦のやり方に横田前市長は参ってしまったようです。
自殺の原因の一つだと僕は信じているのですよう。

暗い話は、このぐらいにして、
11月8日の第2回B級グルメ大会の事を記事に書きました。
ポスターも貼りました。
佐野のイモフライも参加したのですよう。

とにかく、暮れと正月の忙しさの中で、一息入れたくなったら、ぜひ上の記事を読んでみてね。
半分、小百合さんのために書いたのですから。。。

じゃあね。

Happy New Year!

小百合さんが軽井沢タリアセン夫人として夢とロマンに満ちた充実した人生を送れるように応援しますう。
では。。。

(\__/)
(+'.'+)
(")_(")

じゃあねぇ~

デンマンさん。。。グルメ大会が行田で開かれたのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。

どうして、あたくしを呼んでくださらなかったのでござ~♪~ますか?

卑弥子さんは学会で論文を発表するとか言って、めちゃ忙しかったのですよう。

11月8日ならば発表の翌日でしたわ。

発表のために卑弥子さんが徹夜もして研究に励んでいたので、めちゃ疲れているだろうと思って僕は声をかける気にならなかったのですよう。うしししし。。。

マジで。。。?

そうですよう。。。京都からわざわざ北関東の行田市までやって来るのは大変ですよう。

新幹線に乗れば、それほど大変なことはござ~♪~ませんわ。

東京に着いてからが大変なのですよう。

どのように大変なのでござ~♪~ますか?

とにかく、埼京線の痴漢電車が走っているのですからね。うへへへへへ。。。

埼京線の痴漢電車は東京駅とは関係ござ~♪~ませんわ。

あれっ。。。卑弥子さんはよ~く知っていますねぇ~。

デンマンさんが一生懸命に書いた次の記事を読みましたわよう。

『痴漢電車 (2009年12月30日)』

そうですか。。。読みましたか。。。

デンマンさん!。。。惚(とぼ)けないでくださいな。。。あたくしはデンマンさんのお相手をして痴漢電車のことを話し合ったのでござ~♪~ますわ。。。あたくしをグルメ大会に呼ばなかったのは、あたくしと小百合さんを引き合わせないためだったのでござ~♪~ますわ。

あのねぇ~、残念ながら、小百合さんも来られなかったし。。。卑弥子さんも来れなかった。。。結局、僕一人だけだったのですよう。うししししし。。。

マジで。。。?

大真面目ですよう。。。僕はウソと女性の尻はつきません。。。うへへへへへ。。。

言葉遊びをしている場合じゃござ~♪~ませんわ。。。んで、どのような食べ物が並んだのでござ~♪~ますか?

僕が書いたモノを読んでください。

【デンマンの独り言】

実は、僕が日本滞在中の2009年11月8日に、「第2回行田市B級グルメ大会」が開かれたのですよう。
このような利権に関係の無い、ハコモノ作りにも関係ないことは、どんどんやって欲しいですよね。

当日は、行田市の人気「ゼリーフライ」をはじめ、関東・東北地方の有名B級ご当地グルメが出展されました。
開催場所は行田市役所の裏です。
元の行田女子高があった辺りです。
時間は午前10時から午後4時まで。
入場は無料です。
もちろん、B級グルメ料金は別途必要です。

上のポスターの左下が“行田のフライ”で、右下が“ゼリーフライ”

同大会の出展グルメは下表の通り。

行田市(埼玉県) フライ
行田市(埼玉県) ゼリーフライ(2店舗)
宇都宮市(栃木県) 餃子
鴻巣市(埼玉県) 鴻巣コロッケ
羽生市(埼玉県) いがまんじゅう
三郷市(埼玉県) 小松菜ぎょうざ
佐野市(栃木県) いもフライ
太田市(群馬県) 太麺焼きそば
沼田市(群馬県) 焼まんじゅう(2店舗)
大月市(山梨県) おつけだんご
白河市(福島県) 白河ラーメン
富士宮市(静岡県) 富士宮やきそば
横手市(秋田県) 横手焼きそば
黒石市(青森県) 黒石つゆやきそば
厚木市(神奈川県) シロコロホルモン
小田原市(神奈川県) AJIなバーガー
南足柄市(神奈川県) 黄金のポット
三浦市(神奈川県) まぐろラーメン

