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新しい
古代日本史
Jomon venus torso (jvenus4.gif--177x197)

飛鳥と中南米は海で
つながっていた
August 2, 2003

 

Raft Kontiki (kontiki2.jpg--300x216)

 

ノルウェーの探検家・人類学者のトール・ヘイエルダールさんが1947年に、上の絵のような、いかだ舟コンティキ号(Kontiki)によって、 南米からポリネシアまでの約7千キロにわたる太平洋横断航海して世界から脚光を浴びたことがあります。

でも本当に、 こんな筏で、7,000キロも漂流したんでしょうか?嵐に出会ったらひとたまりも無く、粉々に分解してしまいそうにみえますねェ。 でも、何とか無事に航海を果たしました。

彼は1936年に調査のためにマルキーズ諸島を訪れた際、ポリネシア人の起源が西方にあるとの定説に疑問を抱き、 南米から移住してきた可能性があると提起しました。自説を実証するために南米のインディオが用いたバルサ材のいかだを復元し、 コンティキ号と名づけ漂流実験を行なったんですね。そして、見事実証しました。

このことからも分かるように、マヤ人が、太平洋を島伝いに航海して、インドネシアに漂着したということも、決して不可能なことではありません。 従って、バリ島からも、黒潮に乗って日本へやってくることも十分に考えられます。

案内役の
卑弥子
でーす。
Mascot girl Himiko as a Polynesian dancer (skirt3.gif--254x415)

World Map (worldmp2.gif--471x266)

 

というわけで、インドネシア文化とマヤ文化は関連があるのでは?

 

インドネシア文化 マヤ文化
Pyramid at the ruins of 1,100-year-old Borobudur temple (pyramid4.jpg--350x230) Pyramid at the Copan ruins (copan.jpg--390x250)
ジャバ島のピラミッド
ボロブドゥール寺院遺跡
Java, Indonesia
階段式ピラミッド
ホンジュラス・コパン遺跡
Copan, Honduras
Rice Goddess in Bali Island (baligal2.jpg--198x383) Young Moon Goddes Rice at Copan (mayagal2.jpg--202x385)
インドネシアの米の女神
Rice Goddess
at Bali, Indonesia
マヤの月の女神
Young Moon Goddess
of Maya


写真についての説明は、
前のページ (飛鳥とペルシャ(波斯)  石人男女像の謎)
を見てください。 新しいウィンドーが開きます。

ここでちょっぴり一休みしてください。

Himiko as a Polynesian dancer (skirt4.gif--300x415)

例によって案内役の卑弥子でーす。

マウスのポインターをあたくしの上へ持ってきてください。民俗音楽をバックグラウンド・ミュージックに、あたくし踊らせていたただきマース。

この格好を見ればあたくしがこれから何を話そうとするか、ご想像がつくと思います。 あたくしが身に着けているのは、サモアの民族衣装のつもりです。あたくしの踊りの伴奏に聞こえる音楽は、 間違いなくサモアのものです。

サモアは南太平洋に浮かぶ小国です。ニュージーランドの北東に位置しています。上の地図で見ると、ちょうどバリ島とイースター島の中間ぐらいでしょうか。 日付変更線のすぐ東側トンガの隣にあります。つまり、世界でいちばん最後の時を刻む国です。 ウポル島、サバイイ島の2つの主島と数個の小島からなる島嶼国です。広さは東京都の約1.4倍(2,860平方km)です。

サモア人を含めて、ポリネシア人が南太平洋の島々に定住するようになった歴史的足跡は、これまでの研究の成果から、 大体次のように考えられています。

まず5千年以上前、おそらく東シナ海周辺から南下して西太平洋に拡散したのがラピタ人であり、 彼らは3千年ほど前には西ポリネシアのトンガやサモアまで分布するようになりました。やがてポリネシア人と呼べるような性格を備えることになります。 さらに遠洋航海術を発展させ、2千年程前にはポリネシアの中枢部の島々に拡散し、今から千年程前に、辺境ポリネシアのハワイ諸島、 イースター島、ニュージーランドまで居住するようになりました。

この歴史的なポリネシア人の動きは考古学や言語学の方面から描かれたものとも、だいたい合っており、 現在では南太平洋への人間の拡散モデルとして広く受け入れられています。

しかし、この西方からの流れに対して疑問を抱く研究者もかなりいます。 最初にあたくしが紹介したノルウェーの探検家・人類学者のトール・ヘイエルダールさんも、この説に疑問を抱いた一人です。 コンティキ号の航海は東方からの、つまり南米からの民族の移動を実証したものです。

このようなことから、ヨーロッパ人の航海活動に先立つこと千年あまり前に、 ポリネシア人がポリネシアの島々と南米と北米との間で太平洋横断航海をした可能性が非常に強いことを主張する研究家もかなりいます。

 

Sekijin (sekijin2.jpg--166x252)石人男女像は
中南米から
やって来た
石工によって
作られた、とでも
言うのですか?

Face of the Mayan moon goddess (mayagal3.jpg--125x170) Moai at Easter Island (moai02.jpg--112x242)
マヤの月の女神 イースター島のモアイ

マヤの月の女神の表情を見ると、石人男女像の表情より日本的な印象を受けます。イースター島のモアイは表情の感じはだいぶ違います。しかし、 鼻と帽子が良く似ています。

このページの表題の通り、飛鳥は中南米と下の地図に示したとおり、海のハイウエイによって結ばれています。 海洋民族は、風の吹く方向、雲の動き、海面の波の様子、鳥の飛行状態、漂流物、海水の色、匂い、透明度などから、 これらの海のハイウエイを的確に見出して航海するといわれています。

Ocean currents (ocean03.jpg--447x285)

主な潮流 (Major Ocean Currents)

  • 1 - Gulf stream
  • 3 - Laborador current
  • 7 - North equatorial current
  • 8 - North equatorial counter current
  • 9 - South equatorial current
  • 10 - South equatorial counter current
  • 11 - Equatorial counter current
  • 12 - Kuroshio current
  • 14 - Alaska current
  • 16 - California current

我われがちょうど地図を見てナビゲートしながら高速道路を通って目的地へ行くようなものです。 海にあまりなじみの無い生活をしている現代人には、想像もつかないほど、彼らは、この海のハイウエイを利用して、交易や、 文化の交流を深めていたかもしれません。

しかし、だからといって、飛鳥にある石人男女像が、中南米からやって来た石工によって作られたとは私は思いません。 もちろん、その可能性が全くないというつもりはありません。原日本人南方起源説などは、 まさにこの潮流ハイウエイを使って原日本人が南方からやって来たということを主張している学説です。

ではなぜ、この中南米・黒潮説を採らないのか?それは、南方人よりも、もっとふさわしい人たちがいるからです。 そのことについては、次のページで説明します。

 

 

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Mascot girl Himiko (himiko6.gif--172x280)

 

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筆者紹介
Akira Kato (kato.jpg--180x135)
  • 日本とカナダの大学で教育を受ける。
  • 横浜にある大手の電器メーカーでコンピューターのソフトウエアの開発に従事する。
  • カナダのノースウエスト隼州政府・財務省に勤務する。
  • バンクーバーのランガラ・カレッジおよびサレーのクワンテレン・カレッジで講師を勤める。
  • ヨーロッパ、東南アジア、中国、北米を幅広く旅行する。
  • 現在、経営コンサルタント、フリーランス・ライターとして活躍している。



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