| |||||
|
手術から18ヶ月後にハサミがあるのが分かって取り出す。
Akira Kato
April 21, 2004
ちょっと見てくださいよ! 驚きますね。日本だけかと思ったら、これ、オーストラリアのお話ですよ。 どこにも似たような話ってあるもんなんですね。 それにしても、見てくださいよ!これは随分でっかいハサミじゃないですか! たとえ、小学生がですよ、外科医になったとしても、これを見落として、患者の腹の中に、 こんなにでかいハサミを置き忘れるようなアホな間違いは、まずしないと思いますね。 これは、オーストラリアのシドニーで起こった出来事なんですよ。 患者は現在69歳になる女性なんです。2001年の5月にシドニーにあるセントジョージ病院で手術を受けて、結腸の一部を切り取ったんです。 しかし、手術後、数ヶ月に渡って激痛に悩まされていたんですね。 それで、もう、どうしようもなくなって、お医者さんにレントゲン写真を撮ってもらったんですよ。それで初めて、 上の写真が示すように、でかいハサミだおなかの中にあるのが分かったわけなんですよ。 2002年の10月にこのはさみを取り出しました。 「この写真を見たときには、もう悪夢としか言いようがなかったですよ!」 この女性は、昨日4月20日(火曜日)に報道されたスカイニューステレビの番組でそう述べました。 「もう、言葉では言い尽くせないショックでしたよ。それに、スッごーく痛かったんですからね。まったく!」 病院側はこの不始末について患者に謝罪しました。しかし彼女は裁判に訴えるつもりで居ます。詳しいことは何も述べていませんが。 患者と病院の双方の弁護士が、この不始末について目下協議の最中です。 この事件は、医療苦情審査委員会に報告されていたのですが、この患者の担当医と4人のスタッフにはなんらのお咎(とが)めもなかったのです。 「患者のおなかの中に6.7インチ(17cm)もあるハサミが、どのようにして置き忘れたのか、我われとしても説明のしようがありませんでした」 病院長はそう述べました。 「人間のミスとしか言いようがありません。 私は病院長になって4年になりますが、 これまでに約4万件の手術をこの病院で行っています。でも、このような不祥事は初めてのことです」 それにしても、驚きじゃありませんか!一人なら、まだ分かりますが、他に4人もの医療関係者が手術に当たっていたんですよ。 他の人が気づかなかったんですかね? とにかく、人間ですから、必ず間違いってありますよね。でも、その間違いの初めての被害者にはなりたくないですね。
面白いリンク
| ||||
|