実は、僕は小百合さんと一緒に行くつもりでした。
でも、小百合さんの三男が急に風邪をこじらせて喘息に悩まされているとかで、来られなかったのです。
残念でした。


『ゼリーフライと黒い霧 (2009年12月29日)』より

うわあああァ~♪~。。。見ただけでも、ヨダレがたれてきそうでござ~♪~ますわァ。

それほど食べたい気にさせられますか?

あたくしは全部食べたいですわよう。。。それにしても、あたくしを呼んでくださらなかったなんてぇ~、本当に恨みますわア。

今年の11月、もし卑弥子さんが学会の発表で忙しくなかったら呼びますよう。

ところで、福島県の白河から、どうしてラーメンが出品されたのでござ~♪~ますか?

白河からラーメンでは可笑しいのですか?

だってぇ、ラーメンなど、それほど珍しいものではござ~♪~ませんわ。

だけどォ~、神奈川県の三浦市からもラーメンが出てますよう。

三浦市は行田市から近いのでラーメンを出す理由も分かりますわ。それに、海のそばの三浦市だけあって“まぐろラーメン”という、特徴ある名前にしていますわ。

土地の名前だけでは特徴が出ませんか?

たとえば、白河の“芋ラーメン”とか。。。、そのような名前をつけて欲しいものでござ~♪~ますわ。

つまり、名前の付け方が卑弥子さんは気に入らないのですか?

いいえ。。。名前など、どうでもいいのですわ。。。それよりも、いったいどういうところがユニークなのでござ~♪~ますか?

白河ラーメンというのは、いわゆる「ご当地ラーメン」の一つなのですよう。

白河ラーメン

白河ラーメンは、福島県白河市を中心に供されているラーメン。
スープは濃い目の醤油ベース。
豚骨、鶏ガラが主体で、海産物はあまり使われない。

麺は多加水の幅広縮れ麺を使用する。
伝統的には、木の棒で麺を打ち、包丁で切り出し、手で揉んで縮れをつける。

具はネギ、チャーシュー、メンマ、鳴門巻き、ホウレンソウなど。
チャーシューは縁を食紅で塗り、炭火で焼いてから醤油で煮るスモーキーなもの。

全体的にクラシックなスタイルのラーメンで、古き良き時代のなつかしい東京ラーメンを彷彿させるラーメンとして知られる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あらっ~♪~。。。おいしそうですわ。。。デンマンさん!。。。あたくしに作ってくださいな。

なんでぇ。。。、なんでぇ、僕が卑弥子さんのために白河ラーメンを作らねばならないのですか?

だってぇ、デンマンさんは小百合さんのために、栃木県の熊鷹山(くまたかやま)のふもとの「山の家」でラヴィオリカレーを作ってあげたではござ~♪~ませんかア!

『山の家と露天風呂』

(2008年12月6日)

卑弥子さんは食べ物のことになると、よ~く覚えているのですねぇ~。

だから、あたくしにも白河ラーメンを作ってくださいな。

卑弥子さん!。。。いい加減にしてくださいよう!。。。卑弥子さんは現在、京都の田舎に居るのですよう!んも~~。。。僕はバンクーバーですよう。僕が白河ラーメンを作ったとして、卑弥子さんはどうやって食べるのですか!

だから、宅急便で送ってくださいましな。

卑弥子さん!。。。馬鹿な事を言ってないで本題に戻ってくださいよう!んも~~。。。この記事が無駄に長くなってしまうのですよう!

分かりましたわ。。。んで、どうして「ご当地ラーメン」の白河ラーメンが行田市まで、はるばるとやって来たのでござ~♪~ますか?行田市にだって、「ご当地ラーメン」の“行田ラーメン”があるのでしょう?

