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コンピューターにない文字を
どうやって表すか? Akira Kato
September 30, 2003
郭務 上の漢字は「かくむそう」と読むのですが、3番目の「」の字が、 普通のワープロの辞書には載っていません。つまり、コンピューターでは使えない文字なのです。 従って、上の「」は、
<span style="font-size:60pt; color:black;">郭務</span><
他のウェブページではどのように表しているのだろうか? 当然、上のような疑問が頭をもたげます。それで Google.com で調べてみました。次にその検索結果を示します。 上の表示は、代表的なものだけを選んだものです。 どのページもそれぞれ工夫を凝らして何とか表現しようとしています。簡単に片付けているところでは、仕方がないのでひらがなやカタカナで表しています。 もう少し念の入ったところでは「」の字に良く似た「そう」の字で代用しています。 代用している文字には次のようなものがあります。
他のページでは記号(?、〇、Ж、■、〓、●)を使って、下に示すように本文で注釈を加えているページもあります。
特殊フォントを使ったページ また、下に示すように特殊なフォントを使って「」の字を表しているページがあります。
天智2年(663)白村江の戦いで、倭軍が歴史的な大敗を帰す。
もし、あたなとコンピューターに、この特殊フォントがあれば、上の表示には黒い正方形は現れず、ちゃんと「」の字を表示してくれるはずです。 もし、この特殊フォントがないと、文字にはならずに次に示すように黒い正方形が現れます。
どのようにしたら、そのような特殊フォントを入手できるのですか? コンピュータで処理できる漢字の数はだいたい1万文字程です。ユニコードを使うと、中国・韓国・日本で使われている漢字を3万数千字使えるようになります。 それでも、たとえば日本史・日本文学研究、あるいは中国研究などの専門分野で使用するには十分ではありません。 コンピュータを使いたいと思っても、コンピュータで使えない漢字があるために、どうすればよいものかと考えている人はおそらくたくさん居るのではないでしょうか? しかし、特殊フォントを使えば、普通のワープロの辞書には載っていない文字でも使うことができます。 このような特殊フォントを使うと、日本・中国・台湾・韓国などで使われている漢字なら古代から現代に至るまで、ほとんどすべての漢字をパソコンで扱えるようになります。 詳しいことは次のページで紹介します。
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