| ||||
|
『風と共に去りぬ』
Gone with the Wind by Denman
2008年4月15日
【解説】 原題は“Gone with the Wind” メトロ・ゴールドウィン・メイヤーとセルズニック・プロダクションが製作したテクニカラー方式による大作メロドラマであり、製作費や宣伝費に大金を注ぎ込む嚆矢(こうし)となった作品でもある。 アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞(ヴィヴィアン・リー)、助演女優賞(ハティ・マクダニエル・黒人俳優初)、脚色賞ほか特別賞を含め9部門を受賞。 「二度と製作することができない豪華さ」と喧伝され、アメリカ映画協会が選出した「アメリカ映画ベスト100」では4位となったように、映画史上屈指の名作の一つと評される。 マックス・スタイナーによるテーマ曲『タラのテーマ』は、格調高いナンバーとして映画音楽の古典となっている。 日本での初公開は1952年。 有名なヒロインの最後の台詞は「After all, tomorrow is another day. (結局、明日は別の日なのだから)」である。 しかし当のアメリカでより有名な台詞は、この直前にレットが去り際に吐く捨て台詞である。 この「damn」は強いののしりの言葉で、製作当時は映画において使うべきではない言葉 (いわゆる禁止用語) と考えられていたが、原作の台詞を一言も変えないというセルズニックの強い意向によって盛り込まれた。 【あらすじ】 舞台は、奴隷制が残る1860年代のアメリカ南部、ジョージア州。 アイルランド系移民で、一代で成功した農園主の娘スカーレット・オハラは自分と同じ上流階級の長身の美青年・アシュレー・ウィルクスに恋をしていた。 ウェードを連れてアトランタに赴き、ピティパット叔母・メラニーとの新生活を始めるスカーレット。 そんな中、南軍は北軍に対して苦戦を強いられ、ついにアトランタの陥落も目前となった。 置き去りにされて怒り心頭に発したスカーレットだが、ようやく故郷タラへと到着した。 スカーレットは、レット・バトラーと第三の結婚をする。 娘を失ったショックから抜けきらないうちに、スカーレットに最後まで友愛を示し続けたメラニーまでが、流産により命を落とす。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Gone with the Wind
|
Denman Blog |
Re-Discover JAPAN |