いや。。。あるのかもしれないけれど、僕はまだ“行田ラーメン”というのを聞いたことが無いですよう。

デンマンさんが作ったらいかがでござ~♪~ますか?。。。あるいはラヴィオリラーメンとか。。。うふふふふふ。。。

卑弥子さん!。。。また余計な事を話し始めていますよう!んも~~。。。この記事が無駄に長くなるだけだから本題に戻ってくださいね。

分かりましたわ。。。んで、どうして白河から、わざわざ「ご当地ラーメン」の“白河ラーメン”を持って来たのでござ~♪~ますか?

あのねぇ、僕は“白河ラーメン”を作っているラーメン屋のオヤジじゃないから、本当の事は分からないのだけれど、でもねぇ、なぜ、白河から行田市の「グルメ大会」に食べ物を出品しなければならなかったのか?その理由はよ~く理解しています。

だったら、もったいぶらないで、細木数子のようにズバリ!とおっしゃってくださいましな。

あのねぇ~、実は、歴史的に行田市と白河市は深い因縁で結ばれているのですよう。

あらっ。。。行田市と白河市は腐れ縁でつながっているのでござ~♪~ますか?うふふふふふ。。。

卑弥子さん。。。なんだかエロい笑い方をしますねぇ~。。。でも、卑弥子さんが泣いて喜ぶようなエロい話は出てきませんよう。

あらっ。。。マジで。。。?

いや。。。出て来ないと言うと卑弥子さんががっかりしてしまうので、エロい話も用意しましたよう。

では、そのエロい話だけをお聞かせくださいな。うふふふふふ。。。

卑弥子さん!。。。あなたは『小百合物語』のホステス役ですからね。。。自分だけエロい話を聞いて喜ぶのはダメですよう!

分かりましたわ。。。では、余計な話はできるだけ手短にお願いしますわ。

あのねぇ~、実は、“白河ラーメン”を作っているラーメン屋のおっさんの祖先は昔の行田、つまり、忍藩領に住んでいた可能性があるのですよう。

まさかァ~。。。そのような事がどうしてデンマンさんに分かるのでござ~♪~ますか?

僕が歴史にハマッていることを卑弥子さんも知っているでしょう?

ええ。。。知っていますわ。“歴史馬鹿”だとデンマンさんも、どこかで認めていましたわねぇ。うふふふふふ。。。

実は、今から 187年前に、正確には、文政6年(1823)3月24日に、忍藩を上から下々の者まで、ビックリさせるような出来事が持ち上がったのですよう。

あらっ。。。、利根川が決壊して大洪水でも起きたのでござ~♪~ますか?

違うのですよう。忍藩の殿様が白河藩に“所替え”になったのですよう。

つまり、忍藩の殿様が白河藩に、お引越ししたのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。

なぜ。。。?

幕府の命令です。知る人ぞ知る「三方領知替え」です。

どう言う事でござ~♪~ますか?

1823年3月24日、当時の忍藩主の阿部正権(まさのり)、白河藩主の松平定永(さだなが)、それに桑名藩主の松平忠堯(ただたか)が、老中・青山忠裕(ただひろ)により江戸城に呼ばれて、それぞれ所替えを申し渡されたのですよう。

つまり、3人の藩主がお引越しをするように命じられたのでござ~♪~ますか?

そうですよう。

。。。んで、どのように?

忍藩主阿部・豊後守(ぶんごのかみ)が陸奥国・白河藩へ、白河藩主の松平・越中守(えっちゅうのかみ)が伊勢国・桑名藩へ、桑名藩主松平・下総守(しもふさのかみ)が、武蔵国・忍藩へと移るのですよう。

でも、どうして。。。?

なぜ、このような手の込んだ引越し劇を幕府がやらせたのか?。。。卑弥子さんも不思議でしょう?

そうですわ。。。なぜですのォ~?

あのねぇ~、その本当の理由は分からないのですよう。なぜならば、記録に残ってない。でもねぇ、次のようなことが言われているのですよう。

「三方領知替え」

白河藩隠居だった元老中首座・松平定信が、港湾財源を持つ桑名への転封を狙って仕掛けたものとされている。
一説には(白河藩主の松平)定永が江戸湾の海防警備への負担に耐え切れずに下総国佐倉藩への転封を願ったところ、佐倉藩主・堀田正愛の抗議を受けて紛糾したため、佐倉藩が白河藩の替わりに江戸湾警備を引き受ける代償として行われた懲罰的転封を受けたとの説もある。
ところで、定永は定信の長男。


『Wikipedia 三方領知替え』より

この松平定信という人は、あの「寛政の改革」を行った人ではござ~♪~ませんか?

そうですよう。卑弥子さんはよく知っていますねぇ~?

その程度のことならば日本史でお勉強いたしましたわ。おほほほほほ。。。

松平定信は8代将軍・吉宗の孫なのですよう。

もしかして、将軍にもなれた人なのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。若い頃から頭が良いという評判で、賄賂政治をやっていた田沼意次に対しては始終批判的だった。

白河藩に飛ばされたのは、田沼政治批判と関係していたのでござ~♪~ますか?

その通りですよう。田沼の権勢を恐れた一橋家当主・一橋治済(はるなり)によって、1774(安永3)年に白河藩第2代藩主・松平定邦(さだくに)の養子にされてしまったのですよう。

その事で、松平定信は田沼意次をさらに憎んだのでしょうね。

そうですよう。一時は、定信は将軍になるかもしれないと言われたのですからね。だから、松平定信は、田沼暗殺を謀ったとまで言われた。でもねぇ、そう言う話がある一方で、定信は自分が幕閣の一員になりたくって、田沼に賄賂を贈っていたこともあったらしい。

つまり、潔癖な性格のところもある反面、出世意欲にも燃えていたのでござ~♪~ますわねぇ。

そうでしょうね。出世しなければ、自分の思うようにできないのだから、ある程度は手段も選ばずに出世しようと頑張っていた時期もあったのでしょうね。

でも、白河藩主としては名君だったと言われていますよね。

そうですよう。定信は天明の大飢饉で苦しむ領民を救うため、自らが率先して倹約に努め、さらに領民に対する食料救済措置を迅速に行なったため、白河藩で天明の大飢饉による餓死者は出なかったと言われているのですよう。東北地方では被害が特に大きかった。だから、藩主として定信がやった政策は、確かに名君と言われるに値するものだった。

でも、老中首座としておこなった「寛政の改革」は、結局失敗したのでしょう?

厳しすぎたというのがもっぱらの評判だった。

白河の清きに魚のすみかねて

もとの濁りの田沼こひしき

こういう狂歌までが江戸市民の間でささやかれた。そんな厳しい倹約生活よりも、前の田沼意次時代の賄賂政治の方が良かったよ、とミーちゃんハーちゃんも思うようになってしまった。

。。。んで、老中失脚後、定信は白河藩に戻ったのでござ~♪~ますか?

そうです。藩政に専念するのですよう。白河藩は山間における領地のため、実収入が少なく藩財政が苦しかった。それで、定信は馬を飼って育てることを奨励したりして藩財政を潤わせた。ミーちゃんハーちゃんにも学問することを奨励したりして、白河藩では名君として慕われたのですよう。

そうこうしている内に引越し騒ぎですか?

そうです。実は、定信が「寛政の改革」の時に提唱した江戸湾警備が1820(文化7)年に実施されることになった。

どうして。。。?

ロシアが日本を極東の拠点にしようという野望を持って日本に接近しようとしていた。

。。。んで、幕府では、誰が江戸湾警備に就くかという事が問題になっていたのでござ~♪~ますか?

そうですよう。誰だって出費のかさむ役には就きたくない。

要するに、最初に言い出した人にやってもらおうじゃないかということになったのでござ~♪~ますか?

その通りです。それで、お鉢(はち)が定信の白河藩に回ってきそうになっていた。江戸湾警備にかり出されたら、間違いなく白河藩の財政を圧迫される。1812(文化9)年に家督を長男の定永に譲って、定信は隠居した。でも、藩政の実権は定信が握っていた。

つまり、引越し騒ぎの前に定信が動いたのですか?

引越し騒ぎは1923年ですからね。定信が隠居してから11年もたっている。

定信の長男の定永が藩主の時代ですね。

そうです。。。でもねぇ、桑名藩への領地替えは、定信が根回しをしていたのではないかという説が強いのですよう。

なぜ。。。?

なぜなら、桑名には良港があった。定信は、これが目当てだったらしい。

でも、他にも良港がたくさんあるのに、どうして桑名なのでござ~♪~ますか?

定信が養子として入り込んだ松平家の旧領が桑名藩だった。

でも、彼の長男である白河藩主の定永が江戸湾の海防警備への負担に耐え切れずに下総国佐倉藩への転封を願った、とも言われているのでしょう?

そうです。佐倉藩主・堀田正愛の抗議を受けて紛糾したため、佐倉藩が白河藩の替わりに江戸湾警備を引き受ける代償として、白河藩は桑名に飛ばされたと言うのですよう。

それは、表向きの理由でござ~♪~ますか?

僕は定信が根回しして桑名に移ったのが真相ではないかと思いますよう。港湾財源が目当てですよう。でも、それが真の目的であっては聞こえが悪い。

それで、白河藩が桑名に移るのは“懲罰”だという噂の種を流したのでござ~♪~ますか?

そうでもしなければ、他の藩が動かないでしょう!?白河藩だけが一人だけイイ思いをするのでは、他の二藩が納得ゆきませんからねぇ。

つまり、定信は悪者の汚名を着たついでに悪者で通しながら実利を取ったとデンマンさんはおっしゃるのでござ~♪~ますわね。

そうですよう。悪名を利用して、白河藩が桑名へ移ることを“懲罰”だと思わせる。それですべてがうまくゆく。他の2藩だって、そう言うことであれば仕方が無いとあきらめる。

なるほどォ~。。。なんとなく分かる気がいたしますわ。でも、事実、そうなのでござ~♪~ましょうか?

もちろん、真相は定信と、時の権力者である老中首座の青山忠裕(ただひろ)だけしか知らないでしょう。でもねぇ、次の逸話を聞くと、定信は、ただ厳しい倹約を迫るだけのタイプではなく、清濁(せいだく)併(あわ)せ呑むよなタイプだった、と僕には思えるのですよう。

その逸話ってぇ~。。。?

その話こそ卑弥子さんが泣いて喜ぶようなエロい話なのですよう。

あらっ。。。どのようなお話ですのォ~。。。もったいぶらないで教えてくださいなァ。

あのねぇ~、定信は儒学を尊重するあまり、自らの欲望をも極端に抑えた、と言う事になっているのですよう。でもねぇ~、彼の著書である『宇下人言(うげのひとこと)』の中で次のように書いている。

房事(性行為)というものは、子孫を増やすためにするもので、欲望に耐え難いと感じたことは一度もない。

一度手をつけた女性を屋敷から召し放つ前に、寝所を共にして嫁ぐための心得などを教え諭したこともある。

これは拙者(せっしゃ)が情欲に耐えられるかという修行の目的で行ったことで、いささかも凡情(欲望)は起こらなかった。

これが、どうだと、デンマンさんはおっしゃるのでござ~♪~ますか?

つまり、定信は自分が信じている主義主張に基づいて行動しているつもりになっているけれど、僕の目には、良きにつけ、悪きにつけ、清濁併せ呑む男のように見える。

あのォ~。。。、簡単に言えば、ご都合主義でござ~♪~ますか?

そうですよう。一度手をつけた女を邪魔者になったから追い払いたい。でも、それは本妻が怖いので建前(たてまえ)なのですよう。本音は、やっぱり手放すのが惜しいので、嫁に行ったら、こうするんだよう、ああするんだよ、と言いながら布団の中で定信は可愛がったのですよう。それが本音なのですよう。卑弥子さんにも僕の言おうとすることが分かるでしょう?うしししし。。。

あああらァ~。。。なんだかエロっぽいお話になってきましたわねぇ~♪~。。。あたくしも、そのように、お布団の中で可愛がってくれるボーイフレンドが欲しいのでござ~♪~ますわ。

卑弥子さん!。。。ヨダレをたらしながら、夢見心地になって目が。。。目が。。。潤(うる)んできて恍惚となってきましたよう。。。大丈夫ですか?

デンマンさん!。。。いい加減な事を言わないでくださいましなア!デンマンさんが、そのような事をおっしゃるから、あたくしはエロい女だと思われてしまうのですわァ。んも~~。

では、真面目な話に戻りましょうね。

要するに、女性に優しい松平定信の、ご都合主義によって白河藩と忍藩と桑名藩が大移動したのでざ~♪~ますか?

そうですよう。

でも、なぜ、2藩でなくて3藩が絡んでいるのでござ~♪~ますか?

白河藩の定信は「寛政の改革」に失敗した悪者というイメージが付いている。忍藩だけ、あるいは桑名藩だけだと、“どうしてオイラだけが定信ちゃんと一緒にされるの?”という不満が芽生えてしまう。

つまり、あと一藩が加われば、同病相哀れむで、「オイラだけではない、あいつも不運な仲間にされたのだから、この際、諦めよう」という心理になるとデンマンさんはおっしゃるのでござ~♪~ますか?

そうですよう。この大移動事件で一番得をしたのが、実は、「寛政の改革」に失敗して悪者というイメージが付いた松平定信と、その家臣ですよう。僕は、そう思っているのです。

要するに、「白河ラーメン」を作っているお父さんの中には、そのとばっちりを受けて忍藩から白河藩に引越しをした忍藩士の末裔がいると、デンマンさんは信じているのでござ~♪~ますか?

可能性があると思いませんか?うしししし。。。

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~。。。
確かに、そのように解釈することもできるでしょうね。
でも、あたしにはイマイチ納得できないところがあるのですわ。

あたくしが泣いて喜ぶとデンマンさんがおっしゃったエロい話は、あまりエロいとも思いませんでしたわ。
あなたは、いかがでしたか?
この件について、あさってぇ、あたくしは、さらに突っ込みたいと思います。

そう言う訳ですので、あなたもどうか、あさって、読みに戻ってきてくださいましねぇ。
では。。。

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

1999年夏の「東芝事件」は

ネットでも画期的な事件でした。

東芝製ビデオデッキの修理に関し、

その対応に腹を立てた消費者が、

経緯をネットで公開したのです。

東芝側はホームページの一部削減をさせるため

「名誉権と営業権に基づく妨害排除の請求」の

仮処分を申請しました。

しかし、社会的な批判が高まり、

急遽謝罪を表明したのです。

仮処分の申し立ても取り下げました。

やはり、企業と言えども法の下には

個人と平等なのですよね。

「はてなダイアリー」のユーザーとして

デンマンさんが「はてなダイアリー」の問題点について

たくさん記事を書いています。

ユーザーと「はてなダイアリー」との関係も、

もちろん対等であるべきですよね。

ユーザーが不満を表明し、

釈明を求めているのであれば、

「はてなダイアリー」も誠実に対応すべきだと思います。

ネットの世界は単に現実世界の

向こうの虚像ではありません。

東芝事件のように、

ネット上で激しさを増したユーザーの声は、

間違いなく現実社会に戻ってくるからです。

デンマンさんが「はてなダイアリー」を批判しています。

興味があったら次の記事を読んでみてくださいね。

『はてな批判 (2009年5月24日)』

ところで、英語の面白い話をまとめました。

興味があったら、

次のリンクをクリックして

読んでください。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

 『あなたもワクワクする新世代のブログ』

■ 『性の俗説 (2008年3月4日)』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


 